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今日の
吉行淳之介の名言
☆
9月21日
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1.
ぼくはただの物語性なんか
ちっとも面白くない。
それよりもむしろ、
ほんの一行でもいいから
感覚的なものとか、
ちょっとした物のとらえ方とか、
まあ長い小説でもその一行をいつまでも覚えている
といったものがあるけれども、
その方が面白い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
私はしばしば、
「子供は残酷で理不尽なものだ」と書いた。
しかし、大人以上にそうであるというのではなく、
分別による抑制のすくない分だけ、
子供には内面のその部分が強くあらわれることが多い、
とこの際は付け加えておきたい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
あいびきの形をみれば
その二人の恋の様相がはっきり分る。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
「おふくろの味」というものは、
食べものをたべさせる相手にたいする愛情が染みこんでいるために、
そう名付けたい味わいが出てくる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
仮にこちらのやさしさを伝えようとして、
腹の中でいろいろ考えてやるでしょう。
ところが、女にはそれがまず通じていない
と思わないといけませんね。
だから、必ず言葉で言うか、あるいは動作であらわす。
それも簡単なことでいい、
わかりにくい動作はダメです。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
一オクターヴ高いという感じが、
いつも青春というものにつきまとう。
そして、陰湿さも明るさも、
いずれも楯の両面のような気が私にはする。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
「純粋」とか「純潔」とか「純情」とかいう言葉くらい、
嫌いなものはない。
どれもこれも
胡散(うさん)くさいにおいを、
ぷんぷんと放っている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
僕の考えでは
自己形成期において戦争の影響というものは
マイナスにばかり働いていたとはおもえない。
むしろ今となっては
戦争がなければウカウカ過ぎた時期に、
戦争のおかげで物事の本質が見えたような気がするのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
一夫一妻制というのは、一つには
セックスにおける共産主義、
共産主義というよりは平等主義だ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
生まれてからまだ一度も病気しない、
せいぜいカゼくらいしかひいたことがない
というような人物には、
どこかつき合いきれぬところがある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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