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1.
もともと経済学や経済論は、支配者のために書かれたもの。ときには支配者にとって都合のよいウソが書かれていることもある。学者のように、たとえ支配者でない人が書いたものであったとしても、それは“指……
2.
ある対象を批判(=批評)するとは、それを正しく評価する事であり、正しく評価するとは、その在るがままの性質を、積極的に肯定する事であり、そのためには、対象の他のものとは違う特質を明瞭化し……
3.
流行は色あせるけれど、スタイルだけは不変です。
4.
人生が二度あれば、一度は手習い、二度目は清書。
5.
何かを始めるのに遅すぎることはない。
6.
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)あたりに他の花寄せず
7.
利用するときだけ先生とよぶのは日本人のわるいくせです。
8.
善意の行き過ぎほど危険なものはない。
9.
この世にはたしかに鬼がいる。しかし仏さまのような人間もいないわけではない。もう、その仏に賭けるしかない。
10.
小さな手抜きも、繰り返すと大事故につながる。積みては悪に満ちるなり。
11.
手に入れなければ見せることはできないし、手に入れたものは隠すことができない。
12.
われわれ、言葉によって自我というものを作り上げ、世界を意味づけし、価値観を持ち、従って欲望を持ち、進歩だの生産性だの自己主張だの競争だのという現世的な欲望にがんじがらめになって生きてい……
13.
子供に教えるのは、石に刻むようなもの。大人に教えるのは、海の波を起こすようなもの。
14.
お道化なんてのは、卑屈な男子のする事だ。お道化を演じて、人に可愛かわいがられる、あの淋さびしさ、たまらない。空虚だ。
15.
大空に拾はれてゆく春の雲
16.
(教育は)恐ろしいものだとよく知った上で謙虚に幼児に向かうならば、やはり教育はたいせつなことなのである。
17.
誰かに「この修行をすれば幸せになりますよ」とか「これを我慢すれば、幸福になりますよ」とか言われると、すごく楽な気分になる。でも、結局さ、そういうのに頼らず、頭を掻き毟(むし)って、悩みながら生きて……
18.
本来女性は決して憐れむべき弱者ではない。むしろ男子の理由なき同情を、一種の誘惑とも感じ得る場合がしばしばある。男子の誘惑に対して、女性こそは誇るべき強者であらねばならぬ。
19.
均整の少し異常なものでなければ、最上の美ではない。
20.
最初にそれがとても至難だとおもわれるものを、屈伏せずにやり遂げると、それは必ず至難ではないものであることが分(わか)る。
21.
一つの時代にあっても、地域によっていろいろの差があり、それをまた先進と後進という形で簡単に割り切ってはいけないのではなかろうか。
22.
人間は束縛によってのみ、自己を絶滅から救いうる。
23.
われのみと思ふ不幸や更衣(ころもがえ)
24.
最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、もうとうの昔に知っているものだ。だからそれ以外のことは全て二の次でいい。(ver.0)
25.
学びがなければ、人生は死の似姿のようなものである。
26.
つらつら監(かんがみ)るに、銭湯ほどちかみちの教訓なるはなし。
27.
正しいことを正しくやって結果が出たら、黙っていても人はついてきます。
28.
自分の心こそ、自分の思うままにならないものだ。でも、だからこそ、自分の心をいとおしみ、自分に気をつかわねばならないのだ。
29.
常に何らかの疑いの留保をつけない断定は無理です。断定が断定として、ここで永遠決着がついたという仕方でやるのは、大体マユツバものですね。
30.
明日死ぬ妻が明日の炎天嘆くなり
31.
ウチの夫婦に愛情ねぇ、愛情といわれてもねぇ、愛はもうありません。今は情でつながっていますがね。愛よりも、あなた、情の方が優しいですよ。
32.
僕が若(も)し長い間の牢獄生活をつづけなければ、今日(こんにち)の僕は決して世の中に存在していない。
33.
