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今日の
小林秀雄の名言
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5月26日
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1.
作家にとっては、
影響を受ける
(影響を与えるという事は、彼には何の意味も持たない)
という事は、
同化、再生という、分割出来ぬ過程を意味します。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
常に見られる進歩派と保守派との対立は、
伝統の問題には、恐らく何(な)んの関係もあるまい。
両者が争っている対象は、
伝統というよりむしろ怠惰な精神にも自明な習慣というものだ、
と言った方がいいだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
詩歌とは畢(たん)に鶯(うぐいす)の歌ではない。
やがて強烈な自意識は
美神を捕えて
自身の心臓に幽閉せんとするのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
老人は思い出に生きるという、
だが、彼が過去に賭けているものは、
彼の余命という未来である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
人の有るが儘(まま)の心は、
まことに脆弱(ぜいじゃく)なものである
という、疑いようのない事実の、
しっかりした容認のないところに、
正しい生活も正しい学問も成り立たぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
私は、
自分の職業の命ずる特殊な具体的技術のなかに、
そのなかだけに、
私の考え方、私の感じ方、
要するに私の生きる流儀を感得している。
かような意識が
職業に対する愛着であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
俺を支えているものは俺自身ではなく、
ただ俺の過去なのかもしれない。
俺には何の希望もないのだから。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
世間を小説風に見る事から始めて、
小説を世間風に見る事に終わる、
どうもこれが大多数の小説読者が歩く道らしく思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
(空虚ではなく感動に充ち、語ろうとする衝動は抑えがたく、しかも口を開けば嘘になるという)沈黙を創り出すには
大手腕を要し、
そういう沈黙に堪えるには
作品に対する痛切な愛情を必要とする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
書物の数だけ思想があり、
思想の数だけ人間が居るという、
在(あ)るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
(独創的・個性的な仕事をなすような自己とは)
実際の物事にぶつかり、
物事の微妙さに驚き、複雑さに困却し、
習い覚えた知識の如(ごと)きは、
肝腎(かんじん)要(かなめ)の役には立たぬ
と痛感し、
独力の工夫によって自分の力を試す、
そういう経験を重ねて
着々と得られるものに他ならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
一度起こって了(しま)った事は、
二度と取り返しが付かない、
とは僕等が肝に銘じて承知しているところである。
それだからこそ、
僕等は過去を惜しむのだ。
歴史は人類の巨大な恨みに似ている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
(独創的・個性的な仕事をなすような自己とは)
心理学が説明出来る様なものでもなし、
倫理学が教えられる様なものでもあるまい。
ましてや自己反省という様な空想的な仕事で
達せられる様なものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
確乎(かっこ)たる環境が齎(もたら)す
確乎たる印象の数々が、
つもりつもって作りあげた強い思い出を
持った人でなければ、
故郷という言葉の孕(はら)む健康な感動は
わからないのであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
人間は
何かである事を絶えず拒絶して、
何かになろうとしている。
そういう人間に(人間とは何かという)問いを掛けるには、
もっと人間に近付かねばならぬ、近付き過ぎるほど近付いて
問わねばならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
一定の意見を持たず
どんなものでも素直に味(あじわ)おうと心掛けて、
心を豊富にして行く修行は、
批評なぞをする事よりも
難かしい事だと知らねばなりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
人間の内部は、見通しの利かぬものだ。
そんな事なら誰も言うが、
人間がお互いの眼に見透しのものなら、
その途端に、
人間は生きるのを止(や)めるだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
現実を眺めて、その遠近法ばかり研究していても仕方ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
こうあって欲しいという未来を理解する事も易しいし、
歴史家が整理してくれた過去を理解する事も易しいが、
現在というものを理解する事は、
誰にもいつの時代にも大変難しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
女は
ごく僅少(きんしょう)な材料から
確定した人間学を作り上げる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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