50801.たとえ性格的に合わない部分があったとしても、ともに笑いを味わえるかどうかが、人間関係において決定的に大切な、何かなのだ。

50802.逆境には必ずそれよりも大きな報酬の種が隠されているものだ。

50803.自分の会社を立派にしたいという自己愛が強すぎると、会社は生きられなくなるのです。そうならないためには、お客様、従業員、株主など、会社をとりまく人々が喜んでくれるような経営をしなければなりません。

50804.一芸に頼る者は、一芸に滅ぶ。

50805.いちばん大事なものごとはパーセンテージでは決まらない。

50806.ゲームなら攻略法があるが、自分の人生を楽して築く道はない。失敗や、試行錯誤を厭(いと)わず、たゆまず努力していく先に成功が待っている。

50807.極陰は陽に転ずることわりを ただにし思へば心動ぜず

50808.従業員に給料袋の中身について考えさせたり、生徒に通知票のことを心配させたりするのは、創造性を重んじようという場合には、ほぼ最悪の戦略である。

50809.リーダーが公言する信念とその行動は一致しなければならない。少なくとも矛盾してはならない。

50810.持病あるは ありがたし 持病あるゆえ 無理しようにも できないのが ありがたし

50811.経営者の仕事の大部分は、人と折衝することである。嘘と真実を見分け、誇大と威嚇とを見抜き、自分の感情はできるだけ隠すとともに、相手の微妙な感情の動きや語調の変化などを読みとることが何より大事で、その……

50812.平和の対極にあるのは戦争ではない。無関心である。

50813.真の成功とは、請求書を何の苦もなく支払い、自分と愛している人の必要を満たし、少しばかり欲しいものを手に入れ、いくらか貯金できて、誰かに分けてあげられるぐらいのお金が手元に残ることです。

50814.社員のための計画は、社員に任せた方が成功率は高い。

50815.人は、生物的存在として呼吸するための空気を必要とするように、社会的政治的存在として機能するための社会を必要とする。しかし社会を必要とするということは、必ずしも社会を手にしていることを意味するわけで……

50816.古いものを壊すことは、過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか。人が生きて死んで行った記憶をないがしろにするということじゃないのか。

50817.経営者の心得9ヵ条──9.ほどほどの回数の失敗ならやってのけるくらいの覚悟を持て。

50818.人間には智恵は大切だが、物事の成功にはどうしても運が必要である。

50819.白・黒をハッキリしたいのは女の本性なのだ。女は本性、マジメ・律儀(りちぎ)なのだ。それでいて、一方では、ナカナカ、率直・正直になれない。うわべをつくろう、という傾向もある。この相反した性質を一身に……

50820.しんだら、もういっかい おなかに はいって、でてきて おおきくなって、しんで また おなかに はいって、ぐるぐる まわるんだよね

50821.今目の前にあることは、すべて未来への貯金なんだと思って、一つひとつを大切にしていく。

50822.退屈なのは世の中か、自分か。

50823.ひとはその所与の運命を自分のものとして受け入れなければならず、たとえそれがどんなものであれ、それを最大限に生かしてゆくしかない。自分を受け入れ、そこから出発してゆくしかない。

50824.水に書いた文字のような人とは、水の上に字を書いても、流れて形にならないように、他人の悪口や不快な言葉をきいても、少しも心に跡を留めることもなく、温和な気の満ちている人のことをいう。

50825.(アイデアやひらめきを得るには)神さまが降りてくるのを待つだけじゃなく、ときには「神様を裏切ってみる」ことも大切です。神さまが人間の運命をあらかじめ決めていて、僕たちはその通りに生かされているとし……

50826.仲間意識は、共通のことばによって生まれる。

50827.戦争は女の顔をしていない。

50828.憂い……が無いのではありません 悲しみ……が無いのでもありません 語らない、だけなんです 語れないほど、深い憂い──だからです 語れないほど、重い悲しみ──だからです

50829.常識を意識する。案外常識を意識しない人は多いです。

50830.目的(=願望)を潜在意識に伝えれば、それは実現される。

50831.役者は舞台の上だけで稼ぐもんや。それ以外のことでおカネ儲けたら、余計なものが入り込んで汚れてしまう。

50832.分社化は、長期的な成長という観点からすると必ずしも望ましいとはいえない。特に、事業間のシナジーによって新たな価値が生まれるような業種・業態の場合は注意が必要だ。

50833.夢を実現しようと頑張らなければ、その夢は一生お前を苦しめる。すべてはお前次第だ。

50834.現実の身体の死なんて、明日死ぬというときになったら考えればいい。

50835.仕事は本来、つらいものです。長時間拘束され、なおかつ人間関係にも悩まされますから。しかし、もし仕事につらさを感じないでいられるなら、そのほうがずっとしあわせな人生ではないでしょうか。

50836.君の運命をつかさどる星は、君の胸の内にある。

50837.お札(さつ)に次のような文章をいれるのです。「稼ぎすぎ、貯めすぎ、使いすぎ、心配しすぎには注意しましょう。このお金は、自分と周りの人のために楽しく使わないと、あなたの健康に害を及ぼす可能性があります」

50838.政党の多数と少数とは、金の多寡(たか)に比例するだけであって、他に何の意味もない。

50839.僕は折れるよりは戦う。一度でも折れると、たちまち弱きという評判が立つからだ。

50840.数学は宇宙を捉(とら)えるために、人間の想像力によって築き上げられた壮大な築造物である。その中で我々は、絶対的なものや無限のもの、心ひくものや捉えがたいものに出会う。

50841.仕事の中に能力を活用しなかったり、方法を選ばなかったら、それは徒労という一種の道楽に終わる。

50842.わたしの人生よ、それを生きなきゃならないのはわたしよ!

