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今日の
小林秀雄の名言
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5月27日
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1.
物を見る眼、
頭ではない、視力です。
これを養うのは
西洋のものじゃだめ、
西洋の文学でも、美術でも、
眼の本当の修練にはならない。
日本人は日本で作られたものを見る修練をしないと
眼の力がなくなります。
頭ばかり発達しまして。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
何はどうなるだろう?
彼(か)にはどうなるだろう?
と人の顔さえ見ればインテリゲンチャは言っている。
言わなければ沽券(こけん)にかかわる様な気がしているのだろう。
それだけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
若(も)しも理想がスローガンに過ぎないのならば、
理想なんか全然持たない方がいい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
本当に、死が到来すれば、
万事は休する。
従って、われわれに持てるのは、
死の予感だけだと言えよう。
しかし、これは、
どうあっても到来するのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
小説の面白さは、
他人の生活を生きてみたいという、
実に通俗な人情に、
その源を置いている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
喜びを新たにするには悲しみが要り、
信を新たにするには疑いが要る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
物の動きに準じて自己を日に新たにするとは
一種の無私である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
作品から人々がほんとに得をするのは
作品に感服した場合に限るので、
とやかく批評なぞしている際に、
身になるものは
事実なんにも貰っていやしないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
(風景に対する愛や信頼によって)
出来上がった風景画は、
見る人に愛や信頼を要求している。
かような要求に共鳴するからこそ、
美しい形の知覚は、
動かし難く、堅固(けんご)なものになるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
青年は観察されることをきらう。
観察されていると知るや、
すぐ仮面をかぶる。
その点で、青年ほど
気難しく、誇り高いものはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
事件は独りで決して起こらない。
人々のうちに膨れ上がり鳴りひびくところに、
事件は無数の切口をみせる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
物を考えるとは、
物を掴(つか)んだら離さぬという事だ。
画家が、モデルを掴んだら
得心(とくしん)の行くまで離さぬ
というのと同じ事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
音楽の美しさに驚嘆するとは、
自分の耳の能力に驚嘆する事だ、
そしてそれは
自分の精神の力に今更の様に驚く事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
観は、日本の優れた芸術家達の行為のうちを貫道しているのであり、
私達は、彼等の表現するところに、それを感得している。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
要するに凡(およ)そ物の真相とは、
人間が追求するが発見は出来ない
或(あ)るものの様にも考えられるし、
発見はするが追求は出来ない
或るもののようにも考えられる。
恐らくどちらも本当であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
僕の接する学生諸君に、
愛読書は何かと聞いて、
はっきりした答えを得た事がありません。
愛読書を持つという事が
大変困難になって来ています。
様々な傾向の本が周囲にあんまり多すぎる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
恋愛は冷徹なものじゃないだろうが、
決して間の抜けたものじゃない。
それ処(どころ)か、
人間惚れれば
惚れない時より数等(すうとう)利巧になる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
人々は批評という言葉をきくと、すぐ
判断とか理性とか冷眼とかいうことを考えるが、
これと同時に、
愛情だとか感動だとかいうものを、
批評から大へん遠い処(ところ)にあるものの様に考える。
そういうふうに考える人々は、
批評というものに就(つ)いて
何一つ知らない人々である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
芸術作品の美は、
或る一つの作品の比類のない現実性を離れて考えられぬものであり、
従って、美学者の考えるような、
個々の作品の美しさが演繹(えんえき)出来るような
一般的な美の観念でもない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
どんな時代にしたって
人間としての真の確信というものを掴まえるのは、
生やさしい仕事ではないし、
ほんと言えば
青年などの手に合う仕事ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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