僕の歌は僕が自分で歌うべきなんだ。
34.
さよならは朝顔に水あげてから
35.
満天(満点)は星空だけでええねん。
36.
酒飲みは、自分が酔うと、相手も同じ程度に酔っていると思いがちだ。しかし相手は、酔っているように見えても、案外しっかりしているものである。中には、酔った振りをして、言いたいことを言わせようとする者も……
37.
書亦(また)古意に擬するを以(もっ)て善しと為(な)し、古跡に似るを以て巧(たくみ)と為さず。(ver.0)
38.
わたしたちは今日、じぶんが風景のなかにいて、風景のなかでじぶんの感受性は育ってゆくということを、ひどく実感しにくいところで生きているのではないでしょうか。
39.
仕事ができる人は一見いい人に見えないことが多い。頑固だったり、仕事をするときには“嫌なヤツ”になったりするものだ。いい仕事をしようと思えば、他人に対していいヤツではいられないのだ。
40.
草木(そうもく)のむしむしすなり蟻の変
41.
一声(いちこえ)、二顔(にかお)、三姿(さんすがた)。
42.
足袋(たび)の持つ演劇的な要素かな
43.
断捨離を 始めた妻が 俺を見る
44.
自分で「もうトシだから」と言うことは厳禁だ。言えば言うほど、心が老けていってしまう。
45.
本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。
46.
妻放たんかうかうと夜の唐辛子
47.
尻尾の皮をはぐことほど難しいことはない。
48.
確固たる思想を飽くまでも維持することである。
49.
ひとたび経験を積むと、人は物識りにはならなくとも、熟練するようになる。ただ、一体何に熟練するのだろう。
50.
ゆくすえに、宿をそことも定めねば、踏み迷うべき道もなきかな。
51.
老らくの恋てふ夜長さびしかり
52.
どんな出来事の中にも宝を発見する謙虚さを持っていたいものです。
53.
あせりが指導者や選手に出てくると、そこに暴力の問題が出て来る。
54.
必要に応じて問題を無視できる人は、いい暮らしができる。
55.
裁判には二種類ある。終わってみて、誰かが幸せになった裁判と、誰一人幸せになれなかった裁判と。
56.
変身は、行く先をもたないもの、目標をもたないものの、ぎりぎり追いつめられた居直りなのだ。
57.
家族が一緒にいれば、そこが家なんだ。
58.
試練を「機会」としてとらえることができる人、そういう人こそ、限られた人生を本当に自分のものとして生きていけるのです。
59.
ロマンスが知覚しうる限定されたイメージを提供するのに対して、詩は無限定の感情を掻き立てるイメージを提供する。
60.
牡蠣割つて白磁(はくじ)の湖(うみ)を開きたる
61.
歳をとることに良い面もあります。私の場合は、以前から気ままにしていたいほうでしたが、時の経過に従って、社会通念にますます拘束されなくなりました。自由が本当に楽しめるのは、ある程度以上の年齢になって……
62.
中流以下の人間はお金のために働く。金持ちは自分のためにお金を働かせる。
63.
昔のワラ人形、死ね、死ねって打つわけでしょう。それと同じで、(オレなんてダメだよって言うのは)オレはダメだ、オレはダメだって、自分に五寸釘を打ってるようなもの。だから逆に、できる、できると、思うよ……
64.
子供に夢を託すな 子供に夢を託すな 言い訳探してあきらめたふり 大人も自分を生きろ 子供に夢を託すな 子供に夢を託すな 先が見えてるだなんてうそうそ 大人も自分を生きろ
65.
俺はさぁ、死んでもいいんだ。俺が(海賊王に)なるって決めたんだから、そのために戦って死ぬんなら、別にいい。
66.
人生が 愚痴の対象になるか それとも 道場として 受け取れるか
67.
金持ちや有名人のライフスタイルは、大衆のアヘンである。
68.
