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今日の
小林秀雄の名言
☆
12月27日
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1.
常識というもので汚れるくらいやさしい事はない、
ぼんやりと年をとって行けば充分なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
人間は、
孤独な反省に頼って己れを知る様には
決して作られてはいないのである。
常に他人が必要だ、
いや他人を信ずる事が、
他人に信じられる事が。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
小説を創るのは
小説の作者ばかりではない。
読者も又
小説を読む事で、
自分の力で作家の創る処(ところ)に協力するのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
どんなに驚くべき歴史事件も
隈(くま)なく手入れの行きとどいた史観の網の目に捕らえられて
逃げる事は出来ない。
そういう事になると、
史観さえあれば、本物の歴史は要らない
と言った様な事になるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
恋愛小説により、
自分を失い
他人の恋愛を装う術(すべ)を覚える様に、
他人の思想を装う術を覚えては駄目だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
表現とは
認識なのであり自覚なのである。
いかに生きているかを自覚しようとする
意志的な意識的な作業なのであり、
引いては、
いかに生くべきかの実験なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
批評文を書いた経験のある人たちならだれでも、
悪口を言う退屈を、
非難否定の働きの非生産性を、
よく承知しているはずなのだ。
承知していながら、一向やめないのは、
自分の主張というものがあるからだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
骨折り損のくたぶれ儲けという事がある。
これは骨さえ折れば、悪くしたってくたぶれ位は儲かる
という意味である。
現実的な骨折りをすれば、
くたぶれだって現実的な内容をもっている。
その内容はいつも教訓に溢(あふ)れている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
疑惑のなかにこそ真の自由がある。
それが批評精神の精髄である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
人間を現実への情熱に導かないあらゆる表象の建築は
便覧(マニュエル)に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
経験によって強く頭に閃(ひらめ)く考えというものを、
展開させ育て上げようとする人は
実に少ないものだ。
経験が、その都度(つど)教える考えの閃きは、
その時その時の感想となって
消費されて了(しま)う。
宝石が磨かれないで捨てられて行く様なものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
凡(すべ)ての大思想は、
その深い根拠を個人の心の中に持つ
という事が信じられなければ、
それは(己れが)文学者たる事を信じない事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
得態の知れぬ悲しみを告白するとは、
新しい悲しみを作り出す事に他ならなかった。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
考えるとは、
物に対する単に知的な働きではなく、
物と親身に交わる事だ。
物を外から知るのではなく、
物を身に感じて生きる、
そういう経験をいう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
批評という言葉さえ知らぬ職人でも、
物に衝突する精神の手ごたえ、
それが批評だと言えば、
解(わか)り切った事だと言うでしょう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
例えば人情という言葉は美しくないか、
道徳という言葉は美しくないか。
長い歴史が、
これらの言葉を紅葉させたからであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
思い出のない処(ところ)に故郷はない。
確乎(かっこ)たる環境が齎(もたら)す確乎たる印象の数々が、
つもりつもって作りあげた強い思い出を
持った人でなければ、
故郷という言葉の孕(はら)む健康な感動はわからないのであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
理解するという事と信ずるという事は、
人間が別々の言葉を幾時(いつ)の間にか必要としていた
その事が語っている通り、
全く性質の違った心の働きである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
こちら側には何物もない、
向こう側には他人だけがいる。
自分は定かな性格を全く持っていない。
同時に、他人はめいめい確固たる性格であり、
実体である様に見える。
こういう奇妙な風景に接して、
はじめて他人というものが
自分を映してくれる唯一の歪(ゆが)んでいない鏡だ
と合点する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
人間的な思想とは即ち
それを言う調子である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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