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今日の
忘却の名言
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6月2日
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1.
私たちにとって厳粛な、意味の深い、非常に大事のことのように考えられるものも、時がたつと、忘れられて了(しま)うか、それとも重大でなくなってしまうのです。
(
チェーホフ
)
2.
昨日を忘れることが今日を新しくするとしても
忘れられた昨日は記憶に刻まれた生傷
私には癒しであるものが誰かには絶えない鈍痛
だがその誰かも私に思い出させてくれない
私の犯したのがどんな罪かを
(
谷川俊太郎
)
3.
たいていの人は、
どんなことでも忘れてしまうが、
忘恩の振る舞いは忘れられない。
(
ムハンマドと『コーラン』
)
4.
吾子(あこ)とゐて吾子(あこ)をわするゝ日向ぼこ
(
五十崎古郷
)
5.
忘れるにまかせるということが、
結局最も美しく思い出すということなんだ。
(
川端康成
)
6.
青年の考える人生というものは、
常に主観の情念にのみ固執しているところの、
極めて偏狭なモノマニア的のものである。
彼らは何事かを思い詰めると、
狂人の如くその一念に凝り固まり、
理想に淫(いん)して
現実を忘却してしまうために、
遂(つい)には身の破綻(はたん)を招き、
狂気か自殺かの絶対死地に追い詰められる。
(
萩原朔太郎
)
7.
「アレどこだ?」
「アレはあそこに ソレですよ」
( M本祐実 )
8.
「や」「かな」「けり」などの切れ字は
どれも俳句という短い詩の中に時間的、空間的な間(ま)を生み出すのであるが、
忘れてならないのは
みな記憶、忘却、追想、回想などなど、
すべて人の心の動き、意識のあやに深くかかわっているということである。
(
長谷川櫂
)
9.
括弧に入れるというのはよく言われることですが、
よい言い方です。
忘れてしまうわけでもないし、
否定するわけでもない。
自分の倫理観というものを括弧に入れて
(カウンセリングの)クライエントとどのぐらい会えるかということは、
非常に大事なこと。
(
河合隼雄
)
10.
秋の田の穂の上てらす稲妻の光のまにもわれや忘るる
(
『古今集』
)
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