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今日の
小林秀雄の名言
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9月17日
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1.
善とは何かと考えるより、
善を得ることが大事なのである。
善を求める心は、各人にあり、
自ら省みて、この心の傾向をかすかにでも感じたなら、
それは心のうちに厳存(げんそん)することを
率直に容認すべきであり、
この傾向を積極的に育てるべきである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
思い出のない処(ところ)に故郷はない。
確乎(かっこ)たる環境が齎(もたら)す確乎たる印象の数々が、
つもりつもって作りあげた強い思い出を
持った人でなければ、
故郷という言葉の孕(はら)む健康な感動はわからないのであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
意味を欠いた美しい形は、
忽(たちま)ち安定を失う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
美しいものは、
諸君を黙らせます。
美には、
人を沈黙させる力があるのです。
これが美の持つ根本の力であり、
根本の性質です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
(文学界は)様々な借りものの批評原理を持った様々な批評家が争っているだけである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
実行をはなれて助言はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
過去と言い未来と言い、
僕等には思い出と希望との異名に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
早く不安から逃れようとする。
新しい事件を古く解釈して
安心しようとする。
これは僕等がみんな
知らず知らずのうちにやっている処(ところ)であります。
事件の驚くべき新しさというものの正体に
眼を据(す)えるのが恐いのである。
それを見詰めるのが
不安で堪(たま)らぬのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
惚れるというのは言わば
この世に人間の代わりに男と女とがいる
という事を了解する事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
人は便覧(マニュエル)によって動きはしない、
事件によって動かされるのだ。
強力な観念学は事件である、
強力な芸術も亦(また)事件である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
書物という伴侶、
これが、以前はよく解(わか)らなかった。
私は、依然として、
書物を自分流にしか読まないが、
その自分流に読むという事が、
相手の意外な返答を期待して、
書物に話しかける、
という気味合(きみあい)のものになったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
H2Oという水は
実験室のなかにだけ存在する様に、
例えば純粋なる人間という観念も
ある人の頭のなかにだけ存在するのです。
実際の世間には
そんな人間は一人も生きてはおりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
優れた芸術作品は、
必ず言うに言われぬ或(あ)るものを表現していて、
これに対しては学問上の言語も、
実生活上の言葉も為(な)す処(ところ)を知らず、
僕等は止(や)むなく口を噤(つぐ)む。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
あらゆる現代は過渡期であると言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
民主主義政治という大芝居には、
政治家という役者と
国民という見物人が要る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
政治家は
見物(=見物人)のこわいことを知っている
名優でなければならず、
見物(=見物人である国民)は金を払って来た見巧者(みごうしゃ)でなければならない。
政治的関心などという
とぼけた言葉なぞ要りはしない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
はっきりと眼覚めて物事を考えるのが、
人間の最上の娯楽だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
政治は人間精神の深い問題に干渉できる性質の仕事ではない。
精神の浅い部分、言葉を代えれば人間の物質的生活の整調だけを専(もっぱ)ら目的とすればよい。
そうはっきり意識した政治技術専門家が現われることが一番必要なのではないでしょうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
人間は自分の姿というものが漸次(ぜんじ)よく見えて来るにつれて、
自己をあまり語らない様になって来る。
これを一般に
人間が成熟して来ると言うのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
(独創的・個性的な仕事をなすような自己とは)
実際の物事にぶつかり、
物事の微妙さに驚き、複雑さに困却し、
習い覚えた知識の如(ごと)きは、
肝腎(かんじん)要(かなめ)の役には立たぬ
と痛感し、
独力の工夫によって自分の力を試す、
そういう経験を重ねて
着々と得られるものに他ならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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