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今日の
長田弘の名言
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9月9日
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1.
木の家に住むことは、聴くことである。
窓を開けることは、聴くことである。
街を歩くことは、聴くことである。
考えることは、聴くことである。
(
長田弘
)
2.
(今日)日々の事実が、日々の真実のようでない。
豊かさが、わたしたちの豊かさのようでない。
わたしたちは、わたしたちのようでない。
(
長田弘
)
3.
じぶんを呼びとめる小さな声が、どこからか聞こえて、しばらくその声に耳を澄ますということが、いつのころからか頻繁に生じるようになった。
(中略)そうした、いわば沈黙の声に聴き入るということが、ごくふだんのことのようになるにつれて、物言わぬものらの声を言葉にして記しておくということが、いつかわたしにとって詩を書くことにほかならなくなっているということに気づいた。
(
長田弘
)
4.
好きだろうが嫌いだろうが、この世に「私」というものは、いまあるこの背の高さのこの「私」しかいない。
自分の背の高さを自分で引き受けたところから、すべては始まる。
(
長田弘
)
5.
もしも、絵本を自分へ贈るのなら、それは自分に「もう一つの時間」を贈ることです。
もしも、絵本を誰かへ贈るのなら、それはその誰かへ、この世界への眼差しを共にしたいという思いを贈ることです。
(
長田弘
)
6.
(本を)上手に読むというのは、読んでよかったと、自分で自分に言える経験をするということです。
(
長田弘
)
7.
人生に、真実なんてない。
窓から差し込む日の光と同じくらい、それは、はっきりとした事実だ。
(
長田弘
)
8.
海を前にする時、言葉は不要だと思う。
(
長田弘
)
9.
子どもが自分(のため)に求めるのは、自分を元気づけてくれるもの、しかし大人たちはもうそんなものはいらないとだれもが思い込んでいるもの、もしこういう言葉で言っていいのなら、子どもたちにとっての理想主義です。
(
長田弘
)
10.
日々の平凡さのもつ価値は、それを失ってはじめてようやく明らかになる、独特の性質をもっています。
(
長田弘
)
11.
それぞれの生き方をつくりだすものはそれぞれの身に付いた習慣であり、習慣とよばれるそれぞれの日々の在り方であり、それぞれの自分の人生の時間の使い方である。
(
長田弘
)
12.
人は死ぬが、
よく生きた人のことばは、死なない。
(
長田弘
)
13.
一人が一人に読むように、詩は読むのがいいし、詩の言葉というのは本来そういう親身な言葉だろうと思える。
(
長田弘
)
14.
どこへもゆけず、何もできずとも、
ただ、透明に、一日を充たして過ごす。
木を見る。
空の遠くを見つめる。
焼酎を啜(すす)り、平均律クラヴィーア曲集を聴く。
(
長田弘
)
15.
名詞は、てんから意味を決めこむ。
けれども動詞は、できあがった意味をもたない。
しっかり動詞を生きなければ、動詞に意味は生まれてこない。
(
長田弘
)
16.
考えることが快楽でない人は
考えに考えることをよしと考えない。
(
長田弘
)
17.
じぶんにひつようなだけの無駄を、じゅうぶんにつかえるようなじぶんの時間。
そうした時間を手にいれることのむずかしさ。
(
長田弘
)
18.
色と匂いを信じる。いつでも
空の色が心の色だと思っている。
(
長田弘
)
19.
あなたが誰だったにせよ、あなたが
生きたのは、ぎこちない人生だった。
わたしたちとおなじだ。
どう笑えばいいか、
どう怒ればいいか、あなたはわからなかった。
(
長田弘
)
20.
人はこの世界の主人公ではない。
自然の一部にすぎない。
(
長田弘
)
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