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今日の
小林秀雄の名言
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1月23日
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1.
僕等はあらゆる簡便法の直中(ただなか)にいる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
technique は国際的にもなり得よう、
事実なっているが、
国際文化などというのは妄想である。
意味をなさぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
その人の性格とは、
その人の言葉を語る、一瞬も止まる事なく独特な行動をする
その人の肉体全体を指す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
人間を現実への情熱に導かないあらゆる表象の建築は
便覧(マニュエル)に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
好きなことがむずかしいというのは、
むずかしいことが好きにならなきゃいかんということでしょう。
たとえば野球の選手が、だんだんむずかしい球が打てる。
やさしい球を打ったってつまらん。
投手もむずかしい球をほうるようになる。
やさしいことがつまらぬ、
ということは、たれにもあります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
今日(こんにち)の新作家で、
青春というものを大切にして、
充分にその秘密を生きて、
はっきりとした里程標(りていひょう)を建てて置こうと努力している作家が少いのは
厭(いや)な傾向だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
本当にいい音楽とか、いい絵とかには、
何か非常にやさしい、当り前なものがあります。
真理というものも、
ほんとうは大変やさしく、
単純なものではないでしょうか。
現代の絵や音楽には、
その単純なものが抜け落ちています。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
大多数の人が
(批評への取り組みについて)
中途半端のところで安心している様に思われてなりません。
批評は他人には危険かも知れないが、
自分自身には少しも危険ではない、
そういう批評を安心してやっている。
だから批評の為の批評しか出来上がらぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
中天にかかった満月は五寸に見える、
理論はこの外観の虚偽を明かすが、
五寸に見えるという現象自身は
何等(なんら)の錯誤も含んではいない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
現代人は例えば
Aばかりを考えあぐねた末に反対のBを得る
という風な努力をしない。
そういう迂路(うろ)と言えば迂路を辿(たど)る精神の努力だけが
本当に考えるという仕事なのだが、そういう能力を次第に失い、
始めからAとBと両方を考える、
従ってもはや考えない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
現代の学生は不安に苦しんでいるとよく言われる。
不安なら不安で、
不安から得をする算段をしたらいいではないか。
学生時代から安心を得ようなどと
虫がよすぎるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
恋愛は冷徹なものじゃないだろうが、
決して間の抜けたものじゃない。
それ処(どころ)か、
人間惚れれば
惚れない時より数等(すうとう)利巧になる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
善とは何かと考えるより、
善を得ることが大事なのである。
善を求める心は、各人にあり、
自ら省みて、この心の傾向をかすかにでも感じたなら、
それは心のうちに厳存(げんそん)することを
率直に容認すべきであり、
この傾向を積極的に育てるべきである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
言葉も亦(また)
紅葉の葉の様に自ら色づくものであります。
ある文章が美しいより前に、
先(ま)ず材料の言葉が美しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
整然たる秩序のなかに、
どんなに厳正に表現された哲学体系も
表現者の人間臭を離れられぬ。
歴史の傀儡(かいらい)、
社会の産物たる個人の影をひきずるものだ。
哲学が文学に通ずるのは、
この影に於(お)いてのみである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
作品は
現実的に死んで古典化して行くとともに
又その輪郭を明らかにして行く。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
批評が出来るからといって
助言が出来るとは限らぬ。
助言というものは
(批評よりも)もっと実際的な親身な筋合いのものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
凡(およ)そ真の思想とは本能に酷似している。
これを感得する時は驚く程鮮明だが、
これを説明しようと思えば忽(たちま)ち無闇な(=度を超した)迷宮と変ずるものではあるまいかと。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
現代の音楽好きは、
音楽にはいろいろな聞き方がある
という考えに捕らわれ過ぎているように思われる。
音を言葉で翻訳することに
あまり忙しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
世人(せじん)がこれ(=変わり者)を許すのは、
教養や観念によってではない、
付き合いによってである。
付き合ってみて、
世人は知るのだ。
自己に忠実に生きている人間を軽蔑する理由が
何処(どこ)にあるか、と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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