50843.恥をかいて、その上塗りまでしたら、輝きだした。

50844.何ごとも偶然ではないこと、そして、あなたには学ばなければならないレッスンがあることにも気づいて下さい。あなたの今の状況は、そのレッスンをできるだけ早く学べるようにするために、あなたに与えられている……

50845.大切なのは、「自分が何をやりたいのかを知ること」。これは簡単に聞こえるけど、実は自分がやりたいことを明確に知るということは難しいことなんだ。

50846.すべて人間の世界においては、ものは在るのではなくつくるものだ。

50847.諸君はこの颯爽(さっそう)たる 諸君の未来圏から吹いて来る 透明な清潔な風を感じないのか

50848.教育の場では、「君には無限の可能性がある」という言明と、「君には有限の資源しか与えられていない」という言明は同時に告げられなければならない。矛盾した言明を同時に告げられることではじめて子ども……

50849.ひとは不確実なものから働くというところから、あらゆる形成作用の根底に賭(かけ)があると言われ得る。

50850.民主主義、我々は政府が人民を所有するのではなく、人民が政府を所有する国ならば、どの国でも喜んで迎える。


50851.一般に「善人」は他人の気持ちにノーマークの人が多い。

50852.欲望は、成功の一部なんだよ。

50853.「この世に何をしにきたのか」と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわちわずかなりとも美しく崇高な魂をもって死んでいくためだと答えます。

50854.人は、少なくとも、すべての子供は、彼らから見れば、理不尽に産み落とされるのニャ。世界に産み落とされる時、同意を求められる者はいないニャ。すべての人々は、そうして生を受けるのニャ。

50855.生じたものはかならず滅びる。この厳(おご)そかな原則のまえには、男も女も、尊きも賤(いやし)きも、何の差別もない。すべては刻々の生の間に、刻々の滅(ほろび)を迎うるべく運命づけられている。

50856.能力主義だとかなんとか言って、人間の能力がやかましく言われているようだが、なんですねえ……能力ある人間というのは、やっぱり考える人間だと思うな。味方として頼もしく、敵として恐いのは考える……

50857.夢は目指した時から、目標に変わる。

50858.男はいつだって、目を見開いたまま夢をみている。

50859.普通の人は「人からもらえるもの」にしか興味がないのだ。だから、金持ちにはなれない。

50860.(厳しい修行で心を鍛えることはできないのに)なぜ、修行が必要なのか。それは、そうすることによって、人間の心はとても傷つきやすく、か弱いということを知ることができるから。そうと知れば、自分の心も相手……

50861.死ぬことを恐れる必要なんてない。むしろ思いっ切り生きないことを恐れるべきだ。

50862.(夢は)願えばかなうとは言わないけど、(人前で)願ったり口に出したりしないと、かなうわけない。だって、誰にも伝わらないもの。(人に)わかんなきゃ、チャンスは巡ってこないんだから。

50863.死ぬことだけが解放に思える者もおるからね。

50864.企業を長期的に発展させるためには、正しい「経営哲学」を確立し、それを全社員と共有することが必要である。

50865.どれだけ長くかかろうとも、目標を追い求める姿勢を崩してはいけない。

50866.あの人は誰にも愛されないんだものねえ、寂しいことでしょう。だからあの人は、みんなを憎むんです。

50867.事実は一つです。しかし、その事実に対する解釈は人の数だけあります。

50868.人間にとって、生まれた日が仕事始めであり、死ぬ日が仕事納めである。

50869.この世をばわが世とぞ思う望月(もちづき)の 欠けたる事もなしと思えば

50870.親族の隠されていた人間関係が現れるのが、相続の時です。

50871.私は世の中で、独立独歩ほど尊いものはないと、つねに信じている。しかし、世の中は持ちつ持たれつだから、人の世話をしたり、また、人の世話になったりしなければならぬ。できるならば、人の世話はしても、世話……

50872.家族の真の喜びは、子供たちに尊敬されると同時に子供を尊敬し、必要なだけの訓練は施すけれども、決して程度を越えないことを知っている両親たちのみに与えられる。そのような両親たちは、子供が独立を要求する……

50873.善に定義を与えるならば、自己及び他人の存在を安寧(あんねい)幸福ならしむべき意志、若(も)しくは行為、これが善である。これが道徳である。

50874.目的を見つけよ。大義は後からついてくる。

50875.(部下に)密度の薄い仕事しか経験させなければ、仕事ができるようになるはずがありません。

50876.この世界では、「努力が報われる」とは限らない。だが少なくとも、弱肉強食の世界では、「努力が無」=食われる!

50877.女はティーバッグみたいなもの。熱湯につけられて初めて、その強さに気づく。

50878.文化レベルの低い所ほど、こういう立派な会館建てるんだよな。

50879.女は慎み深い男をほめるが、彼を好かない。

50880.その尾によって鰻(うなぎ)を捉(とら)え、その言葉によって女を捉える者は、直ちに何物も手にせざるを発見する。

50881.私が交渉するときには、両目、両耳、鼻、口など(身体の)すべてを動員してやる。つまり全身全霊を傾けるのだ。

50882.若い娘が、不名誉か、強いられた貞節か、または彼女の本能しか満足させられない結婚か、彼女の用心深さにしか答えない結婚か、そのどちらかを選ぶように余儀なくされているのは、我慢のできないことである。

50883.片恋というものこそ常に恋の最高の姿である。

50884.好き放題おいしいものを食べて、飲んで、健康でいたいというのは図々しい。口から毒を入れれば、病気になるのは当たり前。これも「楽あれば苦あり」です。

50885.私たちが否定的、破壊的に物事を考える場合には、水をまくホースを足で踏みつけているのと同じように、私たちのエネルギーは潜在意識の中でせきとめられ、あらゆる種類の欠乏、限界を生み出すことになります。

50886.この青い星を生きのびさせるために人間のまことを尽くした人たち、そしてその立場に立ってものを書き続けた人たち、そういう人たちの言説が百年後の古典になるだろうこと、これだけは間違いない。

50887.子供の時にバレンタイン・チョコをもらえなかった男子のオタク化率は非常に高い。チョコをもらえなかったから、オタクに走ったのか? それとも、もともとオタクの素質があり、近寄りがたかったので、チョコをも……

50888.父母をいとおしみ、兄弟にむつまじきは、身を修むる本(もと)なり、本かたければ末(すえ)繁(しげ)し。

50889.人の命を何よりも尊ぶ人が動物の命も大切にしますね。こんなときに犬猫なんかにかまっていられるかと言う人は、こんなときに他人のことなんかにかまっていられるか、とも言いそうな気がします。

50890.私たちは変化を愛することを学ばなければならない。なぜなら、それだけが確かなことだから。

50891.子供の教育では、知識と能力を次第に結びつけるように努力することが必要である。あらゆる学問の中でも、数学はこの要素を最も高度に満たすただ一つの方法であるように思われる。

50892.二十いくつの石段を登り、だらだらの坂を半丁ほど登り、有頂天の歓喜があるとしたら、市民とは実に幸福なものだと思う。

50893.父母が、年をとっていた。わたしの知らないうちに。

50894.寝際に相手にすることは寝ることだけである。寝床は安らかに眠ることが最大の目的である。

50895.あなたの頭脳にインプットされた専門知識は、時と場合によって、信念の代役を務めてくれることもあるのです。

50896.社交性に富み、効率的に仕事する人を評価する風潮があるが、私は評価しない。中途半端で何事もなさない人間よりも、引きこもってでもいいから何かを完成させる人間になりなさい。

