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今日の
花の名言
☆ ４月２３日 ☆
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1.
「芸術とは何ですか。」
「すみれの花です。」
「つまらない。」
「つまらないものです。」
（ 太宰治 ）
2.
ほころびて所在明かせし梅白し
（ 稲畑汀子 ）
3.
生き物はなべて孤独死梅ひらく
（ 橋本喜夫 ）
4.
咲出(さきいで)て心ならずや帰ばな(かえりばな)
（ 黒柳召波 ）
5.
大切な人の墓に供える花は、自分で育てた花にしていますの。
（ 永六輔 ）
6.
空腹のあと食べすぎる昼桜
（ 池田澄子 ）
7.
ゆらゆらと亡母われ呼ぶ罌粟(けし)のかげ
（ 秋元不死男 ）
8.
書物……一万語を軟禁してある紙の城。
書物……重さ百グラムの愚者の船。
書物……押し花の犯罪。
書物……声を出さない雄弁機械。
書物……瞑想の紙製飛行機。
（ 寺山修司 ）
9.
恋は路傍の花
（ 劉備玄徳 ）
（ 『三国志』 ）
10.
花の夜(よ)のプラットホームの浮力感
（ 大竹照子 ）
11.
花をかわいいと言う人間は傲慢かもね。
花のほうが人間ってかわいいもんだなって思っているかもね。
（ 篠田桃紅 ）
12.
桜ばないのち一ぱいに咲くからに
生命(いのち)をかけてわが眺めたり
（ 岡本かの子 ）
13.
またここへ戻ると萩に杖を置く
（ 宇多喜代子 ）
14.
古い友達を新しいものに変えるのは、
実を売って花を買うようなものである。
（ ローガウ ）
15.
道ばたの空地に群るるつゆ草の
澄みたる藍は草にまぎれず
（ 芹澤たみ ）
16.
自分の土地に流れる水、
己の上に吹きわたる風の気配、
それを自分の存在のアカシとして出発しない限り、
いかなる文化もありはしない。
花がひらくという神秘。
死にゆく樹々の鮮やかな紅葉の死に化粧。
ぼく自身の生命に共振する。
（ 岡本太郎 ）
17.
山には山の　憂いあり
海には海の　かなしみや
ましてこころの　花園に
咲きしあざみの　花ならば
（ 横井弘 ）
18.
風の三月と雨の四月が、
五月を美しいものにする。
（ イタリアのことわざ・格言 ）
19.
こんなに空が青くて、こんなに小鳥がさえずっていて、音楽も、きれいな衣裳も、そして壺(つぼ)いっぱいの花までもが、みんな自分のものだと言うときに、こわくない人なんてあるはずがない。
ああ、すばらしい朝のおそろしさ！
（ 寺山修司 ）
20.
（情緒とは）野に咲く一輪のスミレを美しいと思う心。
（ 岡潔 ）
21.
三椏(みつまた)の花三三が九三三が九
（ 稲畑汀子 ）
22.
若さ、
それは桜の花や、花火と同様、
散ってこそ価値がある。
桜が一年中咲きっぱなしなら、
ビニールの造花と同じだし、
花火が夜空に張り付いたままなら、
繁華街のネオンと同じだ。
（ 杉浦日向子 ）
23.
花に水、人に愛、料理は心や！
（ 神田川俊郎 ）
24.
人間に愛を望むべきではない。
バラの花は塩田では育たないのだから。
（ イラン（ペルシャ）のことわざ・格言 ）
25.
物には時節、花の咲き散り、人間の生死、なげくべき事にあらず
（ 井原西鶴 ）
26.
酒は微酔に飲み、
花は半開に見る。
（ 貝原益軒 ）
27.
菊枯るるいのちあるゆゑ湧く泪
（ 秋元不死男 ）
28.
人間同士の関係はいつも「花と虫」だ、
って誰かが言ってた。
花は悲しいと思う？
花は損してると思う？
花は馬鹿だと思う？
…大丈夫。
虫ばっかりじゃない、
花になりたい人もいるの。
（ 漫画『ピュア・ロード』 ）
29.
つつまれてゐて薔薇の香を 忘れをり
（ 今橋眞理子 ）
30.
なにもそうかたを
つけたがらなくてもいいではないか

なにか得態の知れないものがあり
なんということなしに
ひとりでにそうなってしまう
というのでいいではないか

咲いたら花だった
吹いたら風だった
それでいいではないか
〈現代文表記〉
（ 高橋元吉 ）
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