本当に行きたい山があったら、他の人と共有するんじゃなくて独り占めしたい。何もかも自分でこなしたい。全部自分の納得するようにしたいから一人で行きたい。
69.
君達はこの先の人生で、強大な社会の流れに邪魔をされて、望んだ結果が出せない事が必ずあります。その時、社会に対して原因を求めてはいけません。社会を否定してはいけません。それは率直に言って時間の無駄です。
70.
やるべきことをやってから文句を言え。
71.
表面だけしか見ない観察者にとっては、科学の真理は疑いの余地のないものである。科学上の論理は誤ることはないし、学者がときおり思いちがいをすることがあっても、それは論理の規則を見そこなったためで……
72.
人、忠告されるべき時ほど忠告を意にかけず。
73.
かしこい人ほどアホなことをいうものです。アホほどかしこそうにいう。
74.
あなたの好まない物事、人、状況、経験を避けましょう。そういうものから距離を置きましょう。他のことをしたほうがましです。これを臆病と呼ぶ人がいるかもしれません。でも、賢明な身の処し方です。
75.
たったひとりの力は小さい。だが、大きな歴史は、たったひとりの人間の覚悟から始まる。
76.
なんでもないことだが 私のぐるりを ただ あたたかく 見るだけ ひとつこの修行を してみよう
77.
勝たなきゃダメだ。勝たなきゃ悲惨がむしろ当たり前。勝たなきゃ誰かの養分。
78.
(絵を描くときに)はみ出しちゃいけないとか、きれいにしあげなくちゃいけないとか、そんなことは考えなくていいんです。失敗を恐れるから何もできなくなってしまう。
79.
生まれ死ぬ。死ぬ生まれる。かくて人生は新しく、常に新鮮である。貴きものが死ねば、又貴きものが生まれる。
80.
「私たち?」 あなたが主張する「私たち」って何なの? 私は私のことしか知らない。
81.
言葉がいちばん裸に近い状態になってるっていうのが文庫だと思う。だから小柄だけどけっこう色っぽいんだよ。
82.
どんなことにも引っ込み思案になってしまうのは、凡庸(ぼんよう)な精神である。
83.
富士詣(ふじもうで)一度せしといふ事が安堵(あんど)かな
84.
人生のルール──【1.肉体を与えられる】 好むと好まざるとに関わらず、この肉体とは、生きている間、ずっとつき合っていかなくてはならない。
85.
数学の成果を軽んずる者は、すべて科学に害をもたらすであろう。なぜなら、数学を知らない者は、他の精密科学を学ぶことができず、世界を十分に知ることができないからである。
86.
女が夢中になる男は、最後に選ぶ男とは違うものです。
87.
有為転変(ういてんぺん)の世の習い、時は流れてゆき、我々もそれとともに移り変わる。この世は常に動いており、一瞬たりとも止まるものではない。
88.
人はそんなに好かれない。
89.
まず第一に、自分には絶大な力が与えられているという事実を自覚せよ。
90.
冬籠(ふゆごもり)心を籠(こ)めて手紙書く
91.
人生はハードル競技。人生に障害はつきものです。格好悪い飛び方でも、スピードが遅くても、ギリギリでもいい。目の前に現れた障害を一つずつ飛び越えていきましょう。
92.
街を歩く、ゆえに街あり。人は歩く、ゆえに人あり。そういう思いをなくしたくない。街歩きを楽しむことができるなら、そういう自分はまだ信じるに足るかもしれない。
93.
(売れる商品を企画する社員は)机上でマーケティング・データをもてあそぶのではなく、現場・現物・現実に接して発想するのです。そのうえで、観察力・分析力・判断力に優れた人が売れる商品をつくっています。
94.
“熱”に浮かされて人は判断を誤る。だが“熱”がなければ人は恋一つできない。
95.
