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今日の
小林秀雄の名言
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12月19日
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1.
人は目覚めて夢の愚を笑う、
だが、夢は夢独特の彫像をもって真実だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
西洋の思想が、僕等の精神を塗り潰して了(しま)った様に錯覚するのも、
思想の形だけを見て、
思想がどの様に人間のうちに生きたか
その微妙さを見落とすところから来る。
その微妙さの裡(うち)に現代の日本人がある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
恋愛によって、自己が発見できる。
自分というものがわかってくるし、
ふだんねむっている理知が、
恋愛によってめざめてくるよ。
だから、恋人たちは才能がある、なんていわれるんだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
相手を征服するのに
相手を真に理解し尽くすという武器より強い武器はない。
これは文化の発達の定法(じょうほう)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
僕等が理解している処(ところ)から得ているものは、
理解していない処から得ているものに比べれば、
物の数ではあるまい。
而(しか)も、その事が、
僕等の生存の殆(ほとん)ど本質をなすものではなかろうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
書物という伴侶、
これが、以前はよく解(わか)らなかった。
私は、依然として、
書物を自分流にしか読まないが、
その自分流に読むという事が、
相手の意外な返答を期待して、
書物に話しかける、
という気味合(きみあい)のものになったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
ある対象を批判(=批評)するとは、
それを正しく評価する事であり、
正しく評価するとは、
その在るがままの性質を、
積極的に肯定する事であり、
そのためには、
対象の他のものとは違う特質を明瞭化しなければならず、
また、そのためには、
分析あるいは限定という手段は必至のものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
正直に自己を語るのが難しいのではない。
自己という正体をつきつめるのが、
限りなく難しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
(思い出と希望という)この生活感情の言わば対照的な二方向を支えるものは、
僕等の時間を発明した僕等自身の生に他ならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
真の逆説の源には、
つねに烈(はげ)しい率直な観察がなければならぬ、
割り切れない現実を直覚する
鋭敏な知性がなければならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
俺が俺の過去を労(いたわ)ろうとすればするほど、
それは俺には赤の他人に見えて来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
どんなに人の名前というものを見くびったって、
やがて、それは
先(ま)ず人間そのものを見くびらなければ、出来ない事だ
と合点するようになる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
一体、頭がいいとか悪いとかいう様な言葉は、
恐らく昔はなかったので、
抽象とか理論とかに関する能力如何(いかん)に準じて、
人間の頭を品評する傾向が強くなって、
はじめて現れた不健全な言葉ではないかと思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
人間の内部は、見通しの利かぬものだ。
そんな事なら誰も言うが、
人間がお互いの眼に見透しのものなら、
その途端に、
人間は生きるのを止(や)めるだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
常識というもので汚れるくらいやさしい事はない、
ぼんやりと年をとって行けば充分なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
出来る事なら、古い知識なり経験なりで、
新しい事件を解釈して安心したい。
言い代えれば、恰(あたか)も古い事件に対する様に、
この新しい事件に安心して対したい。
僕等は、知らず知らずの間に、
そういう事をやる。
こういう心理傾向からは、
なかなか逃れ難い。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
人間はこの世が簡明にみえる青年期を過ぎると、
あまり複雑で手の付け様もない世の実状を眺める様になる。
これを乗り切ると
この世は案外単純な相を呈して来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
人間の心ほど多様で複雑なものはない。
誰が人の心の不思議を知り得ようか。
自分の心さえ知らないのに。
知っていると思っているのは、
経験の足りない馬鹿者か、
思い上がった利巧者(りこうもの)だけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
天職という言葉がある。
若(も)し天という言葉を、
自分の職業に対していよいよ深まって行く
意識的な愛着の極限概念と解するなら、
これは正しい立派な言葉であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
なるほど器物の美しさは、
買う買わぬと関係はあるまいが、
美しい器物となれば、
これを所有するとしないとでは
大変な相違である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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