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今日の
小林秀雄の名言
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5月28日
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1.
自分で判断して、
自分の理想に燃えることの出来ない人は
スローガンとしての理想が要るが、
自分でものを見て明確な判断を下せる人には
スローガンとしての理想などは要らない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
人間の心ほど多様で複雑なものはない。
誰が人の心の不思議を知り得ようか。
自分の心さえ知らないのに。
知っていると思っているのは、
経験の足りない馬鹿者か、
思い上がった利巧者(りこうもの)だけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
世に聖人と言われている人が、
いかに巧みに「不動心」を説いてみせても、
当人の「自慢ノ作リ事」を出られないのは、
死物を以(もっ)て、生物を解こうとする、
或(ある)いは解けるとする無理から来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、
その便利さで身を滅ぼす。
便利さが新たな努力を麻痺させるからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
百五十年も前に、ナポレオン法典は、
各人の思想発表の自由を規定したのである。
めいめいが好き勝手な事を主張する自由を認めた上で、
皆が協力して秩序ある社会を作ろうとは、
また何という困難極まる理想を人間は抱いたものか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
空虚な精神が饒舌(じょうぜつ)であり、
勇気を欠くものが喧嘩(けんか)を好むが如(ごと)く、
自足する喜びを蔵(ぞう)しない思想は、
相手の弱点や欠点に乗じて生きようとする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
考える事が不得手(ふえて)で、
従ってきらいで、
止むを得ず実行家になっている種類の人が一番多いのだが、
また、そういう実行家が、
如何(いか)にも実行家らしい実行家の風をしてみせるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
伝統とは
僕等の生活の思い出が沈澱する
言わば人類の記憶の穴だ。
真理も虚偽も
この穴の住人となるや
等しく伝統という不思議な言葉で着色され、
動かし難い第二の自然と化する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
できあがった知をもらうことが学ぶことではなし、
できあがった知を与えることが教えるということでもなかろう。
質問する意志が、疑う意志が第一なのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
先(ま)ず直覚しない聡明は、
何事もなし得ぬものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
生きた人(=生きている人)が
死んで了(しま)った人について、
その無気(なけ)なしの想像力をはたく。
だから歴史がある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
美しい自然を眺めてまるで絵の様だと言う、
美しい絵を見てまるで本当の様だと言います。
これは、私達の極(ごく)普通な感嘆の言葉であるが、
私達は、われ知らず
大変大事な事を言っている様だ。
要するに、美は夢ではないと言っているのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
言葉の扱い方に於(お)いては、
各人は他人(ひと)には通じようのない、
又、自分自身にも、はっきりと説明しようのないものを信じている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
忘我のうちになされた告白だけが
真実なものだ。
何と沢山な告白好きが、
気楽に自分を発見し、
自分を軽信し、
自分自身と戯れる事しか出来ないでいるか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
実証精神というものは、
物の見方とか考え方とかに関する
智識化し形式化した方法
というものを常に疑い、
これと戦い、
物を直(じか)に見て物から直に考える方法を
得ようと努める精神を指す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
理解するという事と信ずるという事は、
人間が別々の言葉を幾時(いつ)の間にか必要としていた
その事が語っている通り、
全く性質の違った心の働きである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
もしも、脳髄と人間の精神が並行していないなら、
僕の脳髄が解体したって、
僕の精神はそのままでいるかも知れない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
人々はピカソの提示する形象の不安と謎とに、
われ知らず、誘われている。
彼の絵に隠された心理的な問題性を直覚している。
ピカソの作品が
見る人々を、
暗黙のうちに、直(じか)に動かす
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
歴史は人類の巨大な恨みに似ている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
だいたい恋愛を感じるのは、
男も女も、
相手のおろかさにひかれるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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