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今日の
小林秀雄の名言
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9月16日
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1.
真理とは、
人中(ひとなか)に持ち出しても
恥をかかぬ話題以上の何物であるか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
人間は、
どう在(あ)ろうとも、
どんな処(ところ)にでも、
どんな形ででも、
平常心を、秩序を、文化を
捜(さが)さなければ生きて行けぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
歴史は繰り返す、
とは歴史家の好む比喩だが、
(中略)若(も)し同じ出来事が、
再び繰り返される様な事があったなら、
僕等は、
思い出という様な意味深長な言葉を、
無論発明し損ねたであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
批評精神は、
与えられた対象を、先(ま)ず破壊する事から始める。
よろしい、対象は消えた。
しかし
自分は何かの立場に立って
対象を破壊したに過ぎなかったのではあるまいか、
と批評して見給え。
今度はその立場を破壊したくなるだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
四百年も前にデカルトが
「精神には懐疑を、実行には信念を」
という一見馬鹿みたいな教えを書いた。
人々は困難な時勢にぶつかって、
はじめてそういう教えに人間の智慧(ちえ)の一切がある事を悟るのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
忍耐とは、省みて
時の絶対的な歩みに敬意を持つ事だ。
円熟とは、これに寄せる信頼である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
自分は人格である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
(小説中に)「愛情は金だ」などという言葉が飛び出して来ると、そのまま素直に受けられない様な気がする。
こんな言葉は大した言葉で、こういう言葉が処(ところ)を得てうまく納(おさま)る様な小説はそう誰にでも書け様(よう)とは思わぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
人間は、
万人流にいくらでも理解するが、
自己流にしか決して信じない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
文学に於(お)いて、
これだけは心得て置くべし、
というようなことはない、
文学入門書というようなものを信じてはいけない。
途方もなく偉い一人の人間の体験の
全体性、恒常性というものに先(ま)ず触れて
充分に驚くことだけが大事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
矛盾とはつねに知性上の問題である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
批評が出来るからといって
助言が出来るとは限らぬ。
助言というものは
(批評よりも)もっと実際的な親身な筋合いのものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
こちら側には何物もない、
向こう側には他人だけがいる。
自分は定かな性格を全く持っていない。
同時に、他人はめいめい確固たる性格であり、
実体である様に見える。
こういう奇妙な風景に接して、
はじめて他人というものが
自分を映してくれる唯一の歪(ゆが)んでいない鏡だ
と合点する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
覚悟というのは、
理論と信念とが一つになった時の、
言わば僕等の精神の勇躍であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
学問上の知識に、
生活の智慧に直接に働きかけ、これを指導するような力があるとは、
先(ま)ず考えられないが、
逆に、学問上の発見や発明には、
生活の智慧の力が働かねばならぬ事は、
充分に考えられる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
どんなに驚くべき歴史事件も
隈(くま)なく手入れの行きとどいた史観の網の目に捕らえられて
逃げる事は出来ない。
そういう事になると、
史観さえあれば、本物の歴史は要らない
と言った様な事になるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
絶望するにも才能がいる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
例えば秋声(=徳田秋声)とか白鳥(=正宗白鳥)とかいう人々が
今も昔乍(なが)らのものを書いていて
やはり人を引きつけるものを持っているのは、
ああいう人々は
自然主義的ものの見方と一緒にもう一つのもの、
一口に言えば現実の冷い作家たる観察眼をもっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
得態の知れぬ悲しみを告白するとは、
新しい悲しみを作り出す事に他ならなかった。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
大事変が終わった時には、必ず
若(も)しかくかくだったら事変は起こらなかったろう、
事変はこんな風にはならなかったろう
という議論が起こる。
必然というものに対する人間の復讐だ。
はかない復讐だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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