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今日の
外山滋比古の名言
☆
4月21日
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1.
(思考を整理するには)
忘れ上手になって、どんどん忘れる。
自然忘却の何倍ものテンポで忘れることができれば、
歴史が三十年、五十年かかる古典化という整理を
五年か十年でできるようになる。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
2.
デパートへ行くと、
全国の味噌が色とりどり並んでいる。
この狭い日本によくもこれだけあるものだと感心する。
それが別にケンカもしないで共存しているところは
まことにめでたい。
世界平和のお手本になる。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
3.
文章を練るとき、
もっともよく妙案の浮かぶのは三上(さんじょう)である、
と中国の昔、欧陽脩(おう・ようしゅう)という人が言った。
三上とは、
枕上(ちんじょう)・鞍上(あんじょう)・厠上(しじょう)である。
そういうところで、
精神は最大の自由を獲得する。
はじめから考えようとしているのではなく、
眠ろう、どこかへ行こう、用を足そう、
そう思っているとき、
思いがけず心は澄むらしい。
予想もしなかった名案が浮かんでくる。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
4.
言論を大切にするのだったら、
相手の意見を、
かりに考えを異(こと)にしても、
じっと最後まで聞く度量がなくてはならない。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
5.
(囲碁において)
下手なものは石を不必要に(一箇所に)集めたがるけれども、
上手は石をうまく散らす。
(俳句の切れ字と同様に)
日本文化の点的構造を暗示する現象としてよかろう。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
6.
聞き上手と言われる人に対して、
われわれは不思議な親近感と信頼感をいだく。
その人の前だと
普段思ってもみないようなことを
思わず口に出したりするものである。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
7.
エスカレーターには終りがある。
そんな当り前のことすら、わからない人間が大部分である。
退職になり、エスカレーター終りとなったら、
どうしてよいかわからない。
うっかりしなくても、
エスカレーター症候群にやられる。
体がおかしくなる。
心も少し変になる。
(心因性の)病気になるが、
治してくれる医学はないから、
老化するほかはない。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
8.
(本を)買った以上、
読む義務のようなものが生じやすいが、
読んでみて、これはいけない、と思ったら、
読みかけでもさっさと放り出す。
いかにも乱暴のようだが、
いやな本を読んでも得るところは少ない。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
9.
努力、人事の限界を知れば、
人生は気が楽である。
すべてを自分の責任とするのは、
いかにも、りっぱなようであるが、
その実、うぬぼれであり、
不遜である。
人間の力には限界がある。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
10.
気のおけない小グループの談笑は
ときとして発見の前触れになる。
笑いは知的爆発のあかしのようなもので、
決して不真面目ではない。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
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