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今日の
長田弘の名言
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4月16日
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1.
めぐりくる季節は何をも裏切らない。
何をも裏切らないのが、希望の本質だ。
めぐりゆく季節が、わたし(たち)の希望だ。
(
長田弘
)
2.
今日、わたしたちの社会がぶつかっている問題は、書かれていないものを必要とする考え方をなくしてしまったことに起因している、そのためにとまどっているように思われるのです。
(
長田弘
)
3.
なせばなると、ずっと思っていた。
間違っていた。なしとげたものなんかない。
きみは、そのことに気づいていたか?
(
長田弘
)
4.
人生は受容であって、戦いではない。
戦うだとか、最前線だとか、
戦争のことばで、語るのはよそう。
(
長田弘
)
5.
おおきな樹のある街の通りはうつくしい。
(
長田弘
)
6.
子どもの本になくてはならない三つのもの──「古くて歳とったもの」「小さいもの」「大切なもの」。
(
長田弘
)
7.
うつくしいと言うのには
うつくしいと言えればいい。
それだけのことが、
説明の時代である今日
むしろ難しくなってはいないでしょうか。
(
長田弘
)
8.
よろこびを書こうとして、かなしみを発見する。
かなしみを書こうとして、よろこびを発見する。
詩とよばれるのは、書くということの、そのような反作用に、本質的にささえられていることばなのだと思う。
(
長田弘
)
9.
日常の生き方、日々を生きる姿勢というのは、それぞれの日常の振るまいにそのまま表れます。
(
長田弘
)
10.
ひとはみな本質的に田舎者なのだ。
(
長田弘
)
11.
料理はひとの暮らしとおなじだけの古い物語をもつが、料理に息づいている歴史とは、すなわち日々に新鮮な現在だ。
食卓を共にするというのは、そうした新鮮な現在を、日々に共にすることだと思う。
(
長田弘
)
12.
自分の先入観、自分の意思をもって、物事を見ないこと。
(
長田弘
)
13.
自分の手で、自分の
一日をつかむ。
新鮮な一日をつかむんだ。
スがはいっていない一日だ。
手にもってゆったりと重い
いい大根のような一日がいい。
(
長田弘
)
14.
神はわれわれに、共感する力をあたえた。
(
長田弘
)
15.
タイトルを聴くだけで、その歌が自分のなかに呼び覚ます風景を思い起こす。
その歌に歌われている風景を思いだすのではなく、それぞれがそれぞれに思いだすのは、自分がその歌の向こうに見いだしてきた、自分をささえるものとしての風景です。
(
長田弘
)
16.
歩き方一つにすら、生きられた思想がある。
服はただの服なのではない。
服を着て、ひとは生きかたの表現を身に着ている。
(
長田弘
)
17.
時計を気にすると、時間が汚れた空気のようになる。
そのなかにいるという意識がしきりに先立って、気ぶせったくなる。
(
長田弘
)
18.
(本を)上手に読むというのは、読んでよかったと、自分で自分に言える経験をするということです。
(
長田弘
)
19.
読書というのは書を読むこと、本を読むことです。
けれども、読書に必要なのは本当は本ではありません。
読書のために必要なのが何かと言えば、それは椅子です。
(一部順序入れ替え)
(
長田弘
)
20.
心から離れない本と思っているのは、実は、
読んでから後、
いくども心のなかに抜き書きをかさね、
書き込みを繰りかえし、
記憶の行間に立ちどまり、
またその余白に入り込み、
目をつむり、そうして遠く思いを運ばれて、
というふうなしかたで、
いつかじぶんで親しくつくりかえてきた本なのだ。
(
長田弘
)
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