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箸(はし)の名言
1.
人間も(塗り)箸とおんなじや。
研いで出てくるのは塗り重ねたものだけや。
一生懸命生きてさえおったら、
悩んだことも落ち込んだことも、
綺麗な模様になって出てくる。
お前のなりたいものになれる。
( NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』 )
2.
人生を持て余しているような
箸にも棒にもかからぬ人間に限って、
永遠に続く命を欲しがるものだ。
(
アナトール・フランス
)
3.
死ぬときは箸置くやうに草の花
(
小川軽舟
)
4.
政治というものは
小魚を煮るように、
ゆるやかな火でとろとろ煮て、
箸等でつつきまわさぬがよい。
強火で激しく煮立てたり、
つついたりすると、
形が崩れたり、
骨が肉から離れたりして
失敗する。
(
安岡正篤
)
5.
この世のこっけいなものの中で一番こっけいに思えるのは、
物事を急ぐ人、
どんなに急いで食べても、どんなに急いで仕事をしても急ぎ足りない人である。
──それで何を成し遂げるのだろう、永遠に慌てふためくこの人たちは?
彼らは、火事になった我が家からろうばいして火箸を救い出す女のようなものではないのか?
(
キルケゴール
)
6.
食器でも、箸でも、なんでも、
日常に使うものにお金をかけなさい。
私いつも、若い人にそう言うてやるんですわ。
(
永六輔
)
7.
心萎えしとき箸逃ぐる海鼠(なまこ)かな
(
石田波郷
)
8.
小骨とる箸まで美味し初秋刀魚
( 鈴木まゆう )
9.
箸といふ文化が不思議建国日
(
林翔
)
10.
客がぺこぺこして、
「食べさせて頂きます」と言った風に有難がって箸をとっている店は、
まず例外なく箸にも棒にもかからないまずい店だ。
これは鉄則と言って良い。
(
陳舜臣
)
11.
寄鍋やこの貝旨しと箸で寄せ
(
越智淳子
)
12.
白魚(しらうお)のしろき匂ひや杉の箸
(
槐本之道
)
13.
水飯(すいはん)のごろごろあたる箸の先
(
星野立子
)
14.
水飯(すいはん)や象牙の箸を鳴らしけり
( 田中吾空 )
15.
太箸(ふとばし)や眉にも白を加へたる
(
森澄雄
)
16.
相(あい)共に賢愚──聖徳太子の十七条憲法第十条の中の言葉である。
人と自分の意見が違うことはざらにあることだ。
違うからといって、相手を怒ってはいけない。
自分が賢で彼が愚なのではない。
どちらも凡人で賢にして愚なのだ。
箸の両端のように対立しているのでなく、端のない鐶(みみわ)のようにいずれは一つになるのだ。
そう思ったら、信仰や思想がいくら違っても仲よくできないわけはない。
(
山本健吉
)
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