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今日の
価値・値打ちの名言
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3月7日
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1.
私は美といふものは、美価値以外の価値に於(おい)ては無価値のものと考へる。
一種ニヒリスティックな静かな静かな美のみの美を信仰する。
ここには道義も哲学も入れたくないのだ。
(
京極杞陽
)
2.
我々常民の先祖は
随分よく苦しみ、また痛切なるいろいろの実験をしたが
自身ではそれを書残しておいてくれなかった。
今ある彼らの生活の記録は、
大抵は外から観ていた人の推察に基いている。
それが果(はた)して地方地方の真状と一致するや否(いな)や。
それによって議論の価値に大いなる相違があるわけである。
(
柳田国男〔柳田國男〕
)
3.
人生は、
高価なぶどう酒のように、
適当に間をおきながらちびちびと味わうべきものだ。
どんなに上等なぶどう酒でも、
それを水のように注ぎ込んでいたのでは、
その魅力の全ては失われ、
もはや大事なものとは思えなくなってしまう。
(
フォイエルバッハ
)
4.
利用価値のある場合にのみ、
老人ならびに中老は
青年の悪口を控えるもののようである。
(
梅崎春生
)
5.
掌中の雀のほうが、
遠方に舞う鶴よりもましだ。
(
ミゲル・デ・セルバンテス
)
6.
それでいてそこに止まってはいぬ。
句のうしろに、作者の胸奥につながっている遠い深い何ものかが存在する。
それが俳句の価値、否、それだけが価値といえよう。
(
菅裸馬
)
7.
価値観や原理原則にかかわる分野を専門とする知識人たち──
文学や哲学や歴史の専門家たち──についていえば、
アメリカの大学は、
その気前の良さ、その保護区域的ユートピア、その瞠目すべき多様性によって、
彼ら知識人たちから毒気を抜いてしまった。
ほとんど想像を絶する不快感をあたえる専門用語が、
彼らの文章を支配している。
(
エドワード・サイード
)
8.
皮肉屋とは、
あらゆるものの値段を知っているが、
何ものの値打ちも知らない人間のことである。
(
オスカー・ワイルド
)
9.
過去のものといえども、
真に価値あるものは、
常に新しさを含んでいる。
(
柳宗悦
)
10.
進歩とは──
成長とは──
一つの標準すべき価値の上に、
深く根付いた木の枝葉をひろげて行くことに外(ほか)ならない。
(
萩原朔太郎
)
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