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今日の
沈黙・無言に関する名言
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11月4日
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1.
読書とは、
思いがけないときに聞こえてくる声を逃さないことである。
その声は、
本を超え、著者を超え、文章を超えた、
どことも知れない源から聞こえてくる。
その声は世の中がまだ何も言っていないし、
表現する言葉すらない、
無言の何かから聞こえて来る。
(
イタロ・カルヴィーノ
)
2.
あなたのやさしい眼のなかにある涙
きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦
ぼくたちの世界にもし言葉がなかつたら
ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう
(
田村隆一
)
3.
立派な目標と偉大な仕事をやり遂げる道は二つしかない。
体力と耐久力である。
体力はほんの一握りの恵まれた人間のものである。
しかし厳しく身を守り、常に耐え抜くことは、
ごく弱小な者でもできるし、
たいていの場合目標を達成する。
これは、彼の無言の力が時が経つにつれ、
何ものにあってもへこたれないほど強力になるからだ。
(
ゲーテ
)
4.
私の心の「かなしみ」「よろこび」「さびしみ」「おそれ」
その他言葉や文章では言ひ現はしがたい複雑した特種の感情を、
私は自分の詩のリズムによつて表現する。
併(しか)しリズムは説明ではない。
リズムは以心伝心である。
そのリズムを無言で感知することの出来る人とのみ、
私は手をとつて語り合ふことができる。
(
萩原朔太郎
)
5.
お呼びがかからなくなった時が引き際。
花も黙って散っていく。
( 福井敏雄 )
6.
(演説に対する)内心の感動が大きければ大きいほど、
拍手なんかするのは、
その演説者に対する白々しい虚礼のように思われ、
かえって失礼なことではないかしら、
黙っているのが本当の敬意だというような気がして、
拍手の喧噪(けんそう)を憎みたくなって来るのです。
(
太宰治
)
7.
流れる水の悲しさは、
休息が無いといふことである。
夜、万象(ばんしょう)が沈黙し、
人も、鳥も、木も、草も、すべてが深い眠りに落ちてる時、
ただ独り醒めて眠らず、
夜も尚(な)ほ水は流れて行く。
寂しい、物音のない、真暗な世界の中で、
山を越え、谷を越え、無限の荒寥(こうりょう)とした広野(こうや)を越えて、
水はその旅を続けて行く。
ああ、だれがその悲哀を知るか!
(
萩原朔太郎
)
8.
沈黙の法則を実行してください。
もしあなたが計画、目標、あるいは人生の目的を持っているなら、
そうする(=それを実現する)のに絶対に必要なプラン、企て、あるいは事業に直接関係のある人以外は、
誰にもそれを言ってはならないということです。
(
ジョセフ・マーフィー
)
9.
読むことと書くこととは、
葉っぱの裏表のようなもので、
本来、一体のものでしょう。
あなたは、なにかを書きながら、ときどき、書いたものを黙読していませんか。
あるいは、声を出して読むこともあるでしょう。
(
辰濃和男
)
10.
言葉(の本質)はコミュニケーションの手段や機能ではない。
それは枝葉の問題であって
(言葉の)根幹は沈黙だよ。
(
吉本隆明
)
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