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今日の
小林秀雄の名言
☆
12月18日
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1.
思想の真の敵は己れ自身にあるのである。
どの様な思想も安全ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
何故(なぜ)わからぬ絵の展覧会が満員になるのか。
わからぬ絵に惹(ひ)かれたからではないか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
(独創的・個性的な仕事をなすような自己とは)
実際の物事にぶつかり、
物事の微妙さに驚き、複雑さに困却し、
習い覚えた知識の如(ごと)きは、
肝腎(かんじん)要(かなめ)の役には立たぬ
と痛感し、
独力の工夫によって自分の力を試す、
そういう経験を重ねて
着々と得られるものに他ならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
凡ては永久に過ぎ去る。
誰もこれを疑う事は出来ないが、
疑う振りをする事は出来る。
いや何一つ過ぎ去るものはない積りでいる事が、
取りも直さず僕等が生きている事だとも言える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
人間を現実への情熱に導かないあらゆる表象の建築は
便覧(マニュエル)に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
事件は独りで決して起こらない。
人々のうちに膨れ上がり鳴りひびくところに、
事件は無数の切口をみせる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
俺のして来た経験の語り難い部分だけが、
今の俺の肉体の何処(どこ)かで生きている、
そう思っただけで
心は一杯になって了(しま)うのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
今日(こんにち)の都会を描こうとしても
都会ははや性格を持ってはいない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
思い出となれば、みんな美しく見える
とよく言うが、
その意味をみんなが間違えている。
僕等が過去を飾り勝(が)ちなのではない。
過去の方で
僕等に余計な思いをさせないだけなのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
正しいが故(ゆえ)に美しい学問のなかとか、
美しいが故に正しい芸術のなかとか、或(ある)いは
日に新たな処世術のなかにさえいれば、
精神はどんなに烈しく動いても
疲れる様な気遣いはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
社会的伝統というものは奇怪なものだ。
これがないところに
文学的リアリティというものも亦(また)考えられない
とは一層奇怪なことである。
伝統主義がいいか悪いか問題ではない。
伝統というものが、
実際に僕等に働いている力の分析が、
僕等の能力を超えている事が、言いたいのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
本当に才能のある人は、
才能を持つ事の辛さをよく知っている。
その辛さが彼を救う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
己れを棚に上げた空論が、己れの姿をかくしている時、そういう時にこそ、作家は各自が手をつくして、その宿命、その可能性、その欲望を発見しようと努める可(べ)きである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
私は私の愛している人を笑う事は出来ない。
私はその人に対してほほえむだけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
物を考えるとは、
物を掴(つか)んだら離さぬという事だ。
画家が、モデルを掴んだら
得心(とくしん)の行くまで離さぬ
というのと同じ事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
ミケランジェロは、
大理石の塊に向かって、
鑿(のみ)を振るう、大理石の破片が飛び散るに従って、
自分が何を考え、何を感じているかが明らかになる、
遂にダヴィッドが石の中から現れ、
ダヴィッドとは自分だと合点するに至る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
芸術はいつの世でも強烈な個性を必要とする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
読書百遍(ひゃっぺん)という言葉は、
正確に表現する事が全く不可能な、
又それ故(ゆえ)に価値ある人間的な真実が、
工夫を凝らした言葉で書かれている書物
に関する言葉です。
そういう場合、
一遍(いっぺん)の読書とは
殆(ほとん)ど意味をなさぬ事でしょう。
そういう種類の書物がある。
文学上の著作は、
勿論(もちろん)、そういう種類のものだから、
読者の忍耐ある協力を希(ねが)っているのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
若(も)し同じ出来事が、
再び繰返される様な事があったなら、
僕等は、思い出という様な意味深長な言葉を、
無論発明し損ねたであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
本当に都会人の心をもった人だけが
今日(こんにち)の都会に生きる事のつらさを
一番よく知っているだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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