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今日の
小林秀雄の名言
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3月9日
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1.
真の芸術家にとって、
美とは彼の性格の発見という事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
拙(まず)く書くとは即(すなわ)ち
拙く考える事である。
拙く書けてはじめて
拙く考えていた事がはっきりする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
優れた芸術作品は、
必ず言うに言われぬ或(あ)るものを表現していて、
これに対しては学問上の言語も、
実生活上の言葉も為(な)す処(ところ)を知らず、
僕等は止(や)むなく口を噤(つぐ)む。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
現代の音楽好きは、
音楽の暗示するさまざまな空想にとらわれず、
鳴っている音を
絶対的な正確さで、耳で捕らえる
という音楽鑑賞の基本がぐらついているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
人間的な思想とは即ち
それを言う調子である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
自分を冷静に観察してみるがいい。
その時、恰(あたか)も肉体のうちに異物が這入(はい)って来る苦痛を感じる様に、
観察という異物が侵入して来る不快を覚えない様な精神は
生きた精神ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
批評が出来るからといって
助言が出来るとは限らぬ。
助言というものは
(批評よりも)もっと実際的な親身な筋合いのものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
人間に(とって)一番興味ある「物」は、
人間であろうし、
一番激しい興味は、
恋愛の情にあるだろう。
恋歌は詩の基だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
悲劇とは単なる失敗でもなければ、
過誤でもないのだ。
それは人間の生きてゆく苦しみだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
早く不安から逃れようとする。
新しい事件を古く解釈して
安心しようとする。
これは僕等がみんな
知らず知らずのうちにやっている処(ところ)であります。
事件の驚くべき新しさというものの正体に
眼を据(す)えるのが恐いのである。
それを見詰めるのが
不安で堪(たま)らぬのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
俺が生きる為(ため)に必要なものは
もう俺自身ではない、
欲しいものはただ
俺が俺自身を見失わない様に
俺に話しかけてくれる人間と、
俺の為に多少は生きてくれる人間だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
絵や音楽を、
解(わか)るとか解らないとかいうのが、
もう間違っているのです。
絵は、眼で見て楽しむものだ。
音楽は、耳で聴いて感動するものだ。
頭で解るとか解らないとか
言うべき筋のものではありますまい。
先(ま)ず、何を措(お)いても、
見ることです。
聴くことです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
考えるとは、合理的に考える事だ。
能率的に考える事ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
一定の意見を持たず
どんなものでも素直に味(あじわ)おうと心掛けて、
心を豊富にして行く修行は、
批評なぞをする事よりも
難かしい事だと知らねばなりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
私達は、
好き嫌いの心の働きの価値を、
ひどく下落させて了(しま)った。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
空虚な精神が饒舌(じょうぜつ)であり、
勇気を欠くものが喧嘩(けんか)を好むが如(ごと)く、
自足する喜びを蔵(ぞう)しない思想は、
相手の弱点や欠点に乗じて生きようとする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
仏教によって養われた
自然や人生に対する観照的態度、審美的態度は、
意外に深く私達の心に滲透(しんとう)しているのであって、
丁度雑沓(ざっとう)する群衆の中で
ふと孤独を感ずる様に、
現代の環境のあわただしさの中で、
ふと我に還(かえ)るといった様な時に、
私はよく、成る程と合点するのです。
まるで遠い過去から通信を受けた様に感じます。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
一体老成した表現にはすべて
知らず知らずに人を引きつける強い魅力がそなわっているもので、
人が何かに酔って頭が興奮していない限り、
そういう魅力はごく自然に人を捕らえるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
悲しみ泣く声は、
言葉とは言えず、歌(=短歌)とは言えまい。
寧(むし)ろ一種の動作であるが、
悲しみが切実になれば、
この動作には、
おのずから抑揚がつき、拍子がつくであろう。
これが歌の調べの発生である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
プライヴァシーなんぞ侵されたって、
人間の個性は侵されはしない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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