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今日の
小林秀雄の名言
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12月29日
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1.
絵を見るとは、
理解する事とは全く別種な認識を得る練習だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
職業に深入りしてみると、
仕事の中に、
自(おの)ずから一種職業の秘密とでも言うべきものが現れて来るのを感じて来る。
あらゆる専門家の特権であります。
秘密と申しても、
無論これは公開したくないという意味の秘密ではない、
公開が不可能なのだ。
人には全く通じ様もない或(あ)るものなのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
(優れた芸術作品に対するやむ得ぬ)沈黙は
空虚ではなく感動に充ちているから、
何かを語ろうとする衝動を抑え難く、
而(しか)も、口を開けば嘘になるという意識を眠らせてはならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
語ろうとする何物も持たぬ時でも、
聞いてくれる友はなければならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
有能な実行家は、
いつも自己主張より物の動きの方を尊重しているものだ。
現実の新しい動きが看破されれば、
直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
敏感な男は、
例外なく、女に対して、
一種の恐怖をもっているのはたしかだね。
女には、とてもかなわない、
と思っているよ。
動物的本能から、
そう感じているよ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
絵や音楽について沢山の知識を持ち、
様々な意見を吐ける人が、
必ずしも絵や音楽が解(わか)った人とは限りません。
解るという言葉にも、
いろいろな意味がある。
人間は、いろいろな解り方をするものだからです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
どちらを選ぶか、
その理由が考えられぬからこそ、
人は選ぶのである。
そこまで人は追い詰められねばならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
常識というものは、
人々が尋常時に永い事かかって
慎重に築き上げた思想である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸の騒ぐなりけり」と歌われて、
私達の胸中にも何ものかが騒ぐならば、
西行の空観は、私達のうちに生きているわけでしょう。
まるで虚空(こくう)から花が降って来る様な歌だ。
厭人(えんじん)も厭世(えんせい)もありはしない。
この悲しみは生命に溢(あふ)れています。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
一般に
女が自分を女だと思っている程、
男は自分は男だとは思っていない。
この事情は様々の形で現れるが
あらゆる男女関係の核心に存(そん)する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
僕等は西洋の思想に揺り動かされて、
伝統的な日本人の心を大変微妙なものにして了(しま)ったのだが、
その点に関する適確な表現を
現代の日本人は持っていないのである。
これは現代文化の大きな欠陥だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
あらゆる天才の存在というものは、
社会に対して一つのアイロニイとなる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
人間は、
孤独な反省に頼って己れを知る様には
決して作られてはいないのである。
常に他人が必要だ、
いや他人を信ずる事が、
他人に信じられる事が。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
詩人を理解するという事は、
詩ではなく、
生まれ乍(なが)らの詩人の肉体を理解するという事は、
何と辛い想いだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
現実を眺めて、その遠近法ばかり研究していても仕方ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
誰も、モオツァルトの音楽の形式の均整を言うが、
正直に彼の音を追うものは、
彼の均整が、どんなに多くの均整を破って得られたものかに
容易に気付く筈(はず)だ。
彼は、自由に大胆に限度を踏み越えては、
素早く新しい均衡を作り出す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
極度に明敏な人は
夢想するに到る。
限度を越えて疑うものは
信ずるに到る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
作品から人々がほんとに得をするのは
作品に感服した場合に限るので、
とやかく批評なぞしている際に、
身になるものは
事実なんにも貰っていやしないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
(空虚ではなく感動に充ち、語ろうとする衝動は抑えがたく、しかも口を開けば嘘になるという)沈黙を創り出すには
大手腕を要し、
そういう沈黙に堪えるには
作品に対する痛切な愛情を必要とする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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