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今日の
吉行淳之介の名言
☆
9月20日
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1.
酒の酔は、男を甘くする。
女性にたいしては、とくに甘い。
なにしろ、やたらに美人に見えるのだから。
ものをネダルなら、このときである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
男と女との間には
永遠に繰返されるたたかいがあり、
また男と女との間には、
どうしても埋めることのできぬ溝がある。
しかし、そのことを意識しているのは
常に男の方であり、
それは女性には理解できぬことらしい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
恋する人間は
しょっちゅう相手のことばかり考えているようでいて、
じつは自己中心から離れられないのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
「おんな」と、平がなで表記すると、
かぐわしく柔らかくデリケートな生きもののイメージが、
私の場合には湧いてくる。
「女」という表記をみると、
これはもう手に負えない
したたかなデリカシイに欠ける生きものの感じを受ける。
なにか悪口を言ってみたくなる存在に
変化してしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
眼は人間の内部につながっており、
内部の覗(のぞ)き穴ともいえる。
ただ外側を見るための穴ではない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
ぼくは、
令嬢に惚れられるより、
娼婦に惚れられた方が、
よほど虚栄心をくすぐられるんだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
最後には、
ある程度広い範囲の共感を掴み得るにしても、
まず狭く狭く追い込まれるのが、
文学にたずさわるものの宿命である。
いや、そういう状態になったところで、
文学というものに対する眼が開くのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
普段は大そう気の強い女性の涙というものは、
ちょっといいものだ。
これは、女の涙というより、
その涙の稀少価値であり、
ドライな感じからソフトな感じへの
変化の面白さでもある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
医者ぎらい、というのにも一理あって、
医者に診察されるのが
自我の領域を侵される気分になって厭(いや)だ、
という弁もある。
こういう考え方も、
なかなか個性的でいいものである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
夜の世界で、
女性から「あの人紳士ね」と言われるとき、
当の本人は
評判は良いにしても、
あまり面白いおもいをしていない
とおもってよろしい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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