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家庭愛は自愛と同じである。
罪悪行為の原因とはなるが、それの弁解にはならない。 トルストイ
［レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ］ （19〜20世紀ロシアの小説家、1828〜1910） 『読書の輪』 【 トルストイの名言 】
「家庭（家族）を愛しているから」「家庭（家族）のためだから」という理由で、平気で人の心を傷つけたり、罪を犯したりする人がいます。
しかし、家庭愛・家族愛は決して免罪符にはなりません。 家庭・家族とは、自分と一心同体であり運命共同体です。 自分の最後の拠り所であり、居場所だからです。 つまり、家庭・家族を愛するとは、自分を愛することに他なりません。 結局人は、家庭や家族のためと称して、自分のために人の心を傷つけたり、罪を犯したりしているだけなのです。
（七瀬音弥：ななせおとや）
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