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今日の
音の名言
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9月22日
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1.
遠雷のいとかすかなるたしかさよ
(
細見綾子
)
2.
どちらかと聞かれ山好き瀧音も
(
丸山佳子
)
3.
水音(みずおと)をしるべのごとく枯るる道
(
加藤喜代子
)
4.
友人を待っていて、ああ、あの足音は?
なんて胸をおどらせている時には、決してその人の足音ではない。
そうして、その人は、不意に来る。
足音も何もあったものではない。
全然あてにしていないその空白の時をねらって、不意に来る。
不思議なものだ。
(
太宰治
)
5.
頭(こうべ)を上げよ、
なぜならお前自身の中に、
限りない青空がひろがっている。
そこでは竪琴(たてごごと)がひびき、
歓喜して音をたて、揺れている。
(
ビョルンスティエルネ・ビョルンソン
)
6.
短詩型文学は、散文を読むように読んではいけないのである。
そもそも「よむ」こと自体が詩となじまぬ。
朗唱、朗詠すべきであろう。
声にして、音にして、その響きが意識のほの暗い所をゆさぶる。
いわば心で読む。
舌頭(ぜっとう)に千転させて、おのずから生じるものを心で受けとめる。
そういうものでなくてはならない。
(
外山滋比古
)
7.
照り競ふ紅葉(もみじ)を囃(はや)す瀬音あり
(
林翔
)
8.
おのれは醜いと恥じているのに、
人から美しいと言われる女は、
そいつは悲惨だ。
風の音に、鶴唳(かくれい)に、おどかされおびやかされ、一生涯、滑稽な罪悪感と闘いつづけて行かなければなるまい。
(
太宰治
)
9.
涼しさや鐘をはなるゝかねの声
(
与謝蕪村
)
10.
大寒やポストの音に深さあり
(
大竹照子
)
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