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今日の
吉行淳之介の名言
☆
1月31日
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1.
「おふくろの味」というものは、
食べものをたべさせる相手にたいする愛情が染みこんでいるために、
そう名付けたい味わいが出てくる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
男女の間では、
平衡(へいこう)が取れてしまうと、
そこから新鮮なみずみずしい情熱が失われてしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
恋し合ったはじめは、
相手の着物の下に何が隠されているか、
さらには、
その皮膚の下に何が隠されているか、
頭の中にどんな考えが、
躯(からだ)の中にどんな過去が……、
とすこぶる不安定な状態といえる。
そういう未知のヴェールが、
一枚ずつずり落ちてゆき、やがて、
ラッキョウの皮の最後の一枚を剥(は)がすと
パッとなにもなくなるように、
恋もその瞬間に消えてしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
満足した結婚をした女
(つまり、賭けに成功した女)は、
たちまち別人となる。
安心した瞬間に、
むくむく大きくなり
(現実に肥る場合もある)、
家の中に一ぱいになってしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
奴隷になるということは、
じつは相手を縛ることだよ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
自分のもの以外の材料で書く場合は、
それを自分の身に引きよせ、
躯(からだ)の中にもぐりこませ、
醗酵(はっこう)させた上で
作品にしなくてはならない。
その醗酵に時間をかける余裕があまりないのが通例だから、
甘酒でいえば速成甘酒をつくる方法でやらねばならぬ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
女には抽象能力がないです。
……しかし抽象能力がないということは、
逆にすぐれてるのかもしれない。
女性はなまじ観念的にならず、
地に足がついているということになる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
恋愛においては、
「私の魅力はダイヤモンドよりも遥かに大きい」
という強い自信を持ってしまうことが大切である。
時には「どうもアヤシイ」という弱気が起こっても、
そんな気持はすぐ追い払ってしまうことが必要だ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
男性が「誘惑」という言葉を使う箇所に、
女性はこの言葉(=アヴァンチュール)を使う。
男性に誘い惑わされたのではなく、
自分から進んで相手と交際をもった、
というニュアンスが、
女性がその言葉を使う場合に感じられる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
権力には勇ましく反抗するが、
医師という権威には弱い人もある。
もっとも、これは
病人として未熟のためであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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