50897.恐怖の経験は、さらなる恐怖にうち勝つための勇気に変わる。

50898.人の話を聞いて、それで問題が解決するほど経営は単純ではない。

50899.解雇は、会社が望むものを社員に理解させるプロセスの一部です。辞めた人を見れば、その人が何をしてきたかがわかる。

50900.「女も外で働いて自立すべきだ」と主張する女は、自分が働くのが好きだからでしょう。


50901.社員の中に起業するかしないかで悩んで僕のところに相談に来る人がいます。しかし、僕はシンプルにやればいいじゃんと言うだけです。話は5分で終わりです。

50902.あなたがそうありたいと思う人物になったときのあなた自身をイメージしてごらんなさい。新しいそのイメージに忠実でありなさい。そうすれば、あなたの潜在意識はそれを実現してくれるでしょう。

50903.ただそっとしておいてください ただ黙って 遠くから見ていてください いまのわたしには それが一番いいんです 一番ありがたいんです

50904.「違いが小さいほど、攻撃の標的になりやすい」というのも、また女性どうしの人間関係の特徴である。

50905.成功するのに最も良い場所は、今自分がいる場所である。(ver.0)

50906.甘いものは、苦いものと混ざり合わなければ(人は)耐えられない。

50907.〈全文〉「世間」とはいったい何か? もちろん「社会」という概念とは一致しないが、その道徳と習慣と、特に群衆心理によって支配される意志表示とを重くみた考え方(後略)。

50908.誰にしろ、人を憎んだり、痛めつけようとそそのかす者の言うことは警戒したほうがいい。

50909.当たり前のことをしてたら、運は来ない。

50910.結婚式──離婚を可能にするための必要な儀式。

50911.イノベーションの真贋は、価値を創造しているかによって判定される。イノベーションとは、顧客にとっての価値の創造である。新奇さは面白いだけである。

50912.楽や得だけを目指して生きるのはむなしいが、自衛のためにはある程度の「要領のよさ」は必要だ。

50913.僕は、人生最後の瞬間に「ああ、オレの人生は良かった」と言い残して死にたいと思っている。だから結果の側から考えることにしてきた。今自分のやっている事は、最後の瞬間に「ああ、オレの人生は良かった」とい……

50914.同情くらい、してもらいたくないものはない。

50915.(選手の)小さな失敗ほど、厳しくチェックする。

50916.「そのうちに」といって実現できた人はあまりいないし、実現できてももう楽しくない。

50917.ごらんなさい、この勤勉なアリを。アリは私ども人間よりも高等動物です。けんかしたり、だましあったりはしません。人間がアリのように利己主義をすてて公共のために働けば、世のなかはもっとよくなるのですが……。

50918.私は神の器官であり、神はあるがままの私を必要としたまうのだ。さもなければ、私はここにいないだろう。

50919.言葉に力があるとすれば、それは、言葉のむこうがわにあるものを想像させる力、欠けたるものへの想像力にささえられてなんだということ。

50920.自分の要求は間接的ではなく、直接的に表現すること。

50921.この部屋の中にいる私たちすべては、どんなに長く生きられるとしても、百年後には生きていません。そのときは、今、ここにある問題はすべて終わりです。そして、ただひとつの問題が残るのです。そのとき私たちは……

50922.去る者は去れ。たとえ少数でも、その意志のある者とともに、私は遠征する。

50923.人の中心は「情」であって、情の根底は「人の心の悲しみを自分のからだの痛みのごとく感じる心」すなわち観音大悲の心である。

50924.(※女が)愛するものを得た場合、家庭を作ることは何という楽しい夢であるかということです。女に生まれて、よかったと思うほどの幸せ以上の幸せは、他にないのです。

50925.自分で仕事をするのではなく、仕事をさせる適材を見つけることが大切だ。

50926.あれは女優と言って、舞台にいるときよりも素面(すがお)でいるときのほうが芝居の上手な婆(ばばあ)で。

50927.とある日に 酒をのみたくてならぬごとく 今日(けふ)われ切(せち)に金(かね)を欲(ほ)りせり

50928.この地球上で一人一人が少しずつ違うように造られたってのは、なんて素晴らしいんだろう。

50929.それにしても褒め方の上手な男性にはめったに出会わない。

50930.“わが身の不運”にとらわれて萎縮することさえなければ、たとえ名門の出でなくても、成果を上げた人に一目置くくらいの“平等さ”を、私たちの社会はかろうじて残しているはずだ。

50931.宗教の背後にはキリスト教でも仏教でも霊がいるわけだけれども、人間が救いや癒しをせっかちに求めるから、ああやっていろんな宗教ができる。みんなエゴイストです。

50932.青春? それはすばらしいものだ! しかし子供たちにそれを浪費させてしまうのはなんと罪なことだろう!

50933.息子の嫁も その孫も それはお前に丁度良い

50934.商売下手は目先の儲けを焦り、商売上手は遠い先の儲けのために、目先の儲けを無視する。

50935.常に二つの思想を持っていなければならない。一つは、もう一つの思想を葬るための思想である。

50936.知慮ありて、よく是非(ぜひ)を分別できる朋友を、平生(へいぜい)より求めて、常に親しく交わり、大事あるとき、その人の思慮を借りて用(もち)うべし。

50937.平凡が一番仕合わせだ。波瀾のないのが一番仕合わせだ。

50938.化粧は心を飾るもの。

50939.「何様?」と言う人は、そう言えるだけの資格(高い地位や優れた能力)を持っているのだろうか? それに人格者は、相手が誰であろうと、「何様?」なんて失礼な物言いはしないものだ。

50940.人間の高慢や思い上がりを断じてゆるさないのが、あなた(=痛み)です。

50941.おれはいままで、お前が人をほめたのを聞いた事がない。おれだって、弱い心を持っている。お前にまきこまれて、つい人の品評をしたくなる。おれには、それがこわいのだ。

50942.怠け癖解消の手っ取り早い方法は、ライバルをつくることでしょう。

50943.祈りの時、信じて求めるものは、みな与えられるであろう。

50944.データとは過去のものなんです。過去のデータをもとに未来のことを占っても、当たらないのです。

50945.人がどこかに行こうとすると、何かが起こる。

50946.悲しいことやつらいことがあった時、すぐ悲しんで、つらがってちゃいけないんだよ。

50947.時の節約は急ぐことでなくて、確実にやることだ。

50948.人間は、「自分と似ていて少しだけ違うもの」に対してもっとも理解や共感を寄せることが難しい。

50949.一番嫌なライバルこそ、自分を高めてくれるものよ。

50950.予想通りになんねえから、女は面白いんだろうが。


50951.人は、あらゆる(対人的な)葛藤に関し、復讐や報復、攻撃を拒む方法を発達させねばならない。こうした方法の基盤は、愛である。

50952.ナルシスムは、彼自身のなかで、美と悪とを強引に化合させる力である。

50953.本を読んで涙を流すほど感激したとすれば、それは実生活で感動して涙を流したのと何ら変わることはないのです。

50954.複雑という事は、かえって無思想の人の表情なのです。それこそ、本当の無学です。

50955.「自分は心に沿った道をたどっているのだろうか?」と自問するとき、それがどんな道であるべきかを誰も決めてくれないことに気づく。この神秘的で美しい問いが体内で反響するに任せるのだ。そのうち自分のどこ……

