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今日の
風の名言
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9月20日
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1.
伝言板のうえの言葉は、一人から一人へ宛てられているが、いつでも誰でもの目にふれている。
いつでも風に吹かれているが、必要なだけの短さで誌(しる)された、一人から一人への密(ひそ)かな言葉だ。
(
長田弘
)
2.
不幸もついには倦(あぐ)む時が来る。
風がいつでも同じ激しさで吹くとは限らないように。
(
エウリピデス
)
3.
雑草がはこびるのは風が柔らかすぎるからだ。
逆賊どもが図々しくなるのは、政令が寛大すぎるからだ。
(
シェイクスピア
)
4.
転んでもすぐ起きる児(こ)や風光る
( 開田梅月 )
5.
風のなかを自由にあるけるとか、はっきりした声で何時間も話ができるとか、じぶんの兄弟のために何円かを手伝えるとかいうようなことは、できないものから見れば神の業(わざ)にも均(ひと)しいものです。
(
宮沢賢治
)
6.
世の荒い波風よ。
一つ思い切り俺をたたき据えてみよ。
俺は自分がほん物の鉄か、まがい物の鋳物か、知りたいのだ。
(
長与善郎
)
7.
ゆらゆらり手の平で知る初夏の風
(
甲田夏湖
)
8.
淋しさに飯を食ふ也(なり)秋の風
(
小林一茶
)
9.
先生はふるさとの山風薫る
(
日野草城
)
10.
草の絮(わた)飛ぶや輪廻の風の中
(
西條李ら
)
11.
微笑は大なる勢力なり、春の風の如(ごと)し。
心の堅氷を解く力あり。
(
内村鑑三
)
12.
逆風に見舞われたのは
一度や二度ではない。
若いときは辞めたいと思ったこともある。
しかし、どういう逆境も乗り切ってきた。
それが生きて行くうえでの力となっている。
(
三田勝茂
)
13.
わがやどのいささ群竹(むらたけ)吹く風の
音のかそけきこの夕(ゆふべ)かも
(
大伴家持
)
(
【『万葉集』
)
14.
人生をしいて理解しようと
欲してはならない。
人生はそのままひとつの祭日である。
ただ楽しく
その日その日を生きることにしよう。
無心に道を歩く子どもが、
吹く風ごとに春の花びらを
肩にいっぱいに浴びているように。
(
リルケ
)
15.
なぜ、風に翻弄される景色は、
見ても見ても見飽きないのだろう。
これは、
つつましく健気に
地球の生命を根幹から支えている空気が、
時にささやかに、時に凶暴に
自己をアピールする姿を
確認する充足感のようなものではないかしら。
(
米原万里
)
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