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今日の
短歌・道歌の名言
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９月２日
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1.
腕(うで)拱(く)みて
このごろ思ふ
大(おほ)いなる敵(てき)目の前に躍(をど)り出(い)でよと
（
石川啄木
）
2.
世の中に人の来るこそうるさけれ
とはいうもののお前ではなし
（
蜀山人
）
3.
白鳥(しらとり)は哀しからずや空の青
海のあをにも染まずただよふ
（
若山牧水
）
4.
よりそひて
深夜の雪の中に立つ
女の右手(めて)のあたたかさかな
（
石川啄木
）
5.
憶良らは今は罷(まか)らむ子泣くらむ
それその母も我を待つらむぞ
（
山上憶良
）
6.
新しき明日(あす)の来(きた)るを信ずといふ
自分の言葉に
嘘はなけれど――
（
石川啄木
）
7.
人間は死期が近づくにつれて、どんなに俗な野暮天(やぼてん)でも、奇妙に、詩というものに心をひかれて来るものらしい。
辞世の歌とか俳句とかいうものを、高利貸でも大臣でも、とかくよみたがるようではないか。
（
太宰治
）
8.
明日(あす)ありと思ふ心の仇桜(あだざくら)
夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは
（
親鸞
）
9.
殺すとも
そなたはそなたわしはわし、
二つのむくろかかわりなし
（
吉井勇
）
10.
その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪の
おごりの春のうつくしきかな
（
与謝野晶子
）
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