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今日の
小林秀雄の名言
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12月6日
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1.
世人(せじん)がこれ(=変わり者)を許すのは、
教養や観念によってではない、
付き合いによってである。
付き合ってみて、
世人は知るのだ。
自己に忠実に生きている人間を軽蔑する理由が
何処(どこ)にあるか、と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
常に見られる進歩派と保守派との対立は、
伝統の問題には、恐らく何(な)んの関係もあるまい。
両者が争っている対象は、
伝統というよりむしろ怠惰な精神にも自明な習慣というものだ、
と言った方がいいだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
作品は
現実的に死んで古典化して行くとともに
又その輪郭を明らかにして行く。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
現代人は何かにつけ、
現実暴露が、
聡明な人間の特権の様な顔をしているが、
暴露された現実には、
もはや人間の影がなくなっているという事は、
あまり気にかけない様である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
自分の気質について、
誰でも、はッと合点する事がある。
青年には合点する暇はないかもしれないが、
成熟した人間は、皆、
それをやっている筈(はず)だ。
何処(どこ)で合点するか。
それは、自分の思い出のうちより他にはありますまい。
文化と呼ばれている巨人の歩みにも、
同じ事が起こっています。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
美というものは、
現実にある一つの抗し難い力であって、
妙な言い方をする様だが、
普通一般に考えられているよりも実は
遥かに美しくもなく愉快でもないものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
今日(こんにち)可愛がられている批評家の言葉が、
人手から人手に渡り歩き、
どんなに一銭銅貨の様によごれている事か。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
批評とは竟(つい)に
己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか!
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
感動は心に止(とど)まって消えようとせず、
而(しか)もその実在を信ずる為には、
書くという一種の労働がどうしても必要の様に思われてならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
肉体が土という故郷を持っている時に、
精神は伝統という故郷を持っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
死によって完結する他はない生の営みの不思議。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
苦悩は人間の意識の唯一の原因である
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
文学文学と一と口にいうが、
文学だって生き物の様に育つもので、
ほんとうの文学になるのには
年月がかかる。
作品が生産され、
歴史という公平無私な大批評家の手にかかり、
はじめてほんとうの文学作品として落着くのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
文学に於(お)いて、
これだけは心得て置くべし、
というようなことはない、
文学入門書というようなものを信じてはいけない。
途方もなく偉い一人の人間の体験の
全体性、恒常性というものに先(ま)ず触れて
充分に驚くことだけが大事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
その人の性格とは、
その人の言葉を語る、一瞬も止まる事なく独特な行動をする
その人の肉体全体を指す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
利害打算に追われ、
現実的観察なぞに追われている人々が、
じつはどんなに不安定な夢想家であるかを見抜くのは、
難しいことではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
心掛け次第で明日からでも実行が出来、
実行した以上必ず実益がある、
そういう言葉を、
ほんとうの助言というのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
経験によって強く頭に閃(ひらめ)く考えというものを、
展開させ育て上げようとする人は
実に少ないものだ。
経験が、その都度(つど)教える考えの閃きは、
その時その時の感想となって
消費されて了(しま)う。
宝石が磨かれないで捨てられて行く様なものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
選手たちは、
定められた秩序や方法を、
制約とは少しも感じていない。
規律があることが楽しいのである。
まず規約がなければ、
自由な努力などすべてむなしい
というむずかしい問題を、
楽々と解いている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
限界のない獣性が繊巧(せんこう)にまで達した様な男、
こういう男の顔が仮面に似ずして
どんな生き物(の顔)に似ていようか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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