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今日の
外山滋比古の名言
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8月1日
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1.
外国語ならば、
「のべる」とか「伝える」とか「表現する」
といった語であらわすようなところに、
日本語は、
「におわす」「ほのめかす」「それとなくふれる」
といった言葉を多く用いるのも、
受け手につよい連想作用が具(そな)わっていることを見越して、
あらかじめ表現を抑制して、
表現が間接的にやわらかく相手に当たるように
との配慮によるものであろう。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
2.
よけいなものを取ってしまって、
ぎりぎり言いたいことだけを言えば
“名文”になる。
ところが、文章をそんなふうに裸にしてはみっともない。
適当に着物をきせなくてはおもしろくない。
澄んだ水をおもしろく濁らせようとなると、
(これは)これでなかなか骨である。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
3.
ありふれるほどの本の中から、
何を求めて読むか。
それを決めるのが
たいへんな知的活動になる。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
4.
我が国には俳句という独得な様式がある。
俳句には切れ字というものがあって、
言葉を切断し、言葉を散らそうとする。
集中するのではなく
拡散の方法である。
日本文化の点的構造を暗示する現象としてよかろう。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
5.
自慢したいと思うエネルギーを密閉すれば、
おのずから精神力は充実、高揚して
新しいことに立ち向かう活力を生む。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
6.
本とのつきあいがうまく行くには、
読者はいくらか寂しいのがよいようだ。
どこか心に満ち足りないものを感じているときに
しみじみとした本との交流が起こる。
病床がしばしば実り多き読書の場になるのは
偶然ではあるまい。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
7.
知的な活動の根本は、
記憶によって得られる知識ではありません(実生活に根ざした知識です)。
生活から離別した知識は、
むしろ考える力を低下させるおそれさえあります。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
8.
辞書が人間形成に不可欠であるのは、
知らないことを自分のものにすることができるからではないか。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
9.
たとえ、どんなに悲しくとも、
十七音の字面(じづら)に悲しさが顔を出しては、
俳句らしさは死んでしまう。
外形的には
どこにも悲しさや、それに類する言葉の姿が見えないでいて、
一見いかにも、
花鳥風月に遊んでいるようでありながら、
しかも、空間から惻々(そくそく)たる哀愁が迫ってくる、
というのが俳句の叙情である。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
10.
すぐれた比喩は思考を節約する。
一閃(いっせん)全貌(ぜんぼう)をとらえる。
こまかいところはともかく、
全体を把握するのに、
これほど有効な方法はすくない。
認識や創造の基本として
見直さなければならないだろう。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
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