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今日の
声の名言
☆ １１月１６日 ☆
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1.
雑草の上を歩けば
雑草たちの　声がする
大地にしっかり根をはった
あたたかな声なのだ
強いひびきなのだ
このねむれる者を
叱咤し
はげます声なのだ
（ 石塚朋子 ）
2.
雲雀(ひばり)の鳴くのは口で鳴くのではない、
魂全体が鳴くのだ。
魂の活動が声にあらわれたもののうちで、
あれ程元気のあるものはない。
（ 夏目漱石 ）
3.
大声で叫ぶようにしてしゃべる人は、
たいてい、考えないで、
ひとのことばを借りているのである。
偽りもののセリフだから
立て板に水のようにしゃべりまくることができるのである。
（ 外山滋比古 ）
4.
わがこゑののこれる耳や福は内
（ 飯田蛇笏 ）
5.
はじめから声からしたる蛙かな
（ 黒柳召波 ）
6.
ひと声聞いただけで鶉(うずら)が獲れるものではない。
（ フランスのことわざ・格言 ）
7.
自分から声をかけないと、
誰も振り向いてくれませんよ。
（ テレビドラマ『ショムニ』 ）
8.
短詩型文学は、散文を読むように読んではいけないのである。
そもそも「よむ」こと自体が詩となじまぬ。
朗唱、朗詠すべきであろう。
声にして、音にして、その響きが意識のほの暗い所をゆさぶる。
いわば心で読む。
舌頭(ぜっとう)に千転させて、おのずから生じるものを心で受けとめる。
そういうものでなくてはならない。
（ 外山滋比古 ）
9.
笑い声をあげるのは素人のお客だ。
プロのお客はなかなか笑い声などあげない。
そんなお客は肩を見ているとわかる。
ほんとうに面白かったら肩が揺れる。
（ 中邨秀雄 ）
10.
迷いとは、自分への過剰なこだわりから生じるものなのだ。
自分ばかりを見ようとしてはいけない。
自分の声ばかりを聞こうとしてはいけない。
（ 植西聰 ）
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