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1月13日
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1.
室町時代の京に、いまいきなり行っても、
とまどうことがあるまい、
という錯覚がなければ、
歴史小説というのは、書きにくいものなのである。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
2.
少し言葉は変だが、
私が物を買うのは、
一生に「今この一個」をのみ買っている
という行為の連続に過ぎないのである。
(
柳宗悦
)
(
Yanagi Muneyoshi
)
3.
堪えられぬ苦痛なし。
過去の苦痛、それはたしかに堪えられた。
現在の苦痛、それはたしかに堪えている。
未来の苦痛、それも必ず堪えられる。
苦痛が増せば増すほど、堪えうる力が先に増す。
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
4.
いま、という瞬間は、面白い。
いま、いま、いま、と
指でおさえているうちにも、
いま、は遠くへ飛び去って、
あたらしい「いま」が来ている。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
5.
いまだって、街の図書館にある絵本の部屋は、
椅子ででなく、床に坐って、
本を床に横に置いて
読むことができるようになっています。
横に置くほうが、
本は本として自由なんです。
絵本は本来、
横にあるいは床に置かれてある世界のものなんじゃないでしょうか。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
6.
世の中が変わってきているのに、
「昔は、ああだった、こうだった」……。
昔はそうであったでしょうが、
今はそうじゃないんだから、
しようがありませんよね。
だから、自分の生き方を押しつけることはしません。
(
沢村貞子
)
(
Sawamura Sadako
)
7.
たとへどのやうに世評が高く、
文学史で褒められてゐようと、
君が詰らぬと思つたものは駄文にすぎない。
逆に、誰ひとり褒めない文章、
世間から忘れられてひつそり埋れてゐる文章でも、
さらにまた、
いま配達されたばかりの新聞の論説でも、
君が敬服し陶酔すれば、
それはたちまち名文となる。
君自身の名文となる。
(
丸谷才一
)
(
Maruya Saiichi
)
8.
私は美の世界を過去に認めることより、
現在に認めることを一層の幸福に思う。
そうして将来にもそれを保障し得るなら
この上ない悦びではないか。
(
柳宗悦
)
(
Yanagi Muneyoshi
)
9.
つらい事が多いのは、
感謝を知らないから。
苦しい事が多いのは、
自分に甘えがあるから。
悲しい事が多いのは、
自分のことしかわからないから。
心配する事が多いのは、
いまを懸命に生きていないから。
(
石川洋
)
(
Ishikawa You
)
10.
今、あなたのうえに現れている能力は氷山の一角。
真の能力は、水中深く隠されている。
(
宇野千代
)
(
Uno Chiyo
)
11.
現在も永久にも、自分がやましい気持ちを感じないというものこそ、
本心良心のあらわれ。
自分の言葉や行いは常に本心良心そのまま
という気持ちを心がけの第一とされたい。
(
中村天風
)
(
Nakamura Tenpuu
)
12.
今の世を、百年も以前のよき風になしたく候(そうらい)ても成らざる事なり。
されば、その時代々々にて、よき様にするが肝要なり。
(
山本常朝
)
(
Yamamoto Jouchou
)
13.
現在の社会は、ある意味で厳しい競争社会です。
その中で各人は精一杯努力して生きてゆかねばなりません。
しかしその半面、人は共存し、生かし生かされて初めて生存してゆくことができるのです。
この競争と共存とによって、社会が成り立っているのです。
(
伊藤雅俊
)
(
Itou Masatoshi
)
14.
もし「そのうちに」やりたいことがあれば、
今、そう今の今やりなさい。
(
大前研一
)
(
Oomae Kenichi
)
15.
人間はね、
この「今」をどのくらいの時間で認識しているかと言えば、
たった十二秒の範囲でしか認識できないんだ。
(
リチャード・H・モリタ
)
(
Richard H. Morita
)
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