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今日の
長田弘の名言
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9月16日
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1.
きみはほかの誰にもならなかった。
好きだろうがきらいだろうが、きみという一人の人間にしかなれなかった。
そうと知ったとき、そのときだったんだ、そのとき、きみはもう、一人の子どもじゃなくて、一人のおとなになっていたんだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
2.
風景を壊す復興、何もかも新しくしてというのは、何か間違えている。
風景を取り戻さないと記憶というのは残らない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
3.
日々にあってひとを活かしているのは、
どうということもないものだ。
日々を横切る明るい無名の一瞬の記憶なのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
4.
(本は)わからないままに読んで夢中になることだってある。
そういうところに、むしろ本の不思議な魅力はある。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
5.
じぶんの胸が感じていることを、まげないで書く。
じぶんの目に映っているものを、ゆがめないで書く。
じぶんの覚えるおどろきを、かくさないで書く。
ごまかしなく書かれたことばの確かさが、すごい詩になる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
6.
じぶんを呼びとめる小さな声が、どこからか聞こえて、しばらくその声に耳を澄ますということが、いつのころからか頻繁に生じるようになった。
(中略)そうした、いわば沈黙の声に聴き入るということが、ごくふだんのことのようになるにつれて、物言わぬものらの声を言葉にして記しておくということが、いつかわたしにとって詩を書くことにほかならなくなっているということに気づいた。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
7.
日本語の漢字はわたしたちのなかに、連想する力をふんだんに育ててきたけれども、カタカナのことばはことばの地下茎がもともと断ち切られてしまうため、なかなかそうはゆかず、ことばによる連想の力、イメージをゆたかにつらねてゆく力を、どうしても殺いでしまいやすいのです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
8.
一人のわたしは何によっていま、ここに活かされているかを問うこと。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
9.
歴史があたかも風物詩のようにしか語られなくなることのふしぎさが、この国ではめったに糺(ただ)されることがない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
10.
(替えがたいものは)ことばだ。それも、
どうしても、ことばにならないことばだ。
そして、思いだそうとしても、思いだせない、
しかし、もう一ど、確かめたいと思うことばだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
11.
音のない音楽のように、
手につかむことのできないもの。
けれども、あざやかに感覚されるものを、
説明しようとすれば、
逆に「何か」としか言えないような大切な「何か」を、
むしろ切り落としてしまうことになる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
12.
本の文化というものが
これほど長い生命力をもち、
本というメディアが
これほど長い間わたしたちのなかに
必要なものとされて生きてきたのは、
そういうどこにでもあるものを
自分が読むことによって、
あるいは書くことによって、
特別なものにしてゆく方法としてのメディアだったためです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
13.
こんにちは、と言う。ありがとう、と言う。
結局、人生で言えることはそれだけだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
14.
読書は正解をもとめることとはちがうと思う。
わたしはこう読んだというよりほかないのが、
読書という自由だ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
15.
子どもとしてのじぶんを見つめながら、ひとは大人というもう一人のじぶんになる。
大人のじぶんのなかには、じぶんがずっと見つめてきた子どものじぶんがいます。
あるいは、大人のじぶんをずっと見つめている子どものじぶんがいます。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
16.
いつの世にも、樹は画家たちによって、それこそ描き尽くされるくらい、描きつづけられてきた。
どんなに遠くまでいっても、未知の驚きはないと思われてもきた。
違っていた。
まだほんとうの驚きがあった。
ずっと身近なところに。
誰もが経験できるところに。
樹下に。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
17.
伝えることの本質は、
(相手が)どう読むかという
伝えられる側の一方的な努力の中にあります。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
18.
風景というものを生きる、あるいは風景の語っている言葉でない言葉というものを書き取る。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
19.
もっとも遠くもっとも近い、
そう、時間によって侵されない風景のなかに、
じぶんはむかしからずっといたのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
20.
自分が選びとった言葉のなかに、じつは選びとられるのが自分なのです。
何を美しいと思うかというそれだけのことでも、その人をもっともよく語りうるというのが言葉です。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
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