作業に追われ、残業も恒常的に行っていると、自分は働きすぎるほど働いていると思うものだが、それは主観的な思い込みにすぎない。
96.
人は一生のうちで一度だけ、誰でも詩人になるものである。だが、やがて「歌のわかれ」をして詩を捨てる。そして、詩を捨て損(そこ)なったものだけがとりのこされて詩人のままで年老いてゆくのである。
97.
やどかりや地球だんだんあたたかく
98.
何か咲く庭が楽しくあたゝかく
99.
責任ある仕事が部下を発奮させる。
100.
すご腕の女たらしも、恋に落ちたら最後、ちょっと経験があるだけの坊やにすぎない。
101.
きらきらと目だけが死なず鬼やんま
102.
およそ、人の交わりは、それが友人であれ、親子であれ、夫婦であれ、時には、「温淡」をもって、愛情表現を薄める必要があるのです。
103.
計算になじまないような分野においてさえ、確率論は、判断を正しく導くきわめて確実な見通しを我々に与え、しばしば道を誤らせる錯覚から身を守ることを我々に教えてくれる。
104.
疑問というのは、解決すると科学になるが、解決しない疑問は哲学となる。訊(き)いてもしょうがないと思っている疑問は、ほとんど哲学なのだ。
105.
相手の理解力や能力に応じて話をすることは、人前で話をするときの基本であり、鉄則である。
106.
〈馴れ馴れしい〉よりもっと始末にわるいのが〈図々しい〉奴であろう。
107.
トライ・アンド・エラーを繰り返すことが、「経験」「蓄積」になる。独自のノウハウはそうやってできていく。
108.
高級キャビアよりも、ほめ言葉のほうが美味しい。
109.
結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目に遭うのだ。
110.
神は、過ぎたことは許すが、同じ罪を繰り返す者には天罰を与えるだろう。
111.
(自分の)望みがはっきりしていれば、自然にその分野の情報に敏感になり、ほかの人より深い見識を持つようになる。「望みがかなう」とはこういうことの先にある。
112.
大国を治(おさ)むるは小鮮(しょうせん)を烹(に)るが若(ごと)し。(ver.0)
113.
旅のあと昼寝に生を養へり
114.
わたくしはいつも日常身辺の句ばかりつくっている。それら日常身辺の句は、例えば毎日の日記をつけるようにと言いたいところだが、じつはその日記にもつけないような些細なことがらであることが多い。しかし、そ……
115.
古本屋歩きは釣りに似たところがある。ヤマメを釣ろうか、フナを釣ろうかと目的をたてることなく歩いていても、たいてい、一歩店のなかへ入っただけで、なんとなくピンとくるものがある。魚のいる、いないが、な……
116.
我々に、“いつも順風満帆”はない。
117.
心配事の80%は実際には起こらない。
118.
誰かがきっと見ているから 自分を正す
119.
人間は万物の霊長として重い大きな負担を負っている。笑いはその疲れた心や体を、ほどよく調和させるように人間に与えられているものである。
120.
傑出した(国家)指導者は、国民を作る。
121.
本当に相手の痛みが分かるには、やっぱり自分があらゆる痛みを味わったほうが分かる。
122.
頭の悪い人には他人の仕事がたいていみんな立派に見えると同時にまたえらい人の仕事でも自分にもできそうな気がするのでおのずから自分の向上心を刺激されるということもあるのである。
123.
良夜かな人すれ違ひすれ違ひ
124.
清濁を併(あわ)せ呑(の)まないで、この混沌たる人生に生きると、自分の生きる人生世界が極めて狭いものになる。
125.
あなたの道は、前方にまっすぐ伸びている。ときどき見えないこともあるが、それでも道はそこにある。道がどこへ続いているのか、あなたは知らないかもしれないが、どうしてもその道をたどっていかなければならない。
126.
嵐だの洪水だの地震だの噴火だの津波だの飢饉だの癌だの痔だの累進課税だの神経痛だのとこれだけ多くの災難が人生に充ちているというのに、どうしてその上戦争まで起こさなくちゃならんのだ?
