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今日の
山本周五郎の名言
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5月2日
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1.
庇(かば)ったり劬(いたわ)ったり、
慰めや励ましにはごまかしがある。
一度こっちになにか起これば、
そんなおためごかしは煙のように消えてしまい、
昨日までのえびす顔が
いきなり鬼の面に変っちまうんだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
2.
私のばあい特に、
小説は読者のために書くものと信じているので、
諸氏からいただく投書ほど力づけられるものはないのである。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
3.
女ってものはなあ、
十五でも三十でもおんなじようなところがある、
三十四、五にもなるのに、
或(あ)るときひょいと見ると、
十四、五の娘っこのようなあどけない顔つきをしていることがあるし、
また、十四、五の娘のくせに
ひょっとすると、三十五、六の女みたような(=みたいな)眼で、
じろじろ男を見ることもある、
──魔ものだねあれは。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
4.
無思慮も思慮の一つだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
5.
人間は環境と条件によって、
いつどう変るかわからないものである。
棺(ひつぎ)の蓋(ふた)をするまで
批判はできない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
6.
なにごとにも
人にぬきんでようとすることはいい、
けれどもな、
人の一生はながいものだ、
一足跳びに山の頂点へあがるのも、
一歩、一歩としっかり登ってゆくのも、
結局は同じことになるんだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
7.
よごれた手から
その握っているものを取りあげようとするなら、
こっちの手をきれいなままにしていては
不可能だ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
8.
人間は
めいめい孤独で、しかも善で、
しかし集団となると
狂気のように互いにいがみあう。
これはどうしようもないことだ。
それぞれの運命に耐えてゆくよりしかたない。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
9.
日本人は「絶望」を知らない。
絶望するまえに諦観(ていかん)に入ってしまう。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
10.
男が一生を賭けた仕事に、
あせってやってできるものがあるか。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
11.
女というものは、
心にこれときめた人ができると、
その人のために、
なにか秘(ひそ)かに
まごころを尽(つく)したくなるものです。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
12.
他(ほか)の千万人にとっては
些細(ささい)なことでも、
或(あ)る一人にとっては
一生を左右するような場合がある。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
13.
人間は信じ合わなければならない。
「人を信ずる」
それが有(あら)ゆることの初めである。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
14.
この世は奪う者と奪われる者とに分れる。
奪われる側に立つか奪う側に立つかで、
その人間の一生が定(き)まるといってもいい──
その中間はない、
人間はどちらか一方に立つほかに生きかたはないんだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
15.
植えた木は
或(あ)るところまでは思うように育つ、
秀(ほ)の立ちかたも枝の張りかたも、
こっちの思惑どおりに育つけれども、
或るところまでくると手に負えなくなっちまう、
自分で引いて来て移し、
大事にかけて育てた木が、
みるみるうちに自分からはなれて、
まるで縁のねえべつな木になっちまうんだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
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