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今日の
鳥の名言
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９月２６日
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1.
草の実が語る。樫の木の幹が語る。
曲がってゆく小道が語る。
真昼の影が語る。ジョウビタキが語る。
独りでいることができなくてはいけない。
（
長田弘
）
2.
たとえ、どんなに悲しくとも、十七音の字面(じづら)に悲しさが顔を出しては、俳句らしさは死んでしまう。
外形的にはどこにも悲しさや、それに類する言葉の姿が見えないでいて、一見いかにも、花鳥風月に遊んでいるようでありながら、しかも、空間から惻々(そくそく)たる哀愁が迫ってくる、というのが俳句の叙情である。
（
外山滋比古
）
3.
地上のあらゆる生物、人間も四足獣も家畜も鳥類も、
すべて愛の炎にかり立てられる。
愛はあらゆるものの帝王なり。
（
ウェルギリウス
）
4.
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
（
金子みすゞ
）
5.
世の中を 憂(う)しと恥(はじし)しと思へども
飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
（
山上憶良
）
6.
茂みを恐れる者は、
巣から鳥を取り出せない。
（
ジョン・リリー
）
7.
眠り欲(むさぼ)る小鳥のごとく夜着かむり
（
岡本眸
）
8.
美しい鳥は、必ずしも美しい羽毛からではない。
（
イソップ
）
9.
潜る鳰(にお)浮く鳰数は合ってますか
（
池田澄子
）
10.
思ふことかがやいてきし小鳥かな
（
石田郷子
）
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