127.
白鳥の白よみがへる夜明けかな
128.
「大失敗」は、だいたいの場合、諦めないことが原因だ。もう少し早く諦めていれば「失敗」で済んだものが、諦めなかったために「大」が付加される。多くの歴史からそれが学べるはずだ。
129.
人生の明暗を分かつものは、運不運ではなく、心の持ちようだ。苦しいときにこそ、明るい希望を失ってはならない。また、成功したときこそ、感謝の心、謙虚な心を忘れてはならない。
130.
愛する人に「愛してるよ」と言える幸せ・・・。感謝の心を持てば生きるエネルギーが湧いてくる。
131.
歴史を読んだ者なら誰でもそう思うことだが、不従順は人間の根源的な美徳である。進歩は不従順によって達成された。不従順によって、反逆によって、達成されたのだ。
132.
慈悲の眼に憎しと思うものあらじ とがある者をなおもあわれめ
133.
良い本を初めに読め。そうでないと、まるっきりそれらの本を読むチャンスを持たないだろう。
134.
民主主義はすべての人を平等にしたが、精神のオトナや貴族を増やさないで、むしろ、(精神的)賤民(せんみん)を多く作った。
135.
相手に自由を認めることは、自分にも自由と孤独の時間が得られることです。「あの人は、何をしていてもいいの。たづなの端(はし)は、いつもあたしがしっかり握っているから」 こういいきれるようになった女こ……
136.
誰からも非難されることもない場所で「地球そのものの破滅」などを憂慮してみせることが、倫理的な言語の仮面をかぶった退廃、かぎりない停滞以外の何ものでもないことを明言しておきたい。
137.
自分の才能に特化する事の本質は、たくさんの事に触れ無理なものを捨てていく作業だ。
138.
あなたを成長させてくれた相手はすべて大事な存在。つらい思いをして別れた相手であっても同じ。あなたのたましいを磨き、鍛えてくれた大事な相手だったのです。
139.
豚と女と蜜蜂は、急に向きを変えることができない。
140.
運とは、自分自身の運び方、つまりは生き方のことだといえよう。したがって、運が悪いとは、自分の運び方、生き方が悪いということになる。だから運を良くするためには、スコップやツルハシを持って、自分の道を……
141.
圧倒的なことでないと、「すごい!」と言われない。
142.
人は裁かれることは嫌がるけれども、赦されるのは大好きである。虫のいい人間ほど、「赦す神」を欲しがる。さらに虫のいい人間は、「赦す神」を支配したがる。
143.
茂みを恐れる者は、巣から鳥を取り出せない。
144.
普通じゃない仕事も、それが毎日続けば普通になるし、普通の仕事だって、そこに刺激を見つけられれば、普通じゃなくなるからね。
145.
難局は、これ良師(りょうし)だ。負けることはありがたい。負けて目覚める、あの手この手だ。苦しみが勉強になる。
146.
冬日和この世の老婆溶けそうに
147.
演歌をふくめて、大衆の音楽というのは、つねに彼らの中にある故郷喪失感と、その回復願望といったものに根ざしているのかもしれない。
148.
自分の境遇がいちばん不幸だなどと思わないことである。上を見ればきりがないのと同様に、下を見ればきりがないのである。
149.
心のままに生きてごらん。心のままに言い切ってごらん。
150.
絶望の天敵は希望である。
151.
子供をタガにはめ、人がましく仕上げるのは、なみなみならぬ、気力を要求されるのだ。
152.
雪原(せつげん)の黒きが水の湧くところ
153.
不況でまっさきに売れ行きの落ちるのは紳士もので、次が婦人もの、そして最後まで安定しているのが子どもものだそうである。子どもをできるだけ辛い目にあわせたくない、という親心がこの短い噂ばなしに滲み……