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1−100
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101−115
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101.
現代の言語が非常に乱れているのは
周知の事だが、
一般生活者には
言語が乱れていようがいまいが
問題は起こらぬ筈(はず)である。
何故(なぜ)かと言うと
言語という社会の共有財産は、
幾時(いつ)の時代でも
社会の生活秩序と喰い違わない様に出来ているからだ。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
102.
必要性にもとづいて機能する世界の自然秩序の中に
同情心が占める余地はない。
人間が持つ同情という機能は
この秩序に逆らうもので、
したがってある意味で超自然的なものだ
と考えるのが最良である。
……
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(
ジョン・バージャー
)
(
John Berger
)
103.
教養とは、
生活秩序に関する精錬された生きた智慧(ちえ)を言うのでしょう。
これは、生活体験に基づいて得られるもので、
書物もこの場合多少は参考になる、
という次第(=程度)のものだと思う。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
104.
整然たる秩序のなかに、
どんなに厳正に表現された哲学体系も
表現者の人間臭を離れられぬ。
歴史の傀儡(かいらい)、
社会の産物たる個人の影をひきずるものだ。
哲学が文学に通ずるのは、
この影に於(お)いてのみである。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
105.
選手たちは、
定められた秩序や方法を、
制約とは少しも感じていない。
規律があることが楽しいのである。
まず規約がなければ、
自由な努力などすべてむなしい
というむずかしい問題を、
楽々と解いている。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
106.
人間は、
どう在(あ)ろうとも、
どんな処(ところ)にでも、
どんな形ででも、
平常心を、秩序を、文化を
捜(さが)さなければ生きて行けぬ。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
107.
歴史が、
どんなに秩序整然たる時代のあった事を語ってくれようとも、
そのままを信じて、
これを現代と比べるのはよくない事だ。
その時代の人々は又
その時代の難しい現在を持っていたのである。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
108.
(人間の)自然の情は
不安定な危険な無秩序なものだ。
これをととのえるのが歌(=短歌)である。
だが、言葉というもの自体に
既にその働きがあるではないか。
悲しみに対し、これをととのえようと、
肉体が涙を求めるように、
精神はその意識を、その言葉を求める。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
109.
芸術という営為は、
既成の秩序から自分をはみ出させていく狂いである。
芸術作品は、種類が何であれ、
狂いの花々・狂いの果実である。
……
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(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
110.
政治や秩序や道徳などに関係なく、
人間は先天的に不幸や悲嘆を背負っている。
それは死ぬまで付いてまわる。
幸福にみえる者、
自分で幸福だと信じている者。
それはただ気づかないだけのことだ。
……
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(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
111.
もともと、人間が人間を裁くということが間違いだ、
しかし世間があり秩序を保ってゆくためには、
どうしたって検察制度はなければならないし、
人間が裁く以上、
絶対に誤審をなくすこともできないだろう。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
112.
僕は自分の内部から生まれない秩序には、
決して従わなかった。
(
ジャン・コクトー
)
(
Jean Cocteau
)
113.
若い頃「自由」に重きを置いていたが、年とった今「秩序」に重きを置いている。
「秩序無くして自由は無い」という重大な発見に至ったのである。
(
ウィル・デュラント
)
(
Will Durant
)
114.
すべては理性に従う。
私は真理の勝利を信ずる。
真理が革命的なのは、ただ誤謬が無秩序だからである。
革命とは秩序である。
( アンリ・バルビュス )
115.
セックスは常に秩序を否定する。
( 栗田勇 )
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