50956.なくてはならないもの。 何でもないもの¥。なにげないもの。ささやかなもの¥。なくしたくないもの。ひと知れぬもの¥。いまはないもの。さりげないもの¥。ありふれたもの。 もっとも平凡なもの。

50957.憎むことから幸せは生まれませんよ。

50958.君は君 我は我なり されど仲良き

50959.才能の種類は一つじゃない。

50960.愚痴は酒に似ています。大いなる悩みがあるとき飲めば、しばしそのことから解放されます。しかし、酔いがさめれば、現状は少しも変わっていないことに気づかされるはずです。

50961.明日になればなんとかなる。

50962.人間が人生に生きる場合に使う言葉を、選択しなきゃだめなんですよ。一言、一言に注意してもいいくらい、いくら注意しても、あなた方はヒョイと気づかずに消極的なことを言ってますぜ。

50963.私の「無常観」によれば、現在のこの世の地獄も、必ずどん底からの反動として、いまに立ち上がり、希望の見える世の中に変わると信じて疑わないのである。

50964.奉公至誠の赤心は寸時も忘るべからず。勤倹身を持し、慈恵人を待つべし。

50965.人間の生き方を決定づけるのも、あるいは、ビジネスの成果を左右するのも、誰と会えたかという人間関係に基づくことがおどろくほど多いのです。

50966.欲望にはね、苦しい欲望と、楽しい欲望と、二つあるんだよ。叶わない欲望を心に描くと苦しいんだ。悩んだり苦しんだりする欲望は、真理の上から論断すると欲望とはいえないと思う。欲望の格好をしている、一つの……

50967.お母さん イライラオロオロしないでください お母さんに責められなくても わたしは自分をしっかり責めています 自分でも逃げているのだと思います お願いだから休ませてください マユのなかに閉じこもらせ……

50968.起業家が金に無頓着ということはあまりない。多くの場合、貪欲である。そのため利益を重視する。しかし、それはベンチャーとして間違った態度である。利益は結果としてもたらされるのであって、最初に考えるべき……

50969.戦闘は錯誤の連続であり、より少なく誤りをおかしたほうにより好ましい帰結をもたらすといわれる。

50970.「大人になるということは、与えられる側から与える側に変わるということだ」とよく言われる。だが、それは違う。子供だって、子供同士で何かを与え合う。親や家族、他の大人たちに対しても、何かを与える。「大……

50971.お金は悪でも呪いでもない。それは人を祝福するものである。

50972.人間の幸福や安楽は、親切な天意がどっと降り注ぐという、ごくまれにしか起こらないことによってよりも、むしろ日ごとに生じる小さな利益によって生み出される。たとえば、若い男に自分でひげをそることを教えれ……

50973.やってみないと、できるかどうかわからないんだろ? なら、やってみろ。

50974.裕福な人たちが裕福であるゆえんは、彼らがより多くのお金を持っているからではなく、「自由になる時間」をより多く持っているからです。彼らの収入の流れの多くは一生型(一度の労働に対し何度も支払われるタイ……

50975.あなたがいま辞めたい会社は、あなたが入りたかった会社です。

50976.友情は、義務でない。

50977.人の「個性」とは、意識して出そうとするものではなく、自然に表に出てくるものを言う。

50978.欲しいものは何でも私に言うがいい。ただし時間以外だ。

50979.白ける? そんなの、本気になれない言い訳だ。

50980.問題の分析によって解決案が一つしか見つからなければ、その解決案は、先入観に理屈をつけたにすぎないものと疑うべきである。

50981.人を憎まず、悪を憎む。

50982.事業の進歩に最も害をなすものは、青年の過失ではなくて、老人の跋扈(ばっこ)である。(ver.0)

50983.(生き方が)グニャグニャ曲がりくねっててもいいじゃねーか。そうしてるうちに、絶対譲れねー一本の芯みてーなもんも見えてくんじゃねーか。

50984.時間と働く力を(同時に)得る最良の方法は、一週に六日(五日でも七日でもなく)、一定の昼の(夜中でない)時間に、規則正しく働くことである。夜と昼となし日曜日を働き日とすることは、決して時間と働く力を……

50985.清風朗月一銭の買うを用いず

50986.わたしは、書物だけをありがたがるようなことはしていない。常に運行してやまない天地から学ぶのだ。

50987.何であれ素晴らしいものは突如として生じるものではない。ブドウの1房、イチジクの実1つとて同じである。君がイチジクの実が欲しいというなら、私は時間が必要だと答えよう。花が咲き、実がつき、それが熟すの……

50988.「馬鹿になれ」と言われると、つい反発してしまう。「馬鹿=愚か」としか、私には受け取れないからだ。だから私は、「馬鹿になろう」ではなく、「クレイジーになろう」と思う。

50989.演出家が自分の望む結果という点から考えるのをやめ、俳優のなかに真の衝動を生み出すエネルギー源を発見しようと専念するようになるには長い時間がかかる。

50990.正しいことを行うのは、内なる光に忠実であるということである。

50991.トラを抱きしめる喜びを知りたがる人間のために、神はネコをお創りになった。

50992.悲惨と情慾とはうらはらのものらしい。

50993.火あぶりの拷問具や地獄などは必要としない。他人の存在が地獄なのだ。

50994.真理は感ずるものじゃない。真理は、表現するものだ。時間をかけて、努力して、創りあげるものだ。

50995.三日坊主を恥じることはない。何かを発心し短期間でも継続できたのだから、それだけのものを得ている。これからの人生のどこかでそれは役に立ち、新たに学ぼうとすることの基礎になる。また、その繰り返しの中で……

50996.一時代の内部には、時代を考察する立場は存在しない。

50997.感情の未熟と真の若さを混同するような誤りを犯してはならない。真の若さは(感情の)成熟を要するのである。

50998.経営者や管理者にとって、部下は顧客である。あなたの役目は部下を支援することである。部下のために何をしてやれるかということを、つねに念頭に置いていなければならない。どうすれば彼らの能力を高め生産的に……

