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今日の
長田弘の名言
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6月29日
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1.
日常の生き方、日々を生きる姿勢というのは、それぞれの日常の振るまいにそのまま表れます。
(
長田弘
)
2.
読書と情報は、一見とてもよく似ている。
似ているけれども、おたがい似て非なるものです。
読書は情報の道具ではないし、情報によって読書に代えるというわけにはゆかないからです。
(
長田弘
)
3.
人をちがえるのは、ただ一つ
何をうつくしいと感じるか、だ。
(
長田弘
)
4.
それぞれの生き方をつくりだすものはそれぞれの身に付いた習慣であり、習慣とよばれるそれぞれの日々の在り方であり、それぞれの自分の人生の時間の使い方である。
(
長田弘
)
5.
それぞれの日々のなかに、ここにいない人(=死者)と語らうことができる、そういう場所をつくる。
つくってきた。
自分のうちに、そういう場所をもつ、たもつ。
ここにいない人と語らうことができる場所というのは、ここにいない人がそこにいると感じられる場所です。
(
長田弘
)
6.
ひとは結局、できることしかできない。
あなたはじぶんにできることをした。
あなたは祈った。
(
長田弘
)
7.
言葉むなしければ、人はむなしい。
(
長田弘
)
8.
言葉の表情や身振りのなかに、物事のディテールのなかに、本質はさりげなくあらわれる。
(
長田弘
)
9.
生けるものも死せるものもみな、共にあり。
──ひとをけっして孤独にしないのが、バッハです。
(
長田弘
)
10.
タイトルを聴くだけで、その歌が自分のなかに呼び覚ます風景を思い起こす。
その歌に歌われている風景を思いだすのではなく、それぞれがそれぞれに思いだすのは、自分がその歌の向こうに見いだしてきた、自分をささえるものとしての風景です。
(
長田弘
)
11.
考えはとりかえることができるかもしれないが、
考えかたはそう簡単にとりかえることはできない。
その人のもつ考えかたは、
その人のもつ生きてある習慣と根ざしているからだ。
(
長田弘
)
12.
「わたし」が詩を見つけるのではない。
詩が「わたし」を見つけるのだ。
(
長田弘
)
13.
一番効果的な教育というのは、言わず語らずのうちに伝わっていく、伝えられていくこと。
それが本来の教育というものだろう。
(
長田弘
)
14.
十二月にはいったら、することは一つです。
静かな一人の時間をつくること。
(
長田弘
)
15.
詩は一人のわたしの、世界の感じ方、読み方を、ちょうど碁石を碁盤に置くように、そこに置く言葉です。
そこというのは、相対するものの目前に、ということです。
(
長田弘
)
16.
おおきな樹のある街の通りはうつくしい。
(
長田弘
)
17.
(人生を)日の数で、数えてはいけない。
人生は、夜の数で数えるのだ。
(
長田弘
)
18.
気をつけたほうがいいのだ、
何事もきっぱりと語るひとには。
です。
であります。
なのであります。
語尾ばかりをきっぱりと言い切り、
本当は何も語ろうとしていない。
(
長田弘
)
19.
ホンモノじゃないとだめだということに囚われると、ニセモノをホンモノといいたてるイカサマに往々にして囚われるようになる。
(
長田弘
)
20.
貝殻をひろうように、身をかがめて言葉をひろえ。
(
長田弘
)
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