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11月28日
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1.
私にとつて、
草はよしそれがどんなに小さい、果敢(はか)ないものであつても、
それは地に潜んでゐる生命の眼であります。
触覚であります。
温覚であります。
(
薄田泣菫
)
(
Susukida Kyuukin
)
2.
転んで、
さかさにされた亀のようになったとき、
死ぬことばかりを思いつめている自分の姿が、
妙にこっけいなものに見えたのです。
わたしは、この他人の目に助けられたのでした。
(
高史明
)
(
Ko Sam Myeong
)
3.
私は推薦図書は書かない。
書店で手に取った時に、まるで自分を待ちかねていたかのような感じがする本が「あなたの本」だ。
立ち読みして文章が目に飛び込んでくるようだと、絶対に買いだ。
(
中井久夫
)
(
Nakai Hisao
)
4.
人間は、
自分がそこに持っていったものしか
目に入らないものである。
(
ヘンリー・ブルックス・アダムズ
)
(
Henry Books Adams
)
5.
人と言う者は、
その立ち居振る舞いで品性から心の底まで見られてしまう。
だから、人目の無いところでも、
垣(かき)にも壁にも目があるのだと思い、
油断してはならない。
まして、人中では作法に気をつけ、
一足でも作法にはずれた歩みをせず、
一言でも浅薄だと思われるような言葉を吐いてはならぬ。
(
斯波義将
)
(
Shiba Yoshiyuki
)
6.
良い諺(ことわざ)は、
眉をしかめさせず、
目を開かせる。
(
ロシアのことわざ・格言
)
(
Russia saying
)
7.
タブーを尻目にかけ、蹂躙するのは
とにかく壮快である。
(
林達夫
)
(
Hayashi Tatsuo
)
8.
植物には
紅白紫黄(こうはくしおう)、色とりどりの花が咲き、
吾人(ごじん)の眼を楽しませることひととおりではない。
だれもこの天から授かった花を
愛せぬものはあるまい。
そしてそれが人間の心境に影響すれば、
悪人も善人になるであろう。
(
牧野富太郎
)
(
Makino Tomitarou
)
9.
見事な、先見性を持った事業展開というものは、
その存立基盤と、自己の着眼点について
美しい、自然な響きを持った
一連の文章にまとめられる。
(
大前研一
)
(
Oomae Kenichi
)
10.
他人を正視しない目は卑怯だ。
わざとらしい凝視をする奴は、内面に虚偽を持った奴だ。
(
室生犀星
)
(
Murou Saisei
)
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