50999.社会主義国家が私の発見、私の芸術的行為にとって不適当な「場」だということは資本主義の独占体制にとってもまた同断である。

51000.運とは報いである。自分で一度善いことをすれば、その報いは必ず自分に巡ってくる。


51001.人間には一人に戻る時間にほっとするという側面もある。自分の時間をもつだけで、実はかなり精神的に安定するものだ。

51002.夢を追うことが、人生そのものなんです。だから夢は、今いくつだろうと、明日寿命がこようと持つことができる。年齢がいくつだろうと、今自分を取り巻く状況がどんなふうだろうと、「自分が本当にやりたいことは……

51003.「幸せの源泉」というのは、そこにつながるだけで、本人が幸せになるようなこと。その人らしい本質で、静かなワクワクを感じ、尽きることのない情熱がある場所です。

51004.人は大きな目標を持ってこそ、おのずから大きくなる。

51005.(フィンランドの教育の特徴) 第一に、一人ひとりを大切にする平等な教育が徹底している。第二に、子どもが自ら学ぶことを教育の基本に据えている。競争などで学習を強制したりしない。第三に、学校教育が最大……

51006.少年よ がんばるなかれ

51007.念々と動く心の像は、すべて「事実」として存在はしても、けれども、それを「真実」として指摘するのは、間違いなのであります。

51008.パニックになりそうになったときは、三回深呼吸をしてください。そして、この言葉を思い出してください。「いつでも私は、違う選択をすることができる」

51009.思いだすことも、旅することだ。

51010.歌は人びとの記憶がそこにある場所です。

51011.人生とは、とどまることのない変化である。(ver.0)

51012.欲望、野望に比例して、その人の成し遂げる事業も決まる。

51013.普段こだわっていることを、一度思い切ってスパッとやめてみよう。すると、少なくとも半分は、そんなにこだわるほどの価値は無かったことに気づくだろう。結局、そのことにこだわるべきだと、単に思い込んでいる……

51014.心配してもしょうがないことは、お忘れなさい。

51015.言葉は、思うところを偽るために、人間に与えられた。

51016.世に処しては功を求めざれ、過ちなきはすなわち是(これ)功なり。人と与にしては徳に感ずることを求めざれ、怨みなきはすなわち是徳なり。

51017.笑って。それも、頻繁(ひんぱん)に。笑顔は私たちの一番の財産なのよ。だって見た目や雰囲気だけでなく、気持ちさえも変えてくれるものだから。

51018.あなたは苦しんだ分だけ、愛の深い人に育っているのですよ。

51019.命名は、個々のものすべての起源である。

51020.(企業にとって)利益は目的ではなく、社会貢献を続けるための原資。利益とは、企業存続の条件。

51021.人間作りを怠った国民は、やがて活力を失う。

51022.どこの国のどこの民族とも、範疇(はんちゅう)の上での移行の可能性を有(も)っている思想や文化でなければ、本物ではない。

51023.アーティストも、自由のため、世界を変えるために闘わなくてはいけない。行動を起こさないと。私はそのことを伝えたい。

51024.驚くことは喜びを知ることであり、恐ろしさを知ることでもあります。太陽が昇ることを驚き、草が芽を吹くことに驚き、生命の不思議さに驚くことは、生きる者の智恵につながっていきます。

51025.私は、自分がそうであったように、「仕事に打ち込んで、世の中に役立ち、自分自身も幸せだった」と感じられる生き方が、時代がどう変わろうと、最終的にみんなが求めているものではないかと思います。

51026.思慮分別を十分にわきまえた男性の心に潜んでいる愚かさを、全部引き出したければ、女性との交際に敵うものはない。

51027.英雄は時代がつくるように見えて、実は時代の影法師にすぎなかった。

51028.仏さまの道をならうということは、大言壮語して天下国家を論ずることでもなく、口角あわを飛ばして政治経済を弁ずることでもありません。このちっぽけな、一人の自分を修行し、調えることだ。

51029.すべての人間の営みは、息を吐くときに生まれます。

51030.困難というのは、一つひとつが実地演習を始める合図だ。試すことは、一つひとつが世の中への問いかけだ。答えというのは、一つひとつが旅だ。

51031.目先のお金やポストなどではない、もっと大きな志を持てれば、すごいパワーになる。

51032.海に乗り出した上は、進むか沈むかしかない。(ver.0)

51033.角を飲み込まずに悪を食うわけにはいかない。

51034.クリスマスは、心で考える時。

51035.人って、一度「二人」を知ると、ずっと当たり前だった「一人」が、こんなにもさびしくなるんだな。

51036.サディストは相手をいじめるための工夫を必要とし、鞭(むち)打ったり、縛ったりするために、労働を余儀なくされる。サディズムは、労働の快楽であり、くたびれることである。

51037.自分は面白くないと思っている君へ。人や物事を面白いと感じる基準は、人それぞれ違う。世の中には、君のことを面白いと感じる人だって大勢いる。身近にも何人かいるかもしれない。君がその人の存在に気づいてい……

51038.現実の問題は解決しなくとも、それにたちむかう新しい力が湧きあがってくる。現実の世界は苦悩にみちみちていても、それはもっと大きな世界の一部にすぎず、そこに身をおいて眺めれば、現世でたどる人生のもろも……

51039.魅力的な人に出会うたびに、礼儀正しさ、謙虚さ、自然ににじみ出る優しさなど、素敵だと思うその人の魅力を取り入れていくことだ。

51040.何かにつけて「ありがとう」と言うように心がけていると、どんなことに直面しても、「ありがとう」と前向きに受け止める姿勢が身につきます。

51041.有為(ゆうい)の人は、全ての義務のうちに必然を見る。そして彼を縛る第一の義務は、真実である。

51042.夢は睡眠者の私的な神話であり、神話は諸民族の覚醒夢である。

51043.誰も、生きてこの世を去ることはできません。

51044.失敗しても、そこから勉強することが大事なんです。失敗の原因を考えて、もう1回トライする。何回もやったら、スポーツといっしょで上達するかもしれない。

51045.大事に望みては、機会を是非、引き起こさざるべからず

51046.愛は、いろんなものを創造し、いろんな不可能を可能にします。

51047.結婚に過度の期待は禁物だよ。たかが紙切れ一枚の束縛が、二人の景色をまったく変えちゃうことだってあるっけね。

51048.はやく走りすぎるとみのがしますよ いろんな大事なコト

51049.どうも、人生は楽しんだもの勝ちだという感じが強い。一仕事終えたら一休み、一楽しみするという習慣をぜひおすすめしたい。

51050.知識労働者は生計の資だけの仕事では満足できない。彼らの意欲と自負は、知識人としての専門家のものである。彼らは、知識をもって何事かを成し遂げることを欲する。したがって知識労働者には挑戦の機会を与える……


51051.国民国家というのは歴史的産物であり、決して普遍的なものじゃないですよ。現に、EU(欧州連合)はすでに通貨を統一するなどして、国民国家の枠を超えようとしているじゃないですか。

