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今日の
読書・本に関する名言
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11月9日
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1.
文芸が無ければ、この世の中は、すきまだらけです。
文芸は、その不公平な空洞を、水が低きに流れるように自然に充溢(じゅういつ)させて行くのです。
(
太宰治
)
2.
もう一つの言葉をもつ、自分にとっての友人としての本という、本のあり方。
どの本がよい、というのではなく、本が自分の友人としてそこにあるというあり方。
(
長田弘
)
3.
専門家を感心させる小説を書くのは、そう難しくはない。
しかし、素人を侮ってはいけない。
(
山本周五郎
)
4.
読書、なかんずく小説を読む喜びは、もうひとつの人生を経験することができる、という点にある。
(
山本周五郎
)
5.
序文を経て二章、三章まで進んで
面白くなかった本は
読むのをやめてよい。
(
東谷暁
)
6.
読者の気持ちは、
笑わせてくれ、考えさせてくれ、
泣かせてくれ、くすぐってくれ、
などという種々雑多なものだから、
小説家はそのどこかに、または全部に
応じるように書くのだ。
(
モーパッサン
)
7.
少しの隙(ひま)あらば、
物の本を、文字のある物を懐に入れ、
常に人目を忍び、見るべし。
( 北条早雲 )
8.
本をほとんど読まず、
読書が何であるかを知らず、
チャイコフスキーとベートーヴェンを区別することが出来ないような女性を、
1時間以上愛することは全く不可能だ。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
9.
良い本は読者にとって難解である。
難しいくらいの本でなくては、
読者にとって良い本とは言えない。
そういう本に向かって読者は背伸びをし、
自分をそこまで引き上げなくてはならない。
(
モーティマー・J・アドラー
)
10.
一般に伝記というものは何でも語っているが、只(ただ)我々にとって重要なことは除外しているものだ。
( シェストフ )
11.
本を読んで涙を流すほど感激したとすれば、それは実生活で感動して涙を流したのと何ら変わることはないのです。
(
佐藤富雄
)
12.
読書は充実した人間を作り、
会話は機転の利く人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
(
フランシス・ベーコン
)
13.
伝記は断じて小説化になってはならないが、つねに小説的であるべきだ。
(
アンドレ・モーロア
)
14.
どんな本でも最初は、丁寧に丁寧に読んでいくんです。
最初の十ページくらいはとくに丁寧に、登場人物の名前、関係などをしっかり押さえながら読んでいく。
そうすると、自然に速くなるんですね。
ぼくは速読法というのはあまり信用していないんです。
(
井上ひさし
)
15.
買ってすぐに読まないでも、机の横に置いておけばいいんです。
不思議なことに、ツンドクをしておくと自然にわかってくるんですね。
「これ読まなくていいや」とか、「これは急いで読まなきゃいけないな」とか。
だから、ツンドクは案外にいい整理法じゃないかなと思うんです。
(
井上ひさし
)
16.
碁石が相対するものの目前に置かれるように、詩という言葉は、相対するものの目前に置かれます。
それは孤独な言葉ではなく、相対する言葉、一対一の言葉です。
(
長田弘
)
17.
その人を知りたくて、その人の本を読むのではない。
僕は僕を知りたくて本を読むのだ。
( 早川義夫 )
18.
本というのは、パラパラと急いで読むと、たいしたことが書いてないように感じることが多い。
だが、大事な所に線を引きながら、じっくり読み直してみると、結構いいことがたくさん書いてあることに気づくから不思議だ。
(
ながれおとや
)
19.
雑誌を一冊全部買うなんて馬鹿げてる。
つまらないページの方が多いからね。
それが世の中の常だ。
おもしろい事は少ししかない。
残りのほとんどはクズだ。
(
忌野清志郎
)
20.
文学は、決まり文句をずらりと並べたオーケストラである。
(
ソーントン・ワイルダー
)
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