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今日の
読書に関する名言
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5月9日
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1.
人生は戦争なり。
戦いを宣告した上は、書に向かっては書を征服し、人に向かっては人を征服し、事業に向かっては事業を征服するまで止(や)むべからず。
何物、何事、何人(なんぴと)に対しても討死(うちじに)の覚悟を以(もっ)て戦うべし。
死すとも勝つの覚悟あれ。
(
国木田独歩
)
2.
読み手と書き手のあいだには、
昔の流行歌の歌詞ではないが
深くて長い川があって、
どちら側の岸もその本質ではないと思う。
敢えて言えば中間を流れる川そのものが
文章の持つ世界なのではなかろうか。
読むという消費活動と書くという生産活動とのあいだに、
新しいひとつの価値が生まれるわけで、
そんなことは他に例を見ない。
(
鷺沢萠
)
3.
わたしたちは道元や親鸞よりはるかにたくさんの本を読んでいるはずだが、
彼らより考えが深いとはとても言えぬ。
読書量の多寡(たか)は
人間の質とはあまり関係がないのである。
(
井上ひさし
)
4.
一巻の書物を前にして、
それが何を言っているのかではなく、
何を言わんとしているのかを、
わたしたちは問題にしなければならない。
(
ウンベルト・エーコ
)
5.
書物のなかったあるいは少なかった時代の人間のほうがはるかに利口であったような気もするが、これは疑問として保留するとして、書物の珍しかった時代の人間が書物によって得られた幸福の分量なり強度なりが現代のわれわれのそれよりも多大であったことは確かであろう。
(
寺田寅彦
)
6.
新聞を読んでいる人が、すっと、目を上げた。
ことばを探しているのだ。目が語っていた。
ことばを探しているのだ。手が語っていた。
ことばを、誰もが探しているのだ。
ことばが、読みたいのだ。
(
長田弘
)
7.
買書も一種の読書ではないかと思うのです。
読むだけが読書ではなく
料金を払って所有することで
その本のイメージを買ったのです。
(
横尾忠則
)
8.
何かを勉強しよう、学ぼうというときには、
まず群れから離れて一人で立つ。
これが基本姿勢だ。
頭のよし悪しや、本をたくさん読んできたかどうかより、
単独者になれるかどうかが問われる。
(
齋藤孝
)
9.
書物というのは大変不思議なものだ。
本来出会うはずもなかった、死んでしまった人が、
“いたこ”の形で自分に語りかけてくれるのだから、
それだけで興味深い。
(
齋藤孝
)
10.
本は、やはり読んでも大半忘れてしまう。
忘れるようなことは
忘れてしまっていいのだ、
忘れなかったものだけが、
なにものかなのだ、
という意見もあるが、
忘れっぽい私は、(その意見に)反対である。
(
山田太一
)
11.
良書とは、期待を持って開き、喜びと利益を得て閉じる書物である。
(
アモス・オルコット
)
12.
私自身の造語だけれど“字毒”といって文字には多量の毒が含まれることもある。
(
開高健
)
13.
人生とは一さつのまんがの本のようなものだ。
(
水木しげる
)
14.
実際にはどんな体裁の本で読もうとも、
本質的には何の関係もない。
それ故(ゆえ)、
詩は値段の安い文庫本で読むときに、
最もはっきりと
それ自体の芸術的値打を示しているのである。
(
福永武彦
)
15.
漢字テストで満点を取ることは
目的でもゴールでもない。
(漢字)活用のための手段であり、スタートだ。
漢字のテストで満点連発してこそ
読解力は向上する。
(
陰山英男
)
16.
内容の優れた1冊の熟読からさまざまな思考が生まれ、響きあってその人の知性を深めていく。
思考には発酵させる時が必要で、速読法は読書の価値を軽んじている。
(
志茂田景樹
)
17.
小説は、読んで面白くなきゃ。
本の中に入り込んで、
自分がページに没入してるのを感じられるくらいでなきゃ嫌。
振り回されたい。
圧倒的なテクニックや、強烈な世界観に。
小手先の性悪女じゃなくて、
ファム・ファタル(=男を破滅させる魔性の女)
に巡り合いたいってことなんだろう
(
恩田陸
)
18.
書を読めば万倍の利有り。
(
王安石
)
19.
子どもにとっても、大人にとっても原点なんですよね、子どもの本が。
(
長田弘
)
20.
今日(こんにち)のいわゆる「難解さ」とは、不消化なものへの思いすごしである。
(
亀井勝一郎
)
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