名言ナビ
→ トップページ
今日の
小林秀雄の名言
☆
3月24日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸の騒ぐなりけり」(西行)
この歌を美しいと感ずる限り、
私達は、めいめいの美的経験のうちに、
空即是色(くうそくぜしき)の教えを感得しているわけではないか。
美しいと感ずる限りだ、
感じなければ縁なき衆生(しゅじょう)である、
まことに不思議な事であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
職業に深入りしてみると、
仕事の中に、
自(おの)ずから一種職業の秘密とでも言うべきものが現れて来るのを感じて来る。
あらゆる専門家の特権であります。
秘密と申しても、
無論これは公開したくないという意味の秘密ではない、
公開が不可能なのだ。
人には全く通じ様もない或(あ)るものなのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
極度に明敏な人は
夢想するに到る。
限度を越えて疑うものは
信ずるに到る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
実人生がまさしく実人生であり
抽象的な存在ではない所以(ゆえん)は、
その驚くべき不純性によるのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
批評精神の赴(おもむ)くところ、
消えないものはない
と悟るだろう。
最後には、
諸君の最後の拠(よ)りどころ、
諸君自身さえ、
諸君の強い批評精神は消して了(しま)うでしょう。
そういうところまで来て、
批評の危険を経験するのです。
自分にとって危険であると悟るのです。
そういう体験のなかで、
批評という毒が創造の糧(かて)に変ずる機会があるのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
人間は、
万人流にいくらでも理解するが、
自己流にしか決して信じない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
逆説とは弄(ろう)するものではない、
生まれるものだ。
動いている現実を
動いているがままに誠実に辿(たど)る
分析家の率直な表現である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
世捨て人とは世を捨てた人ではない、
世が捨てた人である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
文化の生産とは、
自然と精神との立ち合いである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
僕等はいつも
知らず識(し)らず愛情によって
相手をはっきり掴(つか)んでいるのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
自信というものは、
いわば雪の様に音もなく、幾時(いつ)の間にか積もった様なもの
でなければ駄目だ。
そういう自信は、
昔から言う様に、
お臍(へそ)の辺りに出来る、頭には出来ない。
頭は、いつも疑っている方がよい。
難しい事だが、
そういうのが一番健康で望ましい状態なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
人は様々な可能性を抱いてこの世に生まれて来る。
彼は科学者にもなれたろう、
軍人にもなれたろう、
小説家にもなれたろう、
然(しか)し彼は彼以外のものにはなれなかった。
これは驚く可(べ)き事実である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
古典とは、
もともと反歴史的な概念なのである。
古典とは、
私達が、回顧の情をもって近づく
生きて考えた優れた人間の姿なのであって、
分析によって限定する過去の一思想の歴史的構造ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
如何(いか)に客観的に描かれた小説でも、
優れた小説には常に二重の目が光っている。
作中人物の眼と作者の眼と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
喜びを新たにするには悲しみが要り、
信を新たにするには疑いが要る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
自分は充分に孤独であると思っている者であっても、
人々と共にいなければ
孤独ではない。
人間はみなそうだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
思い出となれば、みんな美しく見える
とよく言うが、
その意味をみんなが間違えている。
僕等が過去を飾り勝(が)ちなのではない。
過去の方で
僕等に余計な思いをさせないだけなのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
感情が生理的に弱る事を
人は見逃さないが、
感情が固型化によって衰弱する事は
屡々(しばしば)見逃す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
人間は憎み合う事によっても協力する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
どんなに人の名前というものを見くびったって、
やがて、それは
先(ま)ず人間そのものを見くびらなければ、出来ない事だ
と合点するようになる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