名言ナビ
→ トップページ
今日の
小林秀雄の名言
☆
11月17日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
古典とは、
もともと反歴史的な概念なのである。
古典とは、
私達が、回顧の情をもって近づく
生きて考えた優れた人間の姿なのであって、
分析によって限定する過去の一思想の歴史的構造ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
ピカソは、可能な限りの身振りで、
対象に激突し、
彼は壊れて破片となる。
それより他に彼には
自分の意識を開放する道も、
他人の意識を覚醒させる道も
なかったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
呆(ぼ)けたという特色は、
物忘れがひどくなった事ではない。
棺桶に確実に片足をつっ込んだという実感です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
あらゆる現代は過渡期であると言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
惚れた同士の認識というものには、
惚れない同士の認識に比べれば
比較にならぬ程、
迅速な、溌剌(はつらつ)とした、
又独創的なものがある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
今日(こんにち)可愛がられている批評家の言葉が、
人手から人手に渡り歩き、
どんなに一銭銅貨の様によごれている事か。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
絵を見るとは、
理解する事とは全く別種な認識を得る練習だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
(批評においては)
常に生き生きとした嗜好を有し、
常に溌剌(はつらつ)たる尺度を持つ
という事だけが容易ではないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
果樹を栽培して、いい実を結ばせる、
それが culture だ、
つまり果樹の素質なり個性なりを育てて、
これを発揮させる事が、cultivate である。
自然を材料とする個性を無視した加工は
technique であって、culture ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
実生活に追われて人々は芸術をかえりみないのではないのだ、生活の辛酸にねれた心が芸術という青春に飽きるのでもないのだ。
彼等は最初から、異ったこの世の了解方法を生きて来たのだ。
異る機構をもつ国を信じて来たのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
人間とは何かという問いは、
自分とは何かという問いと離す事が出来ない。
何故(なぜ)かというと、
人間を一応は、
事物の様に対象化して観察してみる事が出来るとしても、
それは、人間に、
あまり遠方から質問する事になるからである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、
その便利さで身を滅ぼす。
便利さが新たな努力を麻痺させるからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
この世を如実に描き、
この世を知りつくした人にも
なお魅力を感じさせるわざを、
文学上のリアリズムと言う。
これが小説の達する最後の詩だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
どんな時代にしたって
人間としての真の確信というものを掴まえるのは、
生やさしい仕事ではないし、
ほんと言えば
青年などの手に合う仕事ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
古典は、
嘗(かつ)てあったがままの完璧性が、
世の転変をよそに独り永遠なのではない。
新しく生まれ変わるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
出来上がったダヴィッドの像は
彼(=ミケランジェロ)に様々な事を教える、彼の心に様々な新しい疑問を起こさせる、
彼は解(わか)らぬままに、又、
鑿(のみ)を提(さ)げて新しい大理石の塊に向かう。
恐らくこれが
芸術家の仕事というものの実情なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
道具を上手に使うとは、
又道具に上手に使われる事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
先(ま)ず直覚しない聡明は、
何事もなし得ぬものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
何故(なぜ)人間は、
実生活では、
まるで違った個性の間に知己(ちき)が出来る事を見乍(なが)ら、
(書物の世界に入ると)
彼の思想は全然誤っているなどと
怒鳴り立てる様になるのだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
伝統とは
僕等の生活の思い出が沈澱する
言わば人類の記憶の穴だ。
真理も虚偽も
この穴の住人となるや
等しく伝統という不思議な言葉で着色され、
動かし難い第二の自然と化する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