51052.“違う”ものにして初めて“より良い”ものにたどりつける。

51053.すべてを同時にこなすのは無理でも、何かひとつならできる。

51054.ただ息をしていればいいのかというと、人生の質というものもあるじゃないですか。それを、何よりも命が大事だというのはおかしいですね。

51055.私に言わせれば、「リア王」こそ不条理演劇のもっともすぐれた作品であり、そして現代劇のよい部分はすべて不条理演劇から由来しているのです。

51056.大食(たいしょく)腹に満つれば学問腹に入(い)らず。

51057.ツキを呼ぶ魔法の言葉は、「ありがとう」「感謝します」「ツイてる!」。嫌なことがあったら「ありがとう」。いいことがあったら「感謝します」。いつも前向きに「ツイてる!」

51058.一般に人が酒をのむ目的は、心地のよい酩酊に入って忘我の恍惚を楽しむにある。ところがある種の酒飲みは、飲酒によって全く反対になる。

51059.何か新しいことをクリエイトしている人間ってのは、光り輝いているものだ。

51060.「多数派の正義」は存在しても、「真の正義」は存在しない。

51061.くるしいことだってあるさ 人間だもの まようときだってあるさ 凡夫だもの あやまちだってあるよ おれだもの

51062.(生まれたばかりの)幼児には罪の意識がありません。彼が最初に罪を意識するのは、母親が怒ったり不機嫌なそぶりを見せたりしたときです。

51063.恋愛における最大の罪、最も重大な裏切りは、他の人(=異性)のことを想像し、夢見ることなのだ。

51064.僕の経験では誉め下手な人のほうが信頼できる。

51065.私は、才能というものは、集団を幸福へ導くため、天が人間の世界に一定の割合で与えてくれた資質だと思っています。そのため、たまたま才能を授かったものは、それを世のため、社会のため、集団のために使うべき……

51066.男の意地というものは、とかく滑稽な形であらわれがちのものである。

51067.イエズス会の司祭とカルヴァン派の牧師は、重要なことを行うときには期待する成果を書きとめておくことになっていた。そして九ヵ月後、実際の成果と比べなければならなかった。

51068.成功にはなんのトリックもない。私はいかなる時にも、私に与えられたその仕事に全力を尽くしてきただけだ。さよう、普通の人々よりほんのちょっとだけ、より良心的に努力してきただけだ。

51069.人は愛よりも憎しみによって結ばれる。人間の連帯は愛ではなく共通の敵を作ることで可能になる。

51070.思想の文学化という事は、作家達めいめいが、人間いかに生くべきかという問題を、驚くほどの率直さで、文学制作の中心動機としたという事を意味するのです。

51071.自分がやりかけた仕事を一歩ずつたゆみなく進んでくのが不思議なことだけれど、この世の生き甲斐なんです。

51072.成功した場合には、謙虚で控え目であること。

51073.人間は「絶望」から脱け出るたびに高められる。

51074.人間というものは、いつもいまはじめてつきあう、というような精神が必要である。友達になってからあとでも、そういう心がまえでいなければいけない。

51075.心は悪魔と天使の戦場です。心が悪魔に占領されることもある。しかし、そこでまた、天使が反撃すればいいのです。その繰り返しで、魂は向上していくのですから。

51076.自分の国の伝統や芸術に誇りをもたないで育った子供はどうなりますか。そのために必要なことは義務教育で国語をしっかり教えることです。

51077.自分自身、すばらしいと認めている目的のために使われる存在であること、スクラップの山に放り出される前に完全に使い果たされる存在であること、世界は自分を幸せにしてくれなかったと、病気や苦痛の文句ば……

51078.食料を持っていない隣人は怖いって……。昔からいっている。

51079.ともに信じ合う世界は、人々が互いの、合掌される感謝の心持によって、はじめて成されるのである。

51080.経営者として大成するのは、悪いことができて、悪いことをしない人物である。

51081.運命の女神は、大胆な者に味方する。

51082.絶望の庭に、希望の種を蒔け。

51083.喜びやうれしさに比べて怒りの感情は時間とともに薄れにくく、思い出すたびに更新される。

51084.良い部下は情報を明確にする。耳慣れない専門用語を並べて話したりせず、選択肢をきちんと示してくれる。

51085.私は、失敗を恐れたことはない。よいことは、必ず失敗の後にやってくるのだから。

51086.ほんとうにみんなの幸(さいわい)のためならば僕のからだなんか百ぺん灼(や)いてもかまわない。

51087.固い団結、すばやい裏切り。

51088.自分と他人とを比較し優劣をつけたがる人間は「幸福」に縁がないようである。

51089.ひとり寂しくおることは、一切衆生(しゅじょう)と偕(とも)におることである。

51090.素晴らしい部下を知ると、未来に思いを馳(は)せるんだ。この人と一緒に何ができるだろう、ってね。

51091.私の場合、大きな飛躍はすべてつまずきがバネとなってもたらされた。失敗によって、何が役に立ち、何がそうでないかがわかるからだ。

51092.女性は意識して母になるかならないかを決めるようにならなければ、本当に自由とは言えない。

51093.環境が人を変えるんじゃない。人が環境を変えるんです。

51094.勝っているときが一番怖い。リードしているときが一番怖い。

51095.妻の夫への愛は口から伝わる。夫の妻への愛は口で伝える。

51096.あのね 自分にとって 一番大切なものは 自分のいのちなんだよ だから すべての他人のいのちが みんな大切なんだよ

51097.小なりとも一城の主(あるじ)たれ。

51098.「馴れ合いの和」より「殴り合いの和」。

51099.美貌は酒よりも悪い。それは所有者も見物人も共に酔わせる。(ver.0)

51100.「いっしょうけんめい」が最後には勝つ。子どものころから何をやっても自信がなかったわたしでしたが、「走る」ことに出会ってから、自分の人生が大きくかわった気がします。何が楽しくて何が自分のよろこびにな……


51101.経営って2つしかないんですよ。「世のため人のためになること」と「儲けること」。それ以外のことを考えすぎると経営が複雑怪奇になってしまう。

51102.幸いなるかな、義のために責められたる者。天国はその人のものなり。

51103.全部、作家は、不幸である。誰もかれも、苦しみ苦しみ生きている。

51104.葬式に行かないのはおれの流儀で、あの黒枠に囲まれた写真を見てしまうと、もうほんとうにお別れだと感じてしまう。葬式に行かずに、あの黒枠の写真さえ見なければ、いつかどこかの街でばたっと会うような、そん……

