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今日の
文章の書き方の名言
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5月9日
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1.
ひとのもつもっとも古い財産である言葉を、つねに現在にむかって更新するのが、詩の言葉のはたらきです。
詩とよばれるのは、言葉のなかにある現在のことです。
(
長田弘
)
2.
料理は、おなかに一杯になればいいというものでは無い。
さらに、料理の本当のうれしさは、多量少量にあるのでは勿論(もちろん)なく、また、うまい、まずいにあるものでさえ無いのである。
料理人の「心づくし」それが、うれしいのである。
心のこもった料理、思い当るだろう。
おいしいだろう。
それだけでいいのである。
(
太宰治
)
3.
本音を吐く本人が、吐いてることに自己陶酔して、他人に感動を強いようとする、そういういやらしさを、近頃の小説や短歌に感じる。
(
田辺聖子
)
4.
物語の才能というものは、出鱈目(でたらめ)の狡猾(こうかつ)な人間ほど豊富に持っている。
(
太宰治
)
5.
「誠実さ」「明晰さ」「わかりやすさ」──これが文章では大事なことです。
(
井上ひさし
)
6.
文章に善悪の区別、たしかにあり。
面貌(めんぼう)、姿態の如(ごと)きものであろうか。
宿命なり。
いたしかたなし。
(
太宰治
)
7.
むずかしいことをやさしく
やさしいことをおもく
おもいことをおもしろく
(
永六輔
)
8.
好きなことを書きなさい。
それ以外の法則はありません。
(
オー・ヘンリー
)
9.
本の文化というものがこれほど長い生命力をもち、本というメディアがこれほど長い間わたしたちのなかに必要なものとされて生きてきたのは、どこにでもあるものを自分が読むことによって、あるいは書くことによって、特別なものにしてゆく方法としてのメディアだったためです。
(
長田弘
)
10.
“3+2=5”っていうものがあるとすれば、いわば小説は“5”という数字であるわけ。
シナリオの場合は“3+2”という数式なんですね。
僕はイコールの先は書きたくない。
(
倉本聰
)
11.
たかが言葉で作った世界を言葉でこわすことがなぜできないのか。
引金(ひきがね)を引け、言葉は武器だ!
(
寺山修司
)
12.
包容力というのは、結局のところ、言葉なんです。
(
長田弘
)
13.
あの人たちには、作者なんて、てんで有り難(がた)くないんだ。
一茶が作っても、かっぽれが作っても、マア坊が作っても、その句が面白(おもしろ)くなけりゃ、無関心なのだ。
(
太宰治
)
14.
懐中電灯が光をつつむ闇をさそいだすように、言葉は言葉をつつんでいる沈黙をさそいだすことができるのでなければならない。
(
長田弘
)
15.
詩とは、地上に生息しながら空中を飛行したがっている水棲動物の日記である。
(
カール・サンドバーグ
)
16.
私は、悲しい時に、かえって軽い楽しい物語の創造に努力する。
(
太宰治
)
17.
自作を語るなんてことは、老大家になってからする事だ。
(
太宰治
)
18.
ものを書いていて、時間がなかったり、うまいことばが出なくて、ありきたりのことばで逃げたくなったとき、(頭の中で)何かその師匠の目がギラッと光って、ダメだといわれる。
そこで七転八倒してまた考える。
(
草柳大蔵
)
19.
編集とは、情報に何らかの処理をして、新たな文脈を生み出すこと。
(
松岡正剛
)
20.
考えるために書く。
書いてみると、
どこまで自分がわかっていて、
どこからわからないのか、わかる。
なぜわかるか。
(わからないところで)書けなくなるから。
あるいは調子に乗って書いていて
急に自分が馬鹿に思えてきて、
その先を続けられなくなるから。
( 加藤典洋 )
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