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今日の
忘却の名言
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9月8日
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1.
俺は、その日のことはその日で忘れる主義だ。
その日に決断のつかないことを、
思い悩んであすまで持ち越すようだと、
あすの戦争は負けだ。
一日の労苦を忘れるには、
坊主とか芸者の浮世ばなれしたばか話を聞き、
ぐっすり寝て仕事を忘れるにかぎる。
翌朝は頭が爽快で、
また新しい構想が浮かぶのだ。
(
五島慶太
)
2.
昨日を忘れることが今日を新しくするとしても
忘れられた昨日は記憶に刻まれた生傷
私には癒しであるものが誰かには絶えない鈍痛
だがその誰かも私に思い出させてくれない
私の犯したのがどんな罪かを
(
谷川俊太郎
)
3.
秋の田の穂の上てらす稲妻の光のまにもわれや忘るる
(
『古今集』
)
4.
みんな忘れてしまったのだ、
きみひとりが記憶していて、なんになる?
という臆面もない誘惑の声が、
われわれのまわりをとりまくのを、
たびたび感じるではありませんか。
また、
それを記憶していることは、
きみ自身にとって、
都合の悪いことではないのか?
という声が聞えてくることもあり、
それは、より説得的です。
(
大江健三郎
)
5.
冬の虹忘れてそして忘れ去る
(
藤井あかり
)
6.
ぬくめしをたべてわするる寝冷かな
(
下村槐太
)
7.
名声の後には忘却あるのみ。
(
アウレリウス
)
8.
俳句という詩は、
ほんのささやかな営みですが、
セオリーを身につけて、そしてセオリーを忘れることが大切です。
(
田中裕明
)
9.
去る者は日々に疎(うと)し。
(
『文選』
)
10.
少なくとも僕が小説を読むときは、そこに刻まれた言葉が頭の中の声を掻き消し、僕が僕であることを忘れさせてくれる。
その間は、僕が僕であることを嘆かずにいられる。
(
デイヴィッド・ゴードン
)
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