51105.よく考えてみると、いやしくも男子たるものが、たかが一家内のいざこざの為(ため)に、その全力を尽して奔走し、何か大事業でもやっているような気持で、いささか得意になっているというのは、恥ずかしい事である。

51106.同じ立場に立たなければ、人の痛みを本当に理解することはできない。だが、想像力を働かせれば、同じ立場に立たなくても、人の痛みの半分くらいは理解できるはず。想像力の欠如は残酷さにつながる。

51107.人との会話で話すのが苦手なら、とりあえずは聞くことに専念するといい。それだけでむしろ貴重な存在として歓迎されることだろう。なにしろ世の中では、話したい人の方が、聞きたいという人より間違いなく多いの……

51108.愛あるところに人生がある。

51109.歴史ってのは、誰の考えや動きで決まっていくのかといえば、それはやはり、大多数の民衆がどう考え、どう動いたかで決まっていくんです。

51110.幸運と不幸とは共に不意にやってくる。

51111.不幸に陥ったとき、幸せが欲しいと強く願う。幸せに限らず何かを享受していてそれに気づかない状態がいちばんである。

51112.一犬(いっけん)形に吠ゆれば、百犬声に吠ゆ。一人虚を伝(つた)うれば、万人(ばんにん)実(じつ)を伝う。(ver.0)

51113.砂に書いた文字のような人とは、しばしば腹を立てるが、その怒りが、砂に書いた文字のように、速やかに消え去る人を指す。

51114.この世界で何かを起こすためには、その前にまず、あなたの心の中で何かを起こさせるのだ。(ver.0)

51115.成果に向けた一人ひとりの自己啓発こそが、組織として社会ニーズに応え、個として自己実現するための唯一の方法である。それこそが、組織の目標と個のニーズを合致させる唯一の方法である。

51116.工場でも商店でも、それに携わる人々が道義を顧みないようになったら、いかなる大企業も必ず没落する。

51117.金とは、私たちが人生のエネルギーとの交換を求める対象物である。人生のエネルギーとは、地上で割り当てられた時間であり、私たちの持っている貴重な時間だ──それは限りがあって、取り戻すことができない──……

51118.悟りは明らかに知であるが、一事一物についての知ではない。

51119.慾望かぎりなし 迷いかぎりなし 人間のわたし

51120.形見とて 何か残さん 春は花 山ほととぎす 秋はもみじ葉

51121.先を争うの径路は窄(せま)し。退き後(おく)るること一歩なれば、自ら一歩を寛平(かんぺい)にす。

51122.この世は自分を探しに来たところ、この世は自分を見に来たところ。

51123.人生のルール──【5.学習は一生続く】 人生とはすなわち教訓の連続である。生きている限り、教訓を学び続ける。

51124.失敗のない人生なんておもしろくないですね。歴史がないようなもんです。

51125.強くなろうとあがく者が一人でもいると、何もしない自分がみじめだもんな。みんな同じなら見えないのに、異質な者がいると浮かび上がってしまう。自分のみじめさが。だから追い出そうとして、それができ……

51126.教育とは、傲慢な無知からみじめな自信喪失への道である。

51127.失敗しても無駄なことって、実はひとつもないんです。失敗したときの方が多くを学べるし、いい意味での生きるバネにもなる。

51128.あらゆることの目的は、きちんと完成することではなくて、豊富な経験をすることである。

51129.若い連中が青臭い夢を語らなくなったら、その会社は終わりだ。

51130.誇りを持つと、人は自分に厳しくなる。

51131.うつくしいものの話をしよう。いつからだろう¥。ふと気がつくと、うつくしいということばを、ためらわず口にすることを、誰もしなくなった。そしてわたしたちの会話は貧しくなった。

51132.「ありがとう」はすべての人の心をつなぐ魔法の言葉です。世界中の人がありがとうという言葉でつながることができれば、どんなにかすばらしいことでしょう。

51133.私は、他人を真に理解するということは、命がけの仕事であると思っている。このことを認識せずに、「人間理解が大切だ」などと言っている人は、話が甘すぎるようである。

51134.キャリアデザインの本質は、いかに自身の選択肢を増やすか、ということ。

51135.プライドの高い人には怒らせないようにこちらが下手に出ながら、うまく褒めてこちらの思うように動いてもらうように仕向けていく。

51136.二人で笑える仲って、男女の仲のナカでは二重マルくらいにいいトコをいくんじゃないかしら。最低はモチロン、二人で泣く仲である。

51137.板一枚 その下は奈落だ その板を踏みつづけて 一生だ 役者は それがすべてである

51138.私は、自分の資質のうち、絶対に手放したくないものをあげるとするなら、文句なく“話す力”をあげる。なぜなら、これさえあれば、他の資質はすべて取り戻せるからである。

51139.無知であることは恥ずかしくない。無知に甘えていることが恥ずかしい。

51140.若いときの孤独は、汲(く)めども尽きぬ泉になる。

51141.どこまでもまず人間をつくれ。それから後が経営であり、あるいはまた事業である。

51142.どんな夢も、信じて貫けば必ず現実のものとなるのだ。

51143.「そんなこと言われなくても分かってるよ」というレベルのことを人から指摘されると、どんなに温和な人でも腹が立つものだ。

51144.悪いことの出来ない人より、悪いことが出来て悪いことをしない人のほうが、人がついてきて成功する。

51145.頑張ってる人に対して周りができることは、頑張りが報われるよう支えたり、感謝を伝えたり、もしも、その人と足並みをそろえたいなら、自分も同じぐらい頑張ることかな。

51146.書いたから終わったわけではない。読み手の胸に届いたときに、自分の書いた文章は目的を達成し、そこで文章は終わるわけです。

51147.ボクサーは自分に勝つ必要なんかない、敵にだけ勝てばいいんだ。敵と戦わなきゃならん大切なときに、自分とも戦うなんて、無茶なことだ。まるで、二人も相手にするようなもんじゃないか。

51148.同じ罪を犯したのに、ある時は罰し、ある時は許す。これを無規律という。無規律は無秩序を呼び、無秩序は支配者の死を招く。

51149.誰だって(=どんな夫婦だって)問題はあるでしょ? うまくいかない時があるのよ。だからといって、いい時まで捨てる必要がある? いいえ!

51150.生きるとは日に日に治まり新たになることにあり、また再び自己を見い出し取り返すことである。


51151.最高の愛は魂を目覚めさせ、人を成長させる。心に火をつけ、精神に安らぎを与える。君がそれをくれた。僕も君にあげたかった。愛してる。

51152.数多(あまた)の宝を積まんよりは誠の心にしかず。

51153.個人も、そして社会も、過去を振り返ってみることで、本当の未来が見えてくる。これから、どうすればいいのか。何がしたいのかが分かってくる。

51154.どんな人も、生きる、ということに疲れるときがある。そのとき、未来に夢を描いてもさらに疲れるだけである。むしろ、過去を振り返ったほうがいい。もっと苦しかったときを見れば今が楽になる。最も楽しかったと……

51155.地下足袋をはいてお庭を歩いてみたら、鳥やけものが、はだしで地べたを歩いている気軽さが、自分にもよくわかったような気がして、とても、胸がうずくほど、うれしかった。

51156.私たちは、他者を愛することなくして、自らを愛することはできない。そして自らを愛することなくして、他者を愛することはできない。けれども、自らを利己的に愛すると、他者を愛せなくなる。

51157.芸術に埋もれて他のすべてを避けることが、不幸から遠ざかる唯一の道である。

51158.反時代的なものは、どこか喜劇的だ。そして、喜劇的なものほど、悲しくなってくる。

51159.愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。

51160.日々にあってひとを活かしているのは、どうということもないものだ。日々を横切る明るい無名の一瞬の記憶なのだ。

51161.鬼はおらん 鬼をつくる心がこっちにある

51162.若くて経験が浅いときは「向き不向き」も「自分の天職」もわからない。だから、自分の成長に都合のいい会社を選ぶのが一番いいのです。具体的には、難しい仕事がある、やる気のある優秀な人が働いている、……

51163.会いたい人がいるならば、会える自分に早くなることです。

51164.誰も私を助けてはくれなかった。誰にも私を救うことはできないのだ。ちょうど私が誰をも救うことができなかったのと同じように。

51165.多弁な人は宵越しの銭を持たない人に似ている。自己主張が強いので言わずもがなのことまでしゃべり、空になった財布の底を見透かされる。言いたいことの6分まで言い、あとの4分は胸の財布にしまってお……

51166.私たちの時代に失われてしまっているのは「幸福」ではなくて、「幸福論」である。幸福がそれ自体として生きるためには、それを生かすための幸福論がなければならない。

51167.(文学)作品を、精神修養の教科書として取り扱われたのでは、たまったものじゃない。

51168.上だか下だか右だか左だか、余計なものばっかり見ているから、肝心なものが見えなくなるんだ。ただまっすぐ前を見つめていればいい。

51169.最初からリーダーを目指しているのではなく、自分を思う存分に表現する過程でリーダーになる。

51170.いやな相手がいやなことを言ってきたら、愛想笑いを浮かべて表面上で接し、会話に接点を持たないことが大切だ。慇懃無礼な態度で接し、「では、ちょっと失礼」などと言って相手から離れる。

51171.ある人物の人柄を知りたいのなら、彼に力を与えてみろ。

51172.私が興味があるのは、シェイクスピアの方法ではない。シェイクスピアの野心なのである。人間と社会の動いている姿を、人間の実存とのかかわりで問い直すという野心。本質と屑とを分かたずに。

51173.出る釘は打たれる。曲がった釘は打たれない。

51174.ボクサーが自分のためでなく、誰かのためにたたかっていると思いだしたら(=思い始めたら)、それはもう転落のはじまりなのである。

51175.貴方の持ち物を誰かにあげなさい。思っているよりもいいことになるかもしれない。

51176.強みに集中せよとの格言は常に正しい。組織は多角化していないほどマネジメントがしやすい。

51177.きちんとして機能的なエリート社員だけ集めると、企業のバイタリティは失われていく。

51178.受け身の人は、どうしても被害者意識を持ちます。同時に恨みつらみを持ちます。

51179.初対面の人や親密ではない人から、「彼女いる?」「彼氏いる?」とか、プライベートなことを聞かれたからといって、「失礼だ」と怒るのは大人げない。だからといって、正直に答える義務も義理も筋合いもな……

51180.はり切りという言葉は、これは下品なものではなかった。滑稽(こっけい)なものではなかった。

51181.暗殺者にとっては、「弱そう」な事はむしろ立派な才能なのだ!

51182.楽しい人生があるのではない。人生の楽しみ方が、あるだけだ。】楽しい人生を一生懸命探しても、どこにもありません。

51183.誰か個人が、お金を所有することは実はできないことだ。お金は社会の中を流れる川のようなもの。そして、川の流れを独占することはできないことを知るのだ。

51184.汚すぎる(オーバーダーティーな)人間は信用するな。

51185.数学は若者の学問である。そうでなければ存在することもできないだろう。数学の勉強とは、若い時のあらゆる柔軟さとあらゆる辛抱強さを必要とする、頭の体操である。

51186.つまらないように見える仕事でも、粘り強く続けることができる、その「継続する力」こそが、仕事を成功に導き、人生を価値あるものにすることができる、真の「能力」なのです。

51187.何百万枚も売れるロックなんて、あんましロックじゃない。

51188.私が審判の王座の前に立つとき、「なぜモーゼのようにならなかったのか?」とは訊(き)かれないだろう。その代わりに「なぜあなたはズシュヤ(=あなた)のようにならなかったのか?」と訊かれるだろう。

51189.女性には、意志薄弱のダメな男をほとんど直観に依(よ)って識別し、これにつけ込み、さんざんその男をいためつけ、つまらなくなって来ると敝履(へいり)の如く捨ててかえりみないという傾向がございます。

51190.トシなんてねえ、三十五から先はなくなんのよ。その人の持ってる味だけになんのよ。

51191.決心することは大切だが、それを続けることはより以上に大切である。

51192.仕事は人と人との間にしか存在せず、ひとりの世界では発生しません。ひとりの世界にあるものは趣味でしかなく、仕事とはいえません。

51193.長い間ずっと「美味しい」「美しい」「素晴らしい」と感じてきたものを、そう感じられなくなることは、そのたびに楽しみを一つずつ失うだけでなく、親友を一人ずつ失うことに等しい。

51194.繰りかえしをおそれて何ができるだろう。繰りかえしをちゃんとじぶんに引きうけることができるのでなければならない。

51195.釈尊は、誰にもできないことができる超人になることではなく逆に、まわりの人々すべての、その人その人の尊さを讃えることのできる心豊かな人、我が身に賜っている命の尊さに頭の下がる人となることをこそ教えら……

51196.それにふさわしい努力をしないで、それを求めてはいけません。

51197.自分は運が悪いなあと思うのでなく、オレの方法や態度に誤りがあったのを天が教えてくれたのだなあと感謝することだ。

51198.最も差別意識があるのは、差別を受けている者である。

51199.子どもは、自分が愛されてる、好かれてると感じることで、自我の成長があります。

51200.「自分を愛せない者は他人も愛せない」とよく言われる。だが、どうしても自分を愛せない人だっている。そういう人は、少しでも誰かを愛する気持ちがあるなら、まずその人を愛することだ。愛し続けているうちに、……