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今日の
小林秀雄の名言
☆
11月16日
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1.
限界のない獣性が繊巧(せんこう)にまで達した様な男、
こういう男の顔が仮面に似ずして
どんな生き物(の顔)に似ていようか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
人は便覧(マニュエル)をもって
右に曲がれば街へ出る
と教える事は出来る。
然(しか)し、
坐った人間を立たせる事は出来ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
私の実感から言えば、
ゴッホの絵は、
絵というよりも精神と感じられます。
私が彼の絵を見るのではなく、
向こうに眼があって、
私が見られている様な感じを、
私は持っております。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
美が欲しいのではない、
生理的快感が欲しいのだ。
何物も教わりたくはない、
ただすべてを忘却したいのだ。
時間を、神経を消費したいのだ。
見たくはないのだ。
酔いたいのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
事実や行動にかまけていては、
独創も発見もないであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
(空虚ではなく感動に充ち、語ろうとする衝動は抑えがたく、しかも口を開けば嘘になるという)沈黙を創り出すには
大手腕を要し、
そういう沈黙に堪えるには
作品に対する痛切な愛情を必要とする。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
自分自身と和する事の出来ぬ心が、
どうして他人と和する事が出来ようか。
そういう心は、
同(どう)じて乱をなすより他に行く道がない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
科学は自然を解釈するだけで、
評価するものじゃない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
僕等は西洋の思想に揺り動かされて、
伝統的な日本人の心を大変微妙なものにして了(しま)ったのだが、
その点に関する適確な表現を
現代の日本人は持っていないのである。
これは現代文化の大きな欠陥だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
何かにつけ、
頭がいいとか悪いとか言い度(た)がるが、
頭の天稟(てんぴん)の出来不出来という事を、
現代人は、実におろそかに考えているのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
自画像を描く画家は、
ここに自分の持って生まれた他人とは異なる顔がある
という事実に、
画家自身がどう処したか、
この取るに足らぬ事実を、どう始末したか、
その画家の精神が語られているところに、
自画像の魅力があるのでしょう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
(学生時代)僕はただもう非常に辛く不安であった。
だがその不安からは得をしたと思っている。
学生時代の生活が
今日の生活にどんなに深く影響しているかは、
今日になってはじめて思い当たる処(ところ)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
非常時の政策というものはあるが、
非常時の思想というものは実はないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
自分の事を言われて
自分の事しか考えない人は、
馬鹿でなければ傑物(けつぶつ)だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
現代の音楽好きは、
音楽にはいろいろな聞き方がある
という考えに捕らわれ過ぎているように思われる。
音を言葉で翻訳することに
あまり忙しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
ミケランジェロは、
大理石の塊に向かって、
鑿(のみ)を振るう、大理石の破片が飛び散るに従って、
自分が何を考え、何を感じているかが明らかになる、
遂にダヴィッドが石の中から現れ、
ダヴィッドとは自分だと合点するに至る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
元来理屈から言って、
自己の姿などというものは
いつまで経っても見えるわけのものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
自分の気質について、
誰でも、はッと合点する事がある。
青年には合点する暇はないかもしれないが、
成熟した人間は、皆、
それをやっている筈(はず)だ。
何処(どこ)で合点するか。
それは、自分の思い出のうちより他にはありますまい。
文化と呼ばれている巨人の歩みにも、
同じ事が起こっています。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
例えば短歌なんかやっている方は、
日本の自然というものを実によく見ている。
眼の働かせ方の修練が出来ている
という感じを受けますが、
西洋風な詩を作る詩人のものを読むと、
みな眼が駄目です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
一体、頭がいいとか悪いとかいう様な言葉は、
恐らく昔はなかったので、
抽象とか理論とかに関する能力如何(いかん)に準じて、
人間の頭を品評する傾向が強くなって、
はじめて現れた不健全な言葉ではないかと思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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