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今日の
長田弘の名言
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12月5日
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1.
そうすべきだと言い切る断言は、
正しいとおもえば、いつでも正しい。
誤ることなどありえないという
正しい理由をいつでももっているのだ。
(
長田弘
)
2.
本を読む人をつくりだすのは、習慣としての読書です。
本を読まない人をつくりだすのは、情報収集としての読書です。
(
長田弘
)
3.
うつくしいものをうつくしいと言おう。
(
長田弘
)
4.
あなたが誰だったにせよ、あなたが
生きたのは、ぎこちない人生だった。
わたしたちとおなじだ。
どう笑えばいいか、
どう怒ればいいか、あなたはわからなかった。
(
長田弘
)
5.
おおきな樹のある街の通りはうつくしい。
(
長田弘
)
6.
うまく表現できないという言葉ほど、表現についてうまく語りえている言葉はない。
(
長田弘
)
7.
人の価値観を育むもの、支えるもの、確かにするものとしての風景のなかに身をおくということ、風景のひろがりのなかでじぶんの小ささを思い知るということが、いつか見失われてしまっている。
(
長田弘
)
8.
夜がきたら、森へゆく。
手に何も持たず、一人で、
感覚を、いっぱいにひらいて。
歌を、うたってはいけない。
ことばを、口にしてはいけない。
(
長田弘
)
9.
図書館はまさに「蓄える」文化そのものであり、
アレキサンドリア文明の生気となったのは「蓄える」文化です。
(
長田弘
)
10.
ひとは大人になって、高さを忘れる。
平行になじんで、垂直を忘れる。
(
長田弘
)
11.
いつかはない
いつかはこない
いつかはなかった
(
長田弘
)
12.
目の前に咲きこぼれる、あざやかな
花々の名を、どれだけ知っているだろう?
何を知っているだろう? 何のたくらむところなく、
日々をうつくしくしているものらについて。
(
長田弘
)
13.
記憶という土の中に種子を播いて、季節のなかで手をかけてそだてることができなければ、ことばはなかなか実らない。
(
長田弘
)
14.
幸福とはとんでもないものじゃない。
それはいつでもきみの目のまえにある。
なにげなくて、ごくありふれたもの。
誰にもみえていて誰もがみていないもの。
たとえば、
テーブルの上の胡椒入れのように。
(
長田弘
)
15.
いまは、死者に聞くべきときです。
どんなに平凡なことであっても本当は特別なことなんだということを、死んだ人たち、いまはいない人たちは、よくよく知っている人たちだからです。
そして、そのことを、生きている者ほど失念している者はいないからです。
(
長田弘
)
16.
空を見あげると、気持ちが開けてゆく。
(
長田弘
)
17.
すべての人の子はただ死ぬためにのみ
この世に生まれる。
人はこちらの扉から入って、
あちらの扉から出てゆく。
(
長田弘
)
18.
読むことは歩くことである。
(
長田弘
)
19.
過去を引き算することが進歩であるというような勝手な思いなしこそが、むしろ今日の迷妄の、最たる症状なのではないかと、つくづくと疑われるのだ。
(
長田弘
)
20.
どこかへゆくためにでなく、歩くことをたのしむために街を歩く。
とても簡単なようなのだが、そうだろうか。
どこかへ何かをしにゆくことはできても、歩くことをたのしむために歩くこと。
それがなかなかにできない。
(
長田弘
)
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