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今日の
日本(国)に関する名言
☆
5月27日
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1.
せまい日本、そんなに急いでどこへ行く。
(
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2.
私は今の日本人論、日本文化論を好まない。
日本人はこうだと決めつけても、
しょせん甲斐ないことなんです。
本質はこうだと決めつけても何にもならん。
第一、そんなに人間って不変のものですか?
(中略)今の日本での民族論の不毛さを感じるんだ。
悠久の歴史の中で、
短い時間だけを切り取って、
その民族の特性を断定したって意味がない。
(
梅棹忠夫
)
3.
日本の貧しさの最大なる一つは
娯楽を悪徳と見ることで、
娯楽が悪いのではなく、
娯楽によって崩れるような因習的道徳や教育が悪い。
(
坂口安吾
)
4.
日本の社会のオトナは
オトナの生活を守る識見がないから、
甘んじて子供の跳梁(ちょうりょう)(自由にはねまわること)にまかせている。
日本ではオトナの人生まで、
子供に蹂躙(じゅうりん)され(踏みにじられ)つくして、
なすすべもないのである。
(
田辺聖子
)
5.
わたしたちが盆に、あるいは正月に、自分の「くに」に帰るという「くに」は郷土、故郷、すなわち地方を意味します。
その「くに」という言葉が「国」になって、地方がなくなって、親しい風景をもたない、国家としての「国」という抽象的な言葉しかいまは残っていないのが「国」という言葉の感覚です。
(
長田弘
)
6.
だまされたものの罪は、
ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、
あんなにも造作なくだまされるほど
批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、
家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつてしまつていた
国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが
悪の本体なのである。
(
伊丹万作
)
7.
ふつう弱肉強食があからさまになった社会であれば、
政府の存在価値は、
弱きを助け強きを挫(くじ)くことによって
バランスをとることにあるはず。
ところが、レーガンやサッチャーはその逆をやった。
強きを助け弱きを挫く政策。
日本政府が今やっているのは、まさにそれ。
(
米原万里
)
8.
新鮮な現実を突きつけないで、
ただ外国人に迎合し、
過去の夢のようなものだけを売りものにするということは、
われわれの文化にとって、
じつは屈辱的だと言わなければなりません。
(
岡本太郎
)
9.
防衛力なくして外交交渉だけやっても、ほとんど得るものはありません。
防衛力だけで平和を得(う)ることもできません。
(防衛力の整備と外交交渉)この両方をきちんとやっていくことが日本にとって必要です。
(
石破茂
)
10.
日本の男子には妙な習癖があって、不景気な考え方だ引込思案(ひっこみじあん)だと言われると、随分尤(もっと)もな意見を持っていてもすぐへこたれ、明らかに無謀な積極政策を提案しても、大抵は威勢がいいの進取的だのと言って誉められる。
(
柳田国男〔柳田國男〕
)
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