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今日の
道徳・倫理・モラルに関する名言
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8月19日
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1.
犠牲行為によって計画される道徳は、半野蛮的階級の道徳である。
(
ニーチェ
)
2.
個性化の過程を歩むためには、
倫理的な決定を必要とすることが多い。
それは元型的イメージを「生きよう」とすると、
日常世界の一般的なモラルとは簡単に合わぬことがよくあるからである。
モラルを破るとまでゆかぬにしろ、
常識からははずれることが多い。
(
河合隼雄
)
3.
我々は決して
(互いに)ぽつねんと切りはなされた宇宙の単位ではない。
我々の顔は、我々の皮膚は、
一人一人にみんな異(ことな)つて居る。
けれども、実際は
一人一人にみんな同一のところをもつて居るのである。
この共通を人間同志の間に発見するとき、
人類間の『道徳』と『愛』とが生れるのである。
この共通を人類と植物との間に発見するとき、
(人間と)自然間の『道徳』と『愛』とが生れるのである。
そして我々はもはや永久に孤独ではない。
(
萩原朔太郎
)
4.
日本では、「自尊意識」にたいする教育はほとんどなく、道徳の時間を含めて、「同調圧力」に敏感になることは繰り返し教えられる。
(
鴻上尚史
)
5.
ガラスを引っ掻く小刀の音に耐えられないように、高貴な魂は、絶え間のない道徳的な不協和音に耐えることができない。
(
シラー
)
6.
企業経営は、大量生産だ、オートメーションだといわれる時代になればなるほど、かえってモラルを必要とするのではあるまいか。
いまはPRの時代だという。
たしかに世をあげて広告宣伝の時代になったが、それだからこそ本当に責任のもてる商品をつくらなければならない。
(
諸井貫一
)
7.
強者は道徳を蹂躙(じゅうりん)するであろう。
弱者はまた道徳に愛撫(あいぶ)されるであろう。
道徳の迫害を受けるものは常に強弱の中間者である。
(
芥川龍之介
)
8.
世界の平和、人類の幸福をかち得るものは、
決して狭隘(きょうあい)なる利己主義、
横暴な権力意志ではなく、
天地の公道に基づく道徳意志である。
(
成瀬仁蔵
)
9.
日本には「誠」という倫理はあっても、「純真」なんて概念は無かった。
人が「純真」と銘打っているものの姿を見ると、たいてい演技だ。
演技でなければ、阿呆である。
(
太宰治
)
10.
善悪の基準を自分の外に求めるという思い込みの根は、とにかく深い。
まさにこの思い込みのために、人類において、道徳や法律は時代や国によって相対的になっているのであって、本当は話がまったくあべこべなのだけど、ここ数千年、人類はそのことに気がついていない。
(
池田晶子
)
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