名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
11月17日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
僕は生まれながらの傍観者である。
(中略)どんな感興のわき上がった時も、僕はそのうずまきに身を投じて、心から楽しんだことがない。
僕は人生の活劇の舞台にいたことはあっても、役らしい役をしたことがない。
(
森鴎外
)
2.
この世の中では、他人から見て、可笑しくないほど深刻なことは、あんまりないと考えてよろしい。
人の自殺だって、大笑いのタネになる。
荷風先生の三千万円かかえての野垂れ死にだって、十分、他人にはユーモラスである。
(
三島由紀夫
)
3.
どうにもならないことを、どうにかするためには、手段を選んでいるいとまはない。
(
芥川龍之介
)
4.
人間は好き嫌いで働くものだ。
論法で働くものじゃない。
(
夏目漱石
)
5.
君は君 我は我なり
されど仲良き
(
武者小路実篤
)
6.
制作には、
肉体的健康と同時に、
何か或る種の肉体的精神的不健康が必要とされる。
晴朗と共に鬱屈が、
煩らわしさを免かれた感じと共に別の憂鬱が、
平静な幸福と共にくすぶった怒りが、
激越でない喜びと共にやはり別種の悲しみが必要とされる。
(
三島由紀夫
)
7.
困ったって負けるものか。
正直だから、どうしていいか分からないんだ。
(
夏目漱石
)
8.
視(み)ること、それはもうなにかなのだ、自分の魂の一部分或(ある)いは全部がそれに乗り移ることなのだ
(
梶井基次郎
)
9.
たいてい勇気ある行動というものは、別の在るものへの怖れから来ているもので、全然恐怖心のない人には、勇気の生まれる余地がなくて、そういう人はただ無茶をやってのけるだけの話です。
(
三島由紀夫
)
10.
人間のすることに、
いちいちわけがなくちゃならないってことはないんじゃないか。
お互い人間てものは、
どうしてそんなことをしたか、
自分でもわからないようなことをするときがあるんじゃないだろうか。
(
山本周五郎
)
11.
明日は、明日はと言って見たところで、そんな明日はいつまで待っても来やしない。
今日はまた、またたく間(ま)に通り過ぎる。
過去こそ真(まこと)だ。
(
島崎藤村
)
12.
われわれを支配する道徳は資本主義に毒された封建時代の道徳である。
われわれはほとんど損害のほかに、何の恩恵にも浴していない。
(
芥川龍之介
)
13.
恋愛の兆候の一つは彼女は過去に何人の男を愛したか、あるいはどういう男を愛したかを考え、その架空の何人かに漠然とした嫉妬を感ずることである。
(
芥川龍之介
)
14.
人間の心は苦難に対して鋼鉄の如(ごと)くでは有り得ない。
人間は可憐であり、脆弱であり、それ故(ゆえ)愚かなものであるが、堕(お)ちぬくためには弱すぎる。
(
坂口安吾
)
15.
われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめる
(
三島由紀夫
)
16.
きよく
かがやかに
たかく
ただひとりに
なんぢ
星のごとく。
(
佐藤春夫
)
17.
絶望と悲哀と寂寞(せきばく)とに堪え得るる勇者たれ、運命に従う者を勇者という。
(
田山花袋
)
18.
ああ寒いほどひとりぼっちだ!
(
井伏鱒二
)
19.
結婚は顔を赤くするほど嬉しいものでもなければ、
恥ずかしいものでもないよ。
(
夏目漱石
)
20.
あらゆる文章は
形容詞から古くなっていく。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