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今日の
小林秀雄の名言
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9月2日
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1.
表現とは
認識なのであり自覚なのである。
いかに生きているかを自覚しようとする
意志的な意識的な作業なのであり、
引いては、
いかに生くべきかの実験なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
言葉も亦(また)
紅葉の葉の様に自ら色づくものであります。
ある文章が美しいより前に、
先(ま)ず材料の言葉が美しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
レトリックを離れて哲学はない。
言葉を離れて理論はないからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
どんなに人の名前というものを見くびったって、
やがて、それは
先(ま)ず人間そのものを見くびらなければ、出来ない事だ
と合点するようになる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
死は、私達の世界に、
その痕跡しか残さない。
残すや否(いな)や、
別の世界に去るのだが、
その痕跡たる独特な性質には、
誰の眼にも、見紛(みまが)いようのないものがある。
生きた肉体が屍体(したい)となる、
この決定的な外物の変化は、
これを眺める者の心に、
この人は死んだのだという言葉を、
呼び覚まさずにはいない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
出来る事なら、古い知識なり経験なりで、
新しい事件を解釈して安心したい。
言い代えれば、恰(あたか)も古い事件に対する様に、
この新しい事件に安心して対したい。
僕等は、知らず知らずの間に、
そういう事をやる。
こういう心理傾向からは、
なかなか逃れ難い。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
己れを知るとは
自分の精神生活に関して自信をもつという事と
少しも異なった事ではない。
自信が出来るから
自分というものが見えたと感ずるのである。
そしてこの自信を得るのには
どんな傑(すぐ)れた人物でも
相当の時間を要するのだ、
成熟する事を要するのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
物を考えるとは、
物を掴(つか)んだら離さぬという事だ。
画家が、モデルを掴んだら
得心(とくしん)の行くまで離さぬ
というのと同じ事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
しっかりと自分のものになり切った強い精神の動きが、
本当の意味で思想と呼ぶべきものだと考える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
人間は
何かである事を絶えず拒絶して、
何かになろうとしている。
そういう人間に(人間とは何かという)問いを掛けるには、
もっと人間に近付かねばならぬ、近付き過ぎるほど近付いて
問わねばならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
悲劇とは単なる失敗でもなければ、
過誤でもないのだ。
それは人間の生きてゆく苦しみだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
忍耐力のない愛などというものを
私は考える事が出来ませぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
書物の数だけ思想があり、
思想の数だけ人間が居るという、
在(あ)るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
考えれば考えるほどわからなくなるというのも、
物を合理的に究めようとする人には、
極めて正常な事である。
だが、これは、
能率的に考えている人には異常な事だろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
文化問題について大風呂敷を拡げたがる人々には、
精神の自由などは
空言に聞こえるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
凡才が容易と見る処(ところ)に、何故(なぜ)、
天才は難問を見るという事が屡々(しばしば)起こるのか。
詮(せん)ずるところ、
強い精神は、容易な事を嫌うからだという事になろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
一体、実社会には、
どこを探しても純粋なものという様なものは存在しておりません。
社会ばかりではない、
自然界にも、
科学者の言う、純粋な水は流れてはおりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
味も素気(そっけ)もない人物とは、大抵、
学問もあり利巧な人物と相場が決まっているから
不思議である。
まるで味も素気もなくなる為に
学問をして、利巧になったという面(つら)をしている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
私達は、話をするのが、
特にむだ話をするのが好きなのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
凡(およ)そものが解(わか)るという程
不可思議な事実はない。
解るという事には
無数